★ http://www.sankei.com/west/news/141127/wst1411270006-n1.html
大食い女王も辛いよ、最強伝説もつ「アンジェラ佐藤」がカミングアウトした悲惨な“日常”
約4キロの牛肉ブロックを前に食欲を募らせるアンジェラ佐藤さん
食費は節約、店は出入り禁止
テレビでおなじみの大食いチャンピオンはやっぱりすごい。人気大食い番組の現役女王で“フードファイター”を名乗るアンジェラ佐藤さん(39)が来阪し、立ち寄った焼き肉店で焼肉6キロとデザート全種類をあっさり平らげるなど、記者の目の前で豪快な食べっぷりを披露してくれた。「胃袋の容量は8キロ」といい、現役最強の呼び声も高いアンジェラさん。しかし普段は食費節約に四苦八苦。食べ過ぎで出入り禁止になった店も多いというから、フードファイター稼業もなかなか辛いようだ。(格清政典)
焼肉の前にカレー10人前
アンジェラさんの驚異の胃袋を目の当たりにしたのは、大阪府吹田市の焼き肉店「華ぱやん江坂店」で。大阪でのイベントに出席した後、イベントスタッフら関係者とともに食事をするというので取材に行ったときだ。
同店で、食べ放題、飲み放題のサービスが受けられるとあって、「ものすごく楽しみにしていた」という。直前のイベントでカレーライス3キロ(10人前)を食べたそうだが、「カレーは飲み物(と一緒)だから…」とまったく意に介さない。
まずは塩タン3人前が運ばれてきた。スタッフらも箸を伸ばすが、とにかくアンジェラさんの食べるペースは速い。アッという間に目の前の焼き網の肉を平らげると、すぐに隣の焼き網へ手を伸ばす。
続いて、シャトーブリアンやバラ、ロースなどの赤身が次々に運ばれてきた。厳選した国産和牛を使っているだけあって、一口食べるたびに「おいしい」「脂の質が違う」と幸せそうだ。
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● いわゆる痩せの大食いと言われる人たちである。いくら食べても空腹感がなく、さらに
肥らないのである。以前のTV番組でその謎に迫っていましたが、それを理解するなら
● 炭水化物を食べると血中の飽和脂肪酸が2~3倍に上がるから、炭水化物の摂取が
健康に良くないかも? 等との発想は出てきません。
● 1万年にも亘る、人類の農耕文明をも否定する事にもつながるのです。重箱の隅のみを
突くから物事の本質が見えないのです。投資の波動でも同じです。小さな波
のみを見ていると、全く本質が見えないのです。
● 鳥瞰的に見る事で、大きな流れが見え、我々の未来の予測にも参考となるのです。
● 何故彼らは、➊何時も空腹感を感じて、大食いなのか? ➊何故大食いでも太らないのか?
これらの謎を見る事により、食後の血糖や血中の脂肪酸の上昇がいかに大切かが
理解できます。
● 食べると血糖が上がります。それを脳の満腹中枢が感知して、満腹感を覚えるのです。
満腹感を覚えると、それ以上の摂食は苦痛となります。食事は終わりです。
これが、フィードバックの機能です。変化=血糖の上昇をキャッチして
他の行動の抑制・変化が起こるのです。
● この機能が生物の基本です。変化した情報をキャッチして次の対応を決めるのです。
社会でも何処でも基本的な事です。何も変化がないなら、情報もないのと同じなのです。
● 生命は変化の連続であり、そのそのフィードバックの繰り返しそのものです。
● 大食いの彼らにあるのは、まさにそのフィードバックに問題があるのです。つまり、食事をしても
血糖がなかなか上がらないので、満腹感が生じないのです。それで延々と食べ続ける
事が出来るのです。
● ではなぜ血糖が上がらないのか? 其処が非常に重要な処です。研究では皮下にある褐色細胞が
常時働いていて、上がった血糖を直ちに利用して、消耗しているという事です。
● 褐色細胞は、新生児などの皮下に沢山あります。その仕事は体温の維持・上昇です。新生児が
冬の屋外に捨てられても、生存率が高い理由です。つまり、どんどんと熱を産生するので、
皮下脂肪が十分ある間は、生き延びられるという事です。
● その褐色細胞が、大食いの人には異常に沢山あり、常に大量の熱を発散する為に、血糖は上がらず
満腹感が生じないという事です。従って食事中の彼らの体温は異常に上がることになります。
● 常人だって食後は体温が上がります。特に脂肪のタップリある肉類を食べると体温は上がります。
これが朝食にベーコンや卵を食べる合理的な理由ともなります。体温が冷えては筋肉や
体は動きません。冷え性の人は考慮すべきことでしょう。
● 我々は食後の血糖の上昇で、満腹感を得て食事は終わるのです。それが出来ない彼らは、ある意味
可哀想な人たちです。食費と食事に一日が悩まされるのですから。
● この様に右に行き過ぎれば、左に舵を取り、左に行き過ぎれば右に舵を取るには、人間の政治とて
同じ事です。何事もフィードバックで調整が必要なのです。フィードバックのできない=
調整の出来ない=情報の変化をキャッチ出来ないと、物事は極端となるのです。
● 従って、炭水化物を食べて、血糖や血中の脂肪が増えるのは、非常に大切な生きる上では
基本中の基本となるのです。
● 炭水化物を取ると血中の脂肪酸が増えるから問題だ”と考えるおつむの程度は知れているというものです。
逆に上がらないと問題が起こるのです。複雑な生命系は、単純な発想では解決できないのです。
複雑系は、分析のみでは袋小路に陥り、本質が見えなくなるのです。
● その複雑系そのものを総合的に扱う学問が必要なのです。今の西欧医学の欠点は分析のみに
頼り、その知識を組み立てる学問に弱点があるのです。分子の動きだけでは
男女の恋愛問題は解けないし、ましてや歴史の動きも解けません。
● 恋愛は恋愛学、歴史は歴史学が必要なものです。生物は物理学だけでは解けないのです。やはり
生物学という独自の体系が必要なのです。独自の体系⁼複雑系を見つけるのが大切です。
● その意味では、BDORTの代替医学は、その人間の持つ複雑系をそのまま利用した、高度に体系化した
素晴らしい学問です。