フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月20日(水) 曇り

2017-09-21 10:10:25 | Weblog

8時、起床。

バター&ジャムトースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

11時半に池上駅で卒業生のエミさん(左)、ミサさん(右)と待ち合わせる。2人は同じ論系ゼミ2期生である。

ミサさんとは7月に、エミさんとは8月に会ったばかりだが、ミサさんが再就職を決め、来週の月曜日から働き始めるため、平日にランチができるのも今週限りということで、同期で育休中のエミさんにも声をかけ(ミサさんはまだエミさんのお子さんのカズマ君と会ったことがなかいので)、3人でランチをしましょうということになったのである。

ランチの場所は池上駅から徒歩5分ほど、本門寺の近くの住宅街の中にある「ゴンジャ」というご飯処。ミサさんがネットで調べて予約をしてくれてた。

テーブル席と畳席があり、われわれは畳席に。

ランチメニューはお任せの日替わりである。どんどんお皿が出て来るので、一体、何皿出てくるのだろうと思った。これで一人前。ちょっとした民宿の夕食くらいあるのではないだろうか。

鮪のお刺身。

鰯の味噌煮。

鮪のカマ焼き。

刺身と煮魚と焼き魚がフルセットで出て来るとは驚いた。

カボチャの中に入っているのは茶碗蒸しみたいな食感の蒸し物だった。

写真を撮って、食べ始めてから出て来たサラダ、お新香、白和え。

食後に黒豆茶とメロン。

以上で1300円也。

カズマ君はわれわらの食事中、畳の上に寝かされていたが、ずっといい子にしていてくれた。

月齢5カ月で、前回から1か月半ほどなので目立った変化はありませんとエミさんは言ったが、いやいや、笑顔がより子どもらしくなってきたように思う。

まだ人見知りは始まっていないが、ちょっとキョトンとした顔をしている。

腹ごなしの散歩に本門寺へ。

エミさんとはカズマ君がまだお腹の中にいた去年の12月に来たことがある。

ミサさんは本門寺は初めて。池上の3つ隣の御嶽山(おんたけさん)にお住まいだが、6月末に中国から帰国したばかりなので、池上線沿線のことはまだあまり知らない。来月11日~13日に「お会式」という一大イベントが本門寺であるということを教えて差し上げる。

 

大堂に参拝する。

本門寺公園へ。

ツーショット(スリーショット?)ばかりではなんですから、ピンのポートレートも撮りましょう。 

エミさんはピンというわけにはいきませんが(笑)。抱っこ紐の中でカズマ君は眠っている。

「本日の浮遊」写真はミサさんだけ。

本門寺から、池上駅を経て、徒歩15分ほどの住宅街の中にある「カフェ・ヴァリオ」。初めて訪れるカフェだが、ブログの読者の方から「お子さんのいる教え子の方とぜひ」と 勧められらカフェである。

訪問したときは、一階で雑誌の撮影が行われていたので、二階席に通された。隣りの席には母親と双子のお子さんが二組いらした。双子の会というものがあるのだそうである。お子さんは全員幼児で、にぎやかである。

カズマ君、ここでなら遠慮なく騒げるよ(笑)。

 撮影が終わってようなので、一階席へ。テラスではまだ撮影が続いていた。

だいぶ歩いて喉が渇いたので、みんな冷たいドリンクを注文。

われわれが座ったのはソファーと座布団の組み合わせの席。これはいい。

 

いろいろな組み合わせで写真を撮りましょう。

われわれが写真を撮り合っていると、お店の方に「娘さんですか?」と聞かれた。見た目は似ているとは思えないが、年齢差からはそう見えるのだろう。「教え子なんです」と私。「大学のときのゼミの先生なんです」とミサさん。「そうなんですか!いいですね~」とお店の方。

お店の方が撮影に使ったランチプレートを見せてくれた。

「phono kafe」と同じくマクロビューティックの料理で、日替わりとのこと。今度はこれを食べにきますね。

「本日のおやつ」と紅茶(エミさんはアイスティー)を注文。 

カシューナッツの下地に苺のジェラード。

ミサさんから本をいただいた。お菓子をいただくことはよくあるが、本のプレゼントは初めてかもしれない。

 犬山紙子『私、子ども欲しいかもしれない。』(2017年、平凡社)

ミサさんは「産む女性・産まない女性ー選択できる社会の中でー」というゼミ論を書いたが、そのときの問題意識はいまも持続しているようである。「ゼミ論を書いているときにこの本が出ていたらよかったのに。私の書きたかったことが全部書いてあります」と彼女。「でも、それだとゼミ論で書くことがなくなっちちゃうじゃないですか」(笑)と私。「そ、そうですね」

 支払いを済ませて、お店の方に写真を撮っていただいた。

お店の方が外まで出て、蓮沼駅(最寄駅)までの道順を教えて下さった。

「カフェ・ヴァリオ」は、障がい者の社会的自立を支援するNPO法人樹林館(きりんかん)が運営している。

池上線の線路沿いに蓮沼駅まで歩く。

コスモスが咲いている。

7月にお会いしてときは、中国から帰ってきて、「駐在員の妻」という役割を失って、社会の中で浮遊しているような感覚を訴えていたミサさんだが、来週からは海外の開発支援をする機関で正職員として働くことになった。それは社会的役割を得るためだけではなく、最近購入を決めたマンションのローンを払うためには共働きが必須ということになったためでもある。2年半のブランクがちょっと不安だけれど、頑張りますとのこと。あなたなら、大丈夫ですよ。

来年4月から職場復帰の予定のエミさん。いま気になるのはカズマ君が保育園に入れるかどうかということ。どこもかしこもこの問題は深刻のようである。幸運を祈ります!

蓮沼駅に着いて、ミサさんは五反田方面。私とエミさんは蒲田方面。ミサさんとはここでお別れ。お仕事、頑張って下さい。

エミさんとは蒲田駅のJRの改札で別れた。今日はお子さんずれで行けるカフェを1つ発見してよかったですね(彼女は無類のカフェ好きなのだ)。次回は蒲田の「カフェ・スリック」にお連れしましょう。

夕食は妻と「狐狸丸」で食べる。私は三回連続の冷やし鯛ラーメン。

妻は新しいメニュー(特濃つけ麺)を注文していた。入店するまでは私と同じものを注文するつもりでいたのだが、新メニューに弱いようである。

家に帰って、今日エミさんからいただいたクッキーを食べる。

3時、就寝。