★ http://www.mag2.com/p/news/26300
中国でも米国でもない、日本とドイツが世界の産業を独占できる理由
❶ アメリカの新興国使い捨ての投資戦略により、世界各国は自国のメイン産業をより付加価値の高いものへとシフトしていかなければならない、と断言するのはメルマガ『国際戦略コラム有料版』の著者・津田慶治さん。もちろん日本も例外ではないとのことなのですが、待っているのは明るい未来だと津田さんは説きます。
世界経済はどうなるのか?
新興国使い捨ての投資戦略を米国はしている。
❷ ブラジル、中国など反米的な国から投資を引き上げて、インドやエチオピアなど米国に友好的な国にシフトさせていくようである。
これを確実にするために、
❸ 米国は金利を上げて、投資の回収を早めて、次の投資先を定めて、次の投資サイクルにしたいのがFRBなどの中心グループが考えていることである。
これは、貧困を追放するために世界の平準化を投資行動は促進しているとも言える。
❹ 米国は世界的な貧困追放とスローガンを立てて、自国投資家の行動を正当化している。
残される新興国は、産業を付加価値の高い産業にシフトさせる必要が有り、日本はAV系から発電機、電車など重機、重電機、最先端部品方向にシフトしたが、ここは今まで欧米企業の分野であった。
中国や韓国も重機、重電機にシフトしないと、今までの組立産業は、発展途上国に持っていかれることになる。最先端部品分野は無理でも、部品分野が可能であり、今、分野調整が必要な状態である。
このように、世界経済の構造変化を起こすことになる。
日本も同様であり、
❺ 韓国や中国が日本が今まで得意としていた半導体や部品分野に入り込み、日本のお株を奪う事になる。そして、日本は欧米企業が得意とする軍事防衛機器や重機、重電機分野を取ることになる。
リニアの鉄道を見れば良い。50年も研究して、モノにしている。米国が原理を開発したが、それを実用化するまで研究を継続しなかった。燃料電池も同様である。20年の研究に上に「ミライ」はある。超伝導の研究も欧米では相当前に止めている。
研究成果が出るまでの時間が10年以内でないと研究を簡単に中止している。また、数個の例外以外の欧米大企業の研究開発費は売上の1%もない。
今後も日本は、夢に向かって、20年以上の研究を重ねていけば、日本企業に勝てる企業はない。ドイツは日本とは思考が違う。匠を作り、伝統的なものを精緻に作ることである。
欧米は益々、投資だけ度を増して、次の投資先を見つけるのに躍起になるし、IT系ベンチャーなどのノウハウの蓄積がいらない産業を起こすしかないようである。
もう1つが、まだ日本企業のノウハウ蓄積が十分でない医療関係であるが、それも、遅かれ早かれ日本企業が追いつくことになる。
結果、どうなるかは想像できる。ドイツ以外の欧米企業が追い出されて、
❻ 日本、ドイツ企業が世界の産業を独占していくはずである。中韓企業が次を追うことになる。中国、韓国は日本人技術者を雇いモノマネのノウハウを高めていることによる。
世界のボーダーがなくなると、ノウハウの蓄積を真面目に行える企業しか残れない。または、真似がすぐにできる企業が追従するしかない。
それ以外のコモディティは、発展途上国をさすらっていくことになる。
image by: Shutterstock
『国際戦略コラム有料版』より一部抜粋
著者/津田慶治
国際的、国内的な動向をリアリスト(現実主義)の観点から、予測したり、評論したりする。読者の疑問点にもお答えする。日本文化を掘り下げて解析して、今後企業が海外に出て行くときの助けになることができればと思う。
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
● 人生90年の中の各年代の役割を見れば、自ずから答えは出るはずである。老人が
お金と体力と時間のかかる、子育て≒科学・技術の開発が出来るわけがありません。
老人の役割は、自分の後継者を育てる為に、投資を行い次の世代の芽を育てる事です。
● 今の英米仏の役割は、上記の老人の役割と思えば、わかりやすいでしょう。彼らは純粋に
投資活動をして、利益を得る事をしているのみですが、結果として時代の要請に
答えている為に、投資活動の言い訳が出来るのです。
● それはそれでいいのです。投資家の利益を得る行動が、自己組織化を齎し、開発が地球規模で
起こるのです。つまり、投資とは底で買って、価値が上がれば売るという、単純な法則
ですが、その法則が自己組織化を起こし、世界中の開発を促すことになるのです。
● E=mc²という単純な式=法則がエネルギーと質量の関係を表すのようなものです。
自然は単純で美しい法則に支配されているのです。経済活動だってそうです。
利益を得るという単純な行動が、自己組織化を齎し、世界を開発するのです。
● これを見えざる神の手”表現したのですが、現代的に表現すれば、自己組織化の必然的な
動きが見えざる手なのです。投資の行動も、エリオット波動に従い世界を
またいで波を作り、世界を波の渦の巻きこむのです。
● 但し、人生が直接の生産活動のみでないように、国家の歴史も、人類の歴史も、種々な
役割があるのです。つまり飽くなき愛の収奪と成長の子供時代、独立して
子育てと仕事と社会を支える人生の真っ盛りの中年期。
● そして、人生の経験を土台に、次の芽を育てる為の選別の投資活動。この活動期が今の
英米仏の先進資本主義国の役割なのです。当然生産活動で中年の真っ盛りに
かなうわけがありません。
● しかし、何時までも親のすねかじりが出来ないように、何時までも同じ国に投資活動は
しないものです。ある程度の成長が起これば、援助は中止=青年期は終わり、
独立して自分の家庭を持ち、子を作る、自己責任の中年期が来るのです。
● 従って、中韓への援助は終わり、彼らは自己責任ですべての開発をしなくてはいけないのです。
日本は既にその自己責任の時代へと入り、世界に模範を示していますが、中韓は見ての通り、
世界へ模範を示すことが出来ずに、世界から収奪する精神が抜けない国となっています。
● 彼らはヤクザが生産的な活動をしないで、社会に寄生することで生きているように、
中韓も世界に寄生しての生き方=収奪・侵略の生き方しかできないのです。
● そのような国が、時間とお金と努力を要する科学開発は十分出来ない事は、予想出来る事なのです。
その本性がばれた時が、ヤクザとして世間から=世界から警戒を受ける事となるのです。
● 正に今がその時期に当たるのです。中韓の正念場です。本性を隠し擬態資本主義と擬態民主主義の
化けの皮が剥がれたのが、今回の中共の抗日軍事パレードと言う事なのです。
西欧はやっと彼らの本性を知ったのです。
● しかし死にゆく老人には、どうすることも出来ないのです。同時に西欧の次の時代が
武人の時代と言う事が、世界の大混乱と暗黒時代の到来を予想させるのです。
● 日本を滅ぼそうと、虎視眈々と狙う中韓朝がいる限り、日本の今後の資本主義は
気を引き締め、世界の更なる模範とならざるを得ないのです。
● 2138年からの日本の武人時代と、世界戦国時代への参加に備えて、つまり悪の中韓朝に
対抗する正義の武人になれるように、今から科学技術と製造業の大発展は
日本の宿命でしょう。今後を日本資本主義の大発展の機会とすべきです。
● これが今後来る世界戦国時代における、少ない光明となるのです。西欧は既に
老化の為の白内障で、世界の流れが十分見えないのです。
● 人類救世主の役割を果たせるのは、日本しかないでしょう。