8時、起床。今日の2限は教場試験だ。ソーセージ、トースト、紅茶の朝食をとり、いつもよりも早めに家を出る。
教室に入ると明らかに普段の授業のときより出席者が2、3割多いように思う。元々教室定員(400人)と同じ数の学生が受講しているので、全員が席に着くまでが一苦労である。「荷物を隣の座席に置かないでね。後から来た人が座りにくいから」、「いま入ってきた人、前の席が空いてますよ」・・・演壇でマイク片手にしばらくこんな感じでやってました。小劇場の観客誘導係みたいだ。事務所から派遣された大学院生6名が学生の誘導や答案用紙の配布・回収を手伝ってくれる。さらに私のリクエストに応えて全部の答案を学籍番号順に並べ替えてくれた。時間のかかる作業だが、これをやっておいてもらうと後で点数を成績簿に転記するとき助かるのだ。答案の枚数は388枚。97%の受験率はさすがに全員1年生だけのことはある。

さて、お楽しみはこれからだ・・・
昼食は「たかはし」の刺身定食。このところ「秀永」の中華料理が続いたので、今日はヘルシーにいくことにした。勘定を払うときに手拭を頂戴する。そうか「たかはし」に来るのは今年は今日が最初であったか。今年もお世話になります。
スロープで学生が早稲田交響楽団(ワセオケ)の定期演奏会のチラシを配っていた。私は「コンサート会員プラス」(年会費5千円)というものになっているので、定期演奏会はすべて無料であるが、黙っていてもチケットが送られてくるわけではなく、その都度申し込む必要がある。うっかり忘れるところだった。さっそく研究室のパソコンからワセオケのホームページにアクセスして、2月16日(東京芸術劇場)と3月23日(サントリーホール)の演奏会のチケットを申し込む。
教員ロビーに行ったら草野先生がいらしたのでしばし雑談。今日は授業のない日だが、学生との面談があって来られたそうだ。草野先生は複合文化論系の所属だったが、4月からわが現代人間論系に移籍されることが決まっている。さっそく私がコーディネーターをしている「現代人間論系総合講座1 現代人の精神構造」(春期・火曜3限)に参加していただくことになった。今年度のメンバー4名(安藤先生、大藪先生、田島先生、私)に草野先生が加わって、来年度は5名で講座を展開する。安藤先生と同じく文学から見た人間研究だが、英文学とロシア文学の違いなのか、パーソナリティの違いなのか、研究のスタイルや授業での語り口はずいぶんと違う。受講生にはその辺りを楽しんでもらいたい(私も楽しみにしている)。ちなみに草野先生の講義(2回)のタイトルは「恋愛と金銭」である。
帰りがけにあゆみブックスで以下の本を購入。
中井亜佐子『他者の自伝 ポストコロニアル文学を読む』(研究社)
布施哲『希望の政治学 テロルか偽善か』(角川学芸出版)
ローレンツ・イェーガー『アドルノ 政治的伝記』(岩波書店)
八木茂樹『「歓待」の精神史 北欧神話からフーコー、レヴィナスの彼方へ』(講談社)
水島宏明『ネットカフェ難民と貧困ニッポン』(日本テレビ)
先日皮の鞄を購入したばかりの丸の内OAZO地階の「アウトパーツ」を覗いて、お揃いのデザインの皮の財布と小銭入れを購入しようかどうしようか、かなり迷って、結局、買わずに出てきた。私がいま使っている財布は上着の内ポケットに入れて使う長方形の財布で、札入れと小銭入れが一体化している。携帯には便利であるが、どうしても小銭で財布が重くなる、野暮ったい、という欠点がある。それで一度、札入れと小銭入れを別々にしてみたいという欲求があるのだが、いざ、そうしてみようかという段になると、両者が別々だと支払いのときに手間がかかるんじゃないかという思いがどうしても頭をもたげてくる。今日もそれで購入に踏み切れなかった。気に入ったデザインのものはあったのだが・・・。どなたか、体験談を教えてはくれませんか?
