9時、起床。
トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
昼から大学へ。
12時半からKさんのゼミ論指導。
ゼミ論指導を終えるころ、卒業生のMさん(一文)が研究室にやってくる。私は昼食がまだだったので、「西北の風」へ行く。
薄曇りの東京の空。今日はそんなに寒くはない。
私はカレーライスとアイスティーを注文。Mさんはケーキとアイスティー。
私も食後に本日のデザート(フルーツのパウンドケーキ)も注文。
フロアーの中央で何かの同窓会のような集まりをやっていて、数十人の老人たちが、ひとりひとりが立ちあがって自己紹介をしていた。声の大きな人もいれば、小さな人もいる。彼らが去った後は、フロアーはがらんとして、静けさが訪れた。
Mさんは作家志望だとずっと思っていた。だから彼女が書くものについて、私はあれこれ感想を述べてきた。しかし、実は、彼女が一番なりたかったのは女優であることを今日初めて知った。「先生のご存知の私は私のごく一部です」と彼女は言った。まぁ、そうでしょうね。そしてそれはたぶんお互い様なわけで(笑)。
5限・6限はゼミ。
5限は3年生のグループが映画『永い言い訳』(2016年)を資料にして、「夫婦関係と子供の有無」というタイトルで発表をした。
作家の衣笠幸夫と妻夏子の関係は冷え切っていた。二人の間に子どもはいなかった。トラック運転手の大宮陽一は家族思いでははあるが、子どものことは妻に任せきりだった。あらかじめ空虚だった男と突然空虚が生じてしまった男。そんな状態で出逢った2人。作家はトラック運転手の子どもの世話を申し出る。バス事故で妻を失った2人の男を本木雅弘と竹原ピストルが好演していた。
サポートギャップ仮説とは結婚満足度の夫婦差(夫>妻)を夫婦が相手から受けているサポートの量のギャップから説明しようとするものである。これについてはいろいろ議論のあるところだろう。
発表を終えて。
休み時間のスイーツ。
6限は学年で別れて。私はまず4年の方に出てゼミ論の書式について説明してから、3年の方に出て文献講読のスケジュールを決めた。
時間を30分ほど延長して8時15分に終了。
夕食は帰宅の途中で「屏南」で。
ここで食べるのはたいてこれ。刀削担担麺。
10時、帰宅。
1時半、就寝。