フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月10日(木) 晴れ

2011-03-11 02:28:15 | Weblog

  8時半、起床。いつもより朝寝坊。昨日、半日歩き回って疲れたのだろう。シューマイの朝食。先日収録した基礎講義(総説)のビデオをチェックしていて言い間違いを発見する。これは撮り直した方がよいと判断し、スタジオの担当者に電話をして、来週の水曜日に時間を作ってもらう。
  昼から大学へ。昨日に続いて今日もよく晴れている。「maruharu」で昼食。ハムカツサンドとアイスカフェラテを注文。ホットドッグを追加注文。

  教員ロビーにゼミ論集96冊が届いていた。明日だと思っていたので、ちょっとしたサプライズ気分。4年生に3冊(本人とインタビュー対象者の分)、3年生と2年生には1冊ずつ。現代人間論系室と戸山図書館に各1冊寄贈。これで93冊。残りの3冊は私の分(書き込み用1冊、自宅用1冊、研究室用1冊)。予算が限られているので、必要な分だけしか作らなかった。過去の調査実習の報告書は多目に作ったために残部がけっこうあり、ただでさえ手狭な研究室をより一層狭くしてしまっている。ゼミ論集についてはそういうことにならないように気をつけないとならない。

  明日が締め切りの個人研究費と実験実習費の請求書と領収書を整理して事務所へ持っていく。もう1円も残っていない。
  帰りがけに「成文堂」に寄ったら、「ワセクラ2011楽勝・必聴科目登録マニュアル」が出ていたので、教務用資料として購入する。お行儀のいい「マイルストーン」に比べて、こちらはゴシップ的な面白さがある。たとえば、私と石黒先生が組んでやった演習「現代人と家族」についてはこんなことが書かれている。

  「現代の家族について学ぶ。核家族についての意外な事実を知れるなど、かなり面白い。教科書の章ごとにグループ編成をするため興味のある分野を学べるが、章ごとに発表の難易度が違う。グループ発表をしディスカッション。先生は上手なプレゼンの仕方、レポートの書き方などをレクチャーしてくれるのでためになる。先生は新米であまり面白いことを言わないが、にこにこしながら話し、発表の相談にのってくれる。」

  「先生」が二度出て来るが、最初の「先生」は私のことで、後の「先生」は石黒先生のこと。「にこにこしながら話し」のところは思わず笑ってしまった。その通りだから。
  「神戸屋レストラン」でパンを買って帰る。朝食用のつもりだったが、夕食がポトフだったので、パンを食べる。

  深夜、TSUTAYAでレンタルしてきた石井裕也監督の『川の底からこんにちは』を観る。主演は満島ひかり。女の強さをコミカルに、そして鮮やかに描いた作品だ。満島ひかりがとてもいい。