フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月1日(火) 晴れ後曇り

2008-01-02 02:43:57 | Weblog
  新年明けましておめでとうございます。
  この一年が皆様にとって幸多いものであることをお祈り申し上げます。

  8時半ごろ起床。一階の掘り炬燵のある居間でお節料理を並べる。例年はもう少し遅くまで寝ているのだが、今年は娘が元日からお台場でバイトがあるため、娘の出勤時間に合わせてみんなが早起きをしたのである。もっとも私はここで油断をしてお節料理をパクつくとお腹の調子がまた悪くなるおそれがあるので、煮物類をほんの少しつまんで、お雑煮を食べておしまい。

        

  10時ごろ年賀状が届く。例年だとお昼前後になるのだが、民営化のせいか、あるいはたんに配達の順路が変更になったのか。こちらが出していない相手からの年賀状に返信を書いて、近所のポストに投函する。外出したついでに駅の方まで歩いてみたが、元旦から開いている店はあまりない。百円ショップがやっていたので先日購入したデジタルカメラを首から提げるためのストラップを買った。初買である。初買は正月二日にするものとされているが、昔は元日から営業している店などなかったからだろう。

  初買の異国書インキ匂いけり  吉田洋一

  その後は深夜まで原稿書き。正月に仕事をすることは辛いことではない。普段から平日の昼間に街を散歩したり、土日に授業の準備をしたりと、世間一般の時間割とは無関係にやっているので、どうってことはない(と強がってみせる)。辛いのはお節料理やお汁粉を腹いっぱい食べられないことのほうだ。いまもフィールドノートの更新作業をしながら、かなりの空腹を感じている。でも、がまん、がまん。