旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

崇福寺護法堂

2011年08月12日 | 旅 歴史
 長崎県長崎市鍛冶屋町にある崇福寺の護法堂です。
 護法堂は享保16年(1731)中国工匠によって再建された堂宇です。中央に観音堂、右が関羽を祀る関帝堂、左に韋駄天を祀る天王殿があります。即非が書いた扁額の「護法蔵」から護法堂と呼ばれるようになりました。
 軸部は中国で切り組み、唐船で運び、日本人棟梁が建てたと思われます。天井や木の組み方、扉などは中国様式、破風や懸魚などは日本様式です。鐘鼓楼と同じく日中工匠の合作と考えられます。国の重要文化財に指定されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
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