スウェーデン、NATO加盟 200年の中立政策に終止符
米国務省でアントニー・ブリンケン国務長官(右)に北大西洋条約機構への加盟文書を手渡したスウェーデンのウルフ・クリステション首相
【AFP=時事】スウェーデンは7日、32番目の北大西洋条約機構(NATO)加盟国となった。ロシアのウクライナ侵攻を機に、200年続いた非同盟・中立政策に終止符を打った。 【写真】NATOに加盟したスウェーデンのウルフ・クリステション首相
スウェーデンのウルフ・クリステション(Ulf Kristersson)首相が7日、米首都ワシントンの国務省を訪問し、アントニー・ブリンケン(Antony Blinken)国務長官に加盟文書を手渡した。 クリステション氏は「これは大きな一歩だが、同時にごく自然な一歩でもある」「きょうは自由の勝利だ。スウェーデンはNATO加盟という自由で民主的、主権的、団結的な選択をした」と述べた。 スウェーデンのNATO加盟については、最後に残っていたハンガリーが数日前に加盟批准書に署名していた。【翻訳編集】 AFPBB News