フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月10日(水) 曇りのち小雨

2010-02-11 08:47:10 | Weblog

  6時、起床。夕べは早寝だったのだ。小雀が野良猫に襲われ瀕死の重傷を負う夢を見る。これはダメだと思いつつぐったりした小雀を掌に乗せると、キリストの復活のように、奇跡的に息を吹き返すのである。そこで目が覚めた。ハムトーストと紅茶の朝食。今日は寒さが戻った。答案の採点作業を家を出るギリギリまで続ける。9時に家を出て、大学へ。

  大学は入試のシーズンを迎えて、受験生のための教室案内の掲示がそこかしこに設置されている。明後日はわが文化構想学部の試験。受験者数は1万683名で(募集人数は570名)、前年比104.6%の微増である。
  10時から大学院の社会学コースのドクターの2次試験(面接)。昼食は「たかはし」の刺身定食。今日の鮪は脂がのって美味しかった。
  研究室に戻って答案の採点。寸暇を惜しんでやらなばならない。1時から社会福祉士資格関連科目についての打ち合わせ。それが3時に終って、長田先生と一緒に早稲田社会学ブックレットの件で目黒の学文社へ出向く。会合が終って帰る頃に、ちょうど刷り上ったばかりの『社会学年誌』51号が印刷所から運ばれてきた。外に出ると小雨が降り始めていた。

   7時ちょっと前に帰宅。風呂、夕食の後、採点作業再開。深夜まで続ける。今回はいつもより少々「F」(不可)が多いような気がする。それも書けなくて「F」なのではなく、それなりの分量が書いてあるのだが、内容が設問に即していないための「F」が多い。たとえば、ハンバーグの作り方を尋ねているのに、お好み焼の作り方を答えているみたいな。たぶん本人もそれはわかっているはずだが、とにかく何か書いておけというつもりなのだろう。しかし、だめなものはいくらたくさん書いてもだめである。0+0+0+・・・・=0。量が質に転化することはないのである。わかってね。