ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

メデ鯛

2012-02-08 | 料理・食べ物・外食
誕生日の昨日、友人から釣りたての鯛をもらいました。

写真よりも本当はもっとピカピカで美しく、新鮮でした。
氷から出してくれたときには、生きているかのようでした。
大きい方が40cmちょっと。
小さい方が30cmちょっと。



「いつも100匹ぐらい釣れるんだけど、今日は少なかった。」
ということで、10数匹釣れたようでした。たくさん釣れるときは30cmぐらいの小ぶりのものは(30cm以下のものは釣ることを禁じられています)、
逃がしてしまうとよく聞きます。


でも、30cmって十分大きいですよね~
さっそくおろして、小さい方は鯛飯、大きい方は中華風蒸し魚にしました。


遊びに来ていた日本からの友人は本格的な太公望。北は北海道、南は鹿児島まで釣り歩いているそうですが、その彼曰く、
「鯛は骨が旨い!」


これはもう120%納得な話。何を隠そう(いや隠しませんが)、毎週毎週鯛のカマを4、5個買っては1週間分のだしをとっている西蘭家。他の魚のカマや骨でも試してみましたが、鯛には比べようもありません。鯛の骨から染み出るだしは魔法のようで、和洋中なんにでも合うと思います。


ということで、骨は宝
鯛飯も半身は骨付きのままにして焼き、それから炊きました。
蒸し魚はもちろん、1匹丸々蒸します。


「日本じゃ鯛は特別な魚なのよ。めでたいって言うでしょ?」と食卓を囲みながら言うと、温(18歳)が、
「でも、目が出てないじゃん!」









そうでした。炊くにも蒸すにもあまりにも大きすぎて、カマは落としてだしをとり、おすましにしてしまいました。なので確かに目が出てない


でも、ワイワイガヤガヤ鯛のおかげで楽しい誕生日の夕食になりました。
(まさか誕生日にこんな大きな魚をおろすことになるとは
ちゃんとした包丁を持っていないので、大変なのです、ハイ)


 
友人とこの日にやって来てくれた鯛に感謝
(だしはまだまだ楽しめます。今日は味噌汁かシーフードチャウダーか?)




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