フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月7日(火) 曇り一時雨

2017-03-08 11:04:22 | Weblog

7時、起床。

トースト、サラダ、紅茶の朝食。

午前中に家を出て、大学へ。

早稲田駅を出てところにあるファミマ。以前は本屋「啓文堂」があった場所だ。コンビニ+ドラッグストアという新しい形態だったが、今月末でドラッグストアの方は閉店とのことである。

入試が終わり、卒業式まではまだ間があるこの時期、キャンパスは閑散としている。春休みのキャンパスだ。

2年半のドイツ暮らしに幕を下ろして、3月1日に本帰国した卒業生のユミさん(論系ゼミ一期生)が研究室にやってきた。お帰りなさい。

「 飛行機に乗って帰ってきました」の舞い。このパフォーマンスはシリーズ化しそうな予感がする(笑)。

お土産にいただいたチョコレートをつまみながら、現在進行中の彼女の就活の話を聞く。大学や大使館で語学を生かした仕事ができたらとのことである。

「たかはし」に昼食をとりに行く。

私は肉豆腐定食。

ユミさんは焼き魚(ブリの照り焼き)定食。ドイツはパンは美味しかったが、魚料理が食べられなかったとのこと。

髪を後ろに束ねて、「さあ、食べるわよ」。

どうぞ召し上がれ。肉豆腐もちょっとわけてあげますからね。「ほ、ほんとですか!」

食後のコーヒーは斜め向かいの「ぷらんたん」で飲みましょう。

ケーキを食べるつもりがなく、単純に食後のコーヒーを飲みたいときは、ここに来ることが多い。

いつも一人で来る店で、卒業生と来たのは初めてである。(卒業生と来る早稲田のカフェといえばやはり「カフェゴト―」だ)。

研究室では就活の話を聞いたが、ここでは同時進行中のもう一つのプロジェクト、婚活の話を聞いた。普通はこの二つのプロジェクトは時間差を置いて行われる。大卒女性の場合で言えば、20代の初期に就活、20代後半以降に婚活ということになる。しかし、彼女の場合は、退職をしてドイツへ行ったので、二つのプロジェクトのタイミングが重なることになったのである。単独でもかなりのエネルギーを必要とするところを、それがダブルであるわけだから、さぞかし大変だろうと想像するのだが、彼女の明るい表情を見ていると、ドイツでよほど充電してきたに違いない(笑)。

帰国したらとりあえず顔を出そうと約束していた「SKIPA」へ。 小雨がぱらついて来た。

店内はお客さんで混んでいたが、あらかじめ連絡を入れておいたので、席は確保されていた。

バナナとクルミのパウンドケーキとホットチャイを注文。

バナナとクルミのパウンドケーキは最後の一皿だったので、シェアしていただく。

婚活の話を続ける。改めて彼女の結婚願望の強さを知る。彼女の理想の女性は「相撲部屋の女将さん」なのだそうである。そして自分にはそれが務まるだろうという自信をもっている。ただし、男性は筋肉質の人がいいそうである。う~ん、千代の富士タイプですね。

彼女にカマキリのポーズをとってもらった。でも、これはカマキリというよりも、クワガタですね。昔、私が中学生の頃、カルメン・マキという混血のフォークシンガーがいた。長い黒髪と愁いを帯びた表情が印象的だったが、彼女の歌った『時には母のない子のように』という歌が大ヒットした。いま、私の目の前にいるのは、「早く母になりたい」と歌うカマキリ・ユミである(笑)。

 今回、宙太さんとのんちゃんには彼女の婚活にご協力いただいている。お店が空いて来た頃合いを見計らって、今後の段取りの打ち合わせをしてから、店を出る。

しばらく降っていた雨も上がった白銀公園でポートレートを撮ってから、飯田橋の駅まで歩き、彼女とはそこで別れた。

プロジェクトの中間報告(いかなり最終報告の可能性もある?)を待っています。

夕食は餃子、サラダ、豆腐のオクラ、玉子とワカメのスープ、ご飯。

餃子は二人で20個ほど(半々ではありません)。

WBCの日本対キューバの大味な打撃戦で放送時間が遅れた『カルテット』第8話は大人の四角関係。すずめちゃん(満島ひかり)がなんともいじらしい。すずめちゃんは何歳の設定だったっけ? あれほど純真な心をもった大人の女性がいるのだろうか? いや、きっといるのだろう。私が知らないだけなんだ。世界は広い。そして最後に衝撃の事実が明らかになる。来週も万難を排して定刻にテレビの前に座らねばならぬ。楽しみだ。