ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

お入学

2012-02-26 | 海外子育て
「ママ、見てっ
キッチンにいた私のところにすっ飛んできた、温(18歳)。


履いていたボードショーツの腿をナデナデしながら、
「ほら~、ツルツル~
とウレシそう


えっ、すね毛かなんかの話? なっ、なに?
と思ったら、


「毛玉取ったんだ~
と、手に持った毛玉取り器を見せながら、ニッコニッコ。
「それ、ママの毛玉取り器じゃない。」
「そう、ママの部屋から持ってきたの。」
(どこにあるか、よくわかったね)


「大学生のサイト見てたら、面接に行く時は『服の毛玉を取って行け』って書いてあって、ふと自分のパンツ見たら毛玉があってさ・・・・・」
で、ママの部屋に入って毛玉取り器を取ってきて、
生涯初の毛玉取りをしたってわけね


そのサイトには、
『タトゥーは長袖長ズボンで隠せ
とも書いてあったそう
さすが、NZ


「ほんとツルツルになるね~。気持ちいい~
と盛んに自分の腿を撫でながら、ご機嫌な18歳 
意気揚々と部屋に引き上げていきました。


そのボードショーツは温の大のお気に入りで、1週間のうち5日は履いているのですが、いまだに続けている新聞配達のアルバイトのときに、斜め掛けする専用バックとの相性がワルいらしく、バッグが摺れる右腿だけ、毛玉ができてしまうのです。


「新聞配達のときははかないように
と何度注意しても、ティーンエイジャーがそのために着替えたりするわけはなく、そもそも毛玉の存在もま~ったく気にならないわけですし  
何度か毛玉を取って見せたことがあったので、本人、毛玉を取る方法は知っていました。


大学に行くということは、こんな進歩もあるわけですね。



部屋で仕事をしていると、再び温登場
今度は紙を持ってきて、
「この日とこの日は12時までだからいいんだけど~」
残りの3日は、
弁当を作れと



(温のお弁当。大の日本贔屓ですから、こんな包みが最高のよう)


ココでも言っていたように、2つのお弁当作りは自分の人生の中で、終了したんものとばかり思っていました  でもベジタリアンになってしまったので外食のチョイスも限られ、ここはひとつ、おふくろの味でしのごうということみたいです。(タダだし


しかし、サンドイッチ以外のお弁当を持ってくる大学生っているのかしら?

(私の大学時代のランチは100%外食でした。
「自分で作ったお弁当を開くときほど寂しいものはない」
と実感したので~。でも、去年日本の大学の見学に行ったとき、学食でお弁当を広げている「お弁当男子」を見かけて、ちょっと感動しました)


温の授業は毎朝8時からなので、これから今より早く起きなきゃ~


そんなこんなのお入学準備も終了。本人今は鼻歌交じりでシャワー中。
明日から大学生ですっ

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