フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月2日(木) 雨のち曇り、夜は星が出る。

2017-03-03 11:49:16 | Weblog

7時、起床。

忙しさの大波は越えたものの、まだ余波が残っている。午前中は朝食抜きですぐに机に向かう。

昼近くになって、トースト(+目玉焼き)、サラダ、牛乳、紅茶の朝食兼昼食。

午後は波は穏やかになったもののまだ家を空けることはできない。

滞ってしまっているブログの更新や、『騎士団長殺し』の続きを読む。

夕食はジンギスカン。

 

数日前にゼミ生のM君から就活でOB訪問をしたいのですがという相談のメールが届く。忙中だったので、ようやく今日返事をする。いくつかの業界が書かれていたので、優先順位をつけてくれとリクエストすると、出版業界が一番行きたいところで、第一志望はK社とのことだった。二文の卒業生でK社で働いているFさん(一年生のときの基礎演習の学生だった)にこういう学生がいるのだが対応していただけますかと問い合わせる。すぐに「大丈夫です、大久保先生からの頼みを断るなんて、ありえないことです!どうぞどうぞ。」と返事が来た。う~ん、そうか、「断われない依頼」なのか。それは「命令」と同じである。自分の「権力」について再認識する。迂闊に行使はできないなと思う。M君にFさんの連絡先を伝え、くれぐれも失礼のないように言う。

2時半、就寝。


3月1日(水) 晴れ

2017-03-03 10:30:24 | Weblog

8時、起床。

雨戸を開けると、お泊りをして明け方に外に出た野良猫のなつがまた室内に入ってきた。かまったほしいようだったので、膝に乗せて(私が椅子に腰を下ろすと自分から乗って来るのだ)よしよしをしてやる。朝からか。

今日から3月だ。もう3月か。

カレンダーの図柄も猫だ。「三月のライオン」(棋士が主人公の人気の将棋コミック・アニメ)ならぬ、「三月の猫」だ。

トースト、サラダ、紅茶の朝食。

ドレッシングが今日から新しいものになった。

今日は午前中から忙しい。忙しさのレベルの最大値を「10」とすると、今日はその「10」だ。私は忙しいのが嫌いだ。忙しいという心の状態が嫌いだ。「忙」という字は「心を亡くす」と書く(金八先生か)。だから忙しいときでも忙中閑有を心がけている。たとえば作業の合間に『騎士団長殺し』をチビチビと読むとか。しかし、今日はひたすら忙しく、その中にひとかけらの閑を見出すこともできない。

昼食は近所の「蒲田屋」で買ってきた海苔巻、太巻き、稲荷ずしのパック。食卓でなく、書斎のデスクで食べる。会社員みたいだ。

午後、『変容する社会と社会学』(学文社)の編者3人が目黒駅で待ち合わせ、喫茶店で相談の後、出版社に出向く。

*写真は出版社のビルではありません。途中にある目黒雅叙園です。5月に卒業生のサキさん(本ブログによく登場する)がここで結婚式をあげることになっている。

出版社ではあれこれの細かい話を詰める。夕方までかかったが、これで編者3人そろっての訪問は最後だろう。

夕食はピーマンの肉詰め、サラダ、味噌汁、ご飯。

デザートは共同編者のIさんから今日いただいたマドレーヌ。

夕食後も忙しさは続き、日付が変わる頃にようやくピークを越えた。

風呂を浴びてから、『騎士団長殺し』を一章分読んで、2時、就寝。