フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月9日(水) 晴れ

2011-03-10 02:32:35 | Weblog

  8時、起床。卵かけご飯の朝食。11時頃、自宅を出る。JR蒲田駅から京浜東北線に乗る。いつもと同じようだが、いつもと違うのはそれが東京方面往きの電車ではなく、反対の横浜方面往きの電車であることだ。金沢に行けないので、鎌倉に行くことにした。いざ、鎌倉。金沢と鎌倉は、歴史と文化があること(美術館も多い)、海があること、評判の食事処やカフェがたくさんあること、などの共通点がある。高校生の頃から鎌倉にはよく行った。平日に学校をさぼっていったことも何度かある。好きな街なのだ。同じ路線でも、いつもと反対方向の電車に乗ると、旅の気分になる。どんどん日常的世界から遠ざかっていく感覚。


横浜駅のホームにて

  横浜で横須賀線に乗り換えて、鎌倉まで行き、江ノ電に乗り換えて、江ノ島まで行く。江ノ島に行きたいというよりも江ノ電に乗りたかったのだ。

  江ノ島の参道沿いの「磯料理かいしま」で昼食をとる。鯵のたたきとしらす丼(1500円)。新鮮でしらすもたっぷり。追加でさざえのつぼ焼き(1200円)を注文。海の養分が凝縮したような肝の苦味がいい。大いに満足。

  江ノ島見物はそこそこに、江ノ電に乗って由比ガ浜まで戻る。海は高いところから見るよりも、波打ち際で見る方がいい。

  若宮大路を鎌倉駅まで歩き、そのまま小町通りへ。草餅やみたらし団子を頬張りながら歩く。

  小町通りは賑やかだが、一歩脇道に入ると、途端に静かになる。川喜多映画記念館と鏑木清方記念美術館を見物する。見物人は前者は私一人、後者は私を入れて二人だった。入館料はどちらも200円。喫茶店に入るより安上がりで一息つける。

   鳩サブレをお土産に買って帰る。6時に蒲田に着き、「シャノアール」で日誌をつけてから帰宅。