夜、今日の「ライフストーリーの社会学」の教場試験を体調不良で欠席した学生が、メールで追試の有無を尋ねてきた。追試というのは試験を受けたが点数が悪くて単位を取れなかった学生が受けるもの(再試験という)で、彼の場合は試験そのものを受けていないわけだから再試験ではなくて未済試験を受けることになる。未済試験はどの科目も2月12日に実施される。その未済試験を受けるためには1月23日・24日の両日に事務所に行って申し込みしなければならない。その際、試験を休んだ理由が問われるわけだが、病気が理由の場合は医師の診断書が必要ではなかったと思う。ただし、体調が悪すぎて病院にも行けずに寝ていたというケースもあるであろうから、とにかくまずは事務所に行って相談しなさいとメールを返す。大学ということろは、カンニングとかレポートの剽窃などの不正行為に対してはきわめて厳しいが、同時に、未済試験や再試験といったセーフティネットのシステムも整っている。ただし、それを知らずに何もしなければセーフティネットからもこぼれ落ちてしまう。とにかく何かしくじってしまったときはすぐに事務所に行って相談してみることである。
教室に入ると明らかに普段の授業のときより出席者が2、3割多いように思う。元々教室定員(400人)と同じ数の学生が受講しているので、全員が席に着くまでが一苦労である。「荷物を隣の座席に置かないでね。後から来た人が座りにくいから」、「いま入ってきた人、前の席が空いてますよ」・・・演壇でマイク片手にしばらくこんな感じでやってました。小劇場の観客誘導係みたいだ。事務所から派遣された大学院生6名が学生の誘導や答案用紙の配布・回収を手伝ってくれる。さらに私のリクエストに応えて全部の答案を学籍番号順に並べ替えてくれた。時間のかかる作業だが、これをやっておいてもらうと後で点数を成績簿に転記するとき助かるのだ。答案の枚数は388枚。97%の受験率はさすがに全員1年生だけのことはある。

さて、お楽しみはこれからだ・・・
昼食は「たかはし」の刺身定食。このところ「秀永」の中華料理が続いたので、今日はヘルシーにいくことにした。勘定を払うときに手拭を頂戴する。そうか「たかはし」に来るのは今年は今日が最初であったか。今年もお世話になります。
スロープで学生が早稲田交響楽団(ワセオケ)の定期演奏会のチラシを配っていた。私は「コンサート会員プラス」(年会費5千円)というものになっているので、定期演奏会はすべて無料であるが、黙っていてもチケットが送られてくるわけではなく、その都度申し込む必要がある。うっかり忘れるところだった。さっそく研究室のパソコンからワセオケのホームページにアクセスして、2月16日(東京芸術劇場)と3月23日(サントリーホール)の演奏会のチケットを申し込む。
教員ロビーに行ったら草野先生がいらしたのでしばし雑談。今日は授業のない日だが、学生との面談があって来られたそうだ。草野先生は複合文化論系の所属だったが、4月からわが現代人間論系に移籍されることが決まっている。さっそく私がコーディネーターをしている「現代人間論系総合講座1 現代人の精神構造」(春期・火曜3限)に参加していただくことになった。今年度のメンバー4名(安藤先生、大藪先生、田島先生、私)に草野先生が加わって、来年度は5名で講座を展開する。安藤先生と同じく文学から見た人間研究だが、英文学とロシア文学の違いなのか、パーソナリティの違いなのか、研究のスタイルや授業での語り口はずいぶんと違う。受講生にはその辺りを楽しんでもらいたい(私も楽しみにしている)。ちなみに草野先生の講義(2回)のタイトルは「恋愛と金銭」である。
帰りがけにあゆみブックスで以下の本を購入。
中井亜佐子『他者の自伝 ポストコロニアル文学を読む』(研究社)
布施哲『希望の政治学 テロルか偽善か』(角川学芸出版)
ローレンツ・イェーガー『アドルノ 政治的伝記』(岩波書店)
八木茂樹『「歓待」の精神史 北欧神話からフーコー、レヴィナスの彼方へ』(講談社)
水島宏明『ネットカフェ難民と貧困ニッポン』(日本テレビ)
先日皮の鞄を購入したばかりの丸の内OAZO地階の「アウトパーツ」を覗いて、お揃いのデザインの皮の財布と小銭入れを購入しようかどうしようか、かなり迷って、結局、買わずに出てきた。私がいま使っている財布は上着の内ポケットに入れて使う長方形の財布で、札入れと小銭入れが一体化している。携帯には便利であるが、どうしても小銭で財布が重くなる、野暮ったい、という欠点がある。それで一度、札入れと小銭入れを別々にしてみたいという欲求があるのだが、いざ、そうしてみようかという段になると、両者が別々だと支払いのときに手間がかかるんじゃないかという思いがどうしても頭をもたげてくる。今日もそれで購入に踏み切れなかった。気に入ったデザインのものはあったのだが・・・。どなたか、体験談を教えてはくれませんか?
夜、今日の「ライフストーリーの社会学」の教場試験を体調不良で欠席した学生が、メールで追試の有無を尋ねてきた。追試というのは試験を受けたが点数が悪くて単位を取れなかった学生が受けるもの(再試験という)で、彼の場合は試験そのものを受けていないわけだから再試験ではなくて未済試験を受けることになる。未済試験はどの科目も2月12日に実施される。その未済試験を受けるためには1月23日・24日の両日に事務所に行って申し込みしなければならない。その際、試験を休んだ理由が問われるわけだが、病気が理由の場合は医師の診断書が必要ではなかったと思う。ただし、体調が悪すぎて病院にも行けずに寝ていたというケースもあるであろうから、とにかくまずは事務所に行って相談しなさいとメールを返す。大学ということろは、カンニングとかレポートの剽窃などの不正行為に対してはきわめて厳しいが、同時に、未済試験や再試験といったセーフティネットのシステムも整っている。ただし、それを知らずに何もしなければセーフティネットからもこぼれ落ちてしまう。とにかく何かしくじってしまったときはすぐに事務所に行って相談してみることである。