8時半、起床。
トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
11時過ぎに家を出て、六本木へ。電車の中で妻からのライン。「今日は28日だけど、夕食はどうする?」 あっ、そうだった、今日は妻の誕生日だった。ちゃんと手帳に書いてあるのだが、家を出るときは忘れていた。あわてて、「天味」に電話をして、7時に予約を入れる。
六本木の駅には国立新美術館へいくために下りることが多いが、今日は違う。
向かったのは六本木ヒルズ。
ビルの入り口横には巨大な蜘蛛のオブジェ。ちょっと気持ち悪い。六本木なのに八本足とはこれいかに。
51階の六本木ヒルズクラブに直通エレベータで行く。
今日はここでロータリー財団の米山奨学会の例会があり、私のところの院生のCさんが話(卓話と呼ばれている)をするというので、指導教授である私も招待されたのである。
まず会食があり、そのあとにCさんの卓話があるのだが、私も卓話に先立って一言挨拶をした。
Cさんの卓話は彼女の出身地の話、彼女の家族の話、そして研究テーマ(奨学生としての彼女)の3部構成で、きちんと準備されたものだった。私がいることでかえって緊張するのではないかと思ったが、そんなことはなかった。
例会を終えて、私は大学へ。
3時からMさんのゼミ論指導。
予定では4時からKさん、5時からTさんのゼミ論指導のはずだったが、どちらもキャンセルになった。代替の時間のやりくりがちょっと大変そうである。
5時に大学を出る。
6時過ぎに帰宅。「忘れてたでしょ?」と妻が言う。「い、いや、いや。ちゃ、ちゃんと覚えてましたよ」と答える。
7時15分前くらい前に家を出る。近所の専門学校の樹木がクリスマス仕様になっている。
われわれが着いたときは他の客はいなかったが、その後、続々と入ってきて(みな予約客だ)、カウンターは満席になった。
季節のコース(4200円)を注文。2人で来たときはたいていこれだ。
お通しは鮟肝。
妻はめずらしくアルコールドリンクを注文。オレンジサワーだったか?
私はウーロン茶。
車海老から始まる。
白魚。
むかごとぎんなん。
牡蠣。
稚鮎。
マコモダケ(真菰筍)。
白子(鱈)。
薩摩芋と百合根。
お好みで穴子(私のリクエスト)。
お好みでアスパラ(妻のリクエスト)。
コースの〆はかき揚げ丼とみそ汁(シジミ)。妻は天茶漬け。
コースの天ぷらはほとんど塩で食べていたので、最後は甘めの丼汁が美味しい。
デザートはアイスクリーム。
ごちそうさまでした。
散歩がてら駅ビルに買い物に行く。
「忘れてたでしょ?」と妻がまた言った。根に持つタイプなのである。
「無印良品」でキャリーバッグを購入。今週末にゼミ合宿があり、来週末は札幌旅行(卒業生の結婚式に出るため)がある。とくに後者は靴も礼服をバッグに入れて出向く必要があるので、いつものバッグでは容量不足なのだ。
「無印良品」のキャリーバッグを使っている人は多いだろうと思うので、識別のためにステッカーを張る。
ゼミ合宿から帰ってくる12月3日(月)は35回目の結婚記念日である。ちゃんと覚えてますよ。
2時、就寝。