8時、起床。炒飯の朝食。9時半に家を出て大学へ。10時半から教授会。通常は教授会は毎月第三水曜日の午後と決まっているのだが、入試シーズンは回数も多く、曜日や時間帯も不規則である。教授会が終ったのは1時近かった。昼食は「メーヤウ」でとる。ひさしぶりで食べたポークカリーは辛さがアップしているように感じた(実際にはアップしてないと思います)。
教員ロビーのメールボックスに卒業生のNさんから葉書が届いていた。一文の人文専修の学生だったが、私が卒論指導を担当した。卒論の正確なタイトルは忘れたが、倉本聰の『北の国から』を素材にしたものだった。出身は北海道ではなく長野だったと思う。97年3月の卒業だから、卒業後14年が経過し、いま30代の半ばである。私が早稲田大学に赴任して間もない頃に教えた学生の一人である。葉書には去年の4月に13年勤めた会社を辞めて独立したこと、12月に長くお付き合いされていた方と結婚したことが書かれていた。城山三郎の言い方を模倣すれば、「そうか、君はもう独身ではないのか」である。淋しい限りである(笑)。でも、おめでとう。
帰宅し、一服してから、ジムへ行く。60分のウォーキングで500キロカロリーを消費する。「シャノアール」でレモンスカッシュを注文して本を読む。商店街を歩いていたら電器屋さんの店先のTVで、メジロ17羽を捕獲して自宅で飼っていた69歳の男性が鳥獣保護法違反の疑いで書類送検されたというニュースをやっていた。メジロは申請すれば一世帯1羽なら飼ってもいいことになっているが、17羽とはね・・・。それはいかんだろ。ちなみに雀は申請しても飼えないことになっている。私? 飼っているわけではなく保護しているのである。空に放しても戻ってきてしまうのである(ホントだよ)。
夜、2月5日に放送されたのを録画したおいて藤田まこと主演のドラマ『剣客商売スペシャル 道場破り』を観る。まさか彼の遺作になるとは思わなかった。藤田まことといえば「必殺シリーズ」の「中村主水」だが、私にとっては、その前に、『てなもんや三度笠』の「あんかけの時次郎」であり、「あたりまえだのクラッカー」である。当時、前田のランチクラッカーにはコンソメスープ(固形)が付いていて、それを熱いお湯でカップに溶いで、クラッカーと一緒に食すというのは、小学生のおやつとしてはとてもハイカラなものだった。