フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月7日(月) 曇りのち雨

2008-01-08 08:32:17 | Weblog
  合宿から帰る。午前10時にセミナーハウス前をバスで出発し、首都高でいつもの渋滞に巻き込まれることなく、12時ちょっと前に東京駅前に到着。すごい。往きは1時間半であったから、往路・復路ともに区間新記録である。蒲田に戻り、「鈴文」で昼食をとる。今年最初のとんかつ定食である。
  合宿ではグループ発表を5本(1本あたり2時間)と、最後に「ワーキングプア」(海外編)の録画を見て全員に意見を述べてもらった。懸案の原稿の方は、朝の時間と二日目の午後のレクリエーションタイムに部屋にこもって1章分を書き上げたが、2章分は無理であった。夜のコンパの時間に部屋にこもれば書けたであろうが、それは無理というものである。初日のコンパではTVドラマフリークのK君とTVドラマ談義に花を咲かせた。K君曰く「これで念願が叶いました」。二日目のコンパでは学生の中で一番将棋の強そうなM君と将棋を指しながら、Hさんとジェンダー問題についておしゃべりをした。生身の人間と将棋を指すのは実に久しぶりであったが(コンピューター相手にはよく指している)、私の角落ちで二番指して、私の二勝。M君は勝負どころでズバッと飛車を切って来るなど、勝負勘はなかなか鋭いものがある。番数をこなしてうっかりミスがなくなれば、どんどん強くなるであろう。Hさんはグループ発表で取り組んだテーマを授業中のことだけにしておかないで、自分の問題として考え続ける姿勢がとてもいい。「からんですみませんでした」と翌朝言っていたが、とんでもない、学生とそういう話をするのは教師としての張り合いがあるというものだ。
  帰宅して、大学院と学部の講義要項を書く。学部の方はWeb入力で今夜の12時がタイムリミット。11時半に入力完了。やれやれ。この3日間、往復のバスのシートも含めて、一体、何時間イスに座っていたであろうか。肩と背中の筋肉がコチコチである。

        
                   鴨川セミナーハウス