フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月24日(日) 晴れ

2023-09-25 13:05:06 | Weblog

8時15分、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、紅茶、珈琲の朝食。

食事をしながらNHKの政党討論会のような番組を見る。画面の右に与党、左に野党の代表が座って討論をする。というか野党があれこれ言って、与党が「ご意見伺っておきます」といっているだけのように見えたが。野党といっても与党との関係が一様でなく、共産や新撰組のように昔ながらの野党口調で喧嘩を売っているような党もあれば、維新や国民のように座る場所が違うのではないかということを喋っている党もある。

一階の和室の押し入れから古い布団を出す。中にはあまり使用されていないものもあるが(客用だったのだろう)、それは残して、大部分は大ゴミで出してしまうことにする。

昨日のブログを書いてアップする。

2時半頃、昼食を食べに出る。晴れてはいるが涼しいので、池上まで歩く。

本門寺の総門の前を通る。

石屋さんのガラス戸にお会式のポスターが貼られていた。池上本門寺最大の年間行事だ。万灯が練り歩くのは10月12日(木)の夕方から。

久しぶりに「花くるま」に顔を出す。

お稲荷さんは完売だが、すいとんまだある。

「花くるま」に前回来たのは5月だったから、4カ月ぶりである。「夏の間も営業されていたんですよね?」と店主さんい尋ねると、「はい。暑くて、暑くて、お客様もいらっしゃらなくて、泣きたい気分でした」とのこと。そうでしたか。急に秋になりましたね。「ホントに暑さ寒さも彼岸までですね」。

おにぎりは鮭と昆布(+葉唐辛子)。2個注文するときはたいていこの組み合わせ。

すいとん。これがメニューあるというのがこのお店の売りである。

いつもであれば、お稲荷さんを1個注文するのだが、今日はそれが完売なので、梅干しを小さめのおにぎりにしてくれたら注文しようかなと一寸考えたが、「ごはん軽めのおにぎり」というメニューにない注文をしてもよいものかどうか躊躇した。またにしよう。

「池田屋」に寄って行く。

葛餅を注文する。小ぶりの梅のおにぎりを追加注文しなかったのは、このためもある。

黒蜜は自分で好きなだけ掛けるシステム。

ほどほどにしておく。

帰りも歩く。夏は「さよなら」も言わずに去って行ってしまった。

秋の日は釣瓶落とし。

夕食は「マーボ屋」でテイクアウトする。

海老のさくさくフリッター、鶏肉とカシューナッツの甘辛炒め、味噌汁、ごはん。

食事をしながら『最高の教師』最終回(録画)を観る。最後の問題の生徒は世界が色彩を失って見える(生きる喜びも意味も見いだせずにいる)男子生徒だった。彼はこれまでクラスで起こった一連の出来事を傍観者として無表情で眺めて来た。九条はそのことに気づいてた。

ワールドカップ女子バレーボール、日本対ブラジル戦を観る。フルセットの末、日本は敗れた。絶対的なエース、苦しいボール回しのときに、「私にあげろ。私がなんとかする」という頼れるエースの不在というのが日本チームの一番の課題のように思われる。かつての(モントリオール五輪で金メダルを獲ったときの)白井貴子みたいな選手がいない。「全員バレー」はもちろんいいが、それは「絶対的なエース」の存在と矛盾するものではあるまい。

ウォーキングはいつものコースを4周ほど歩いて、一万歩を越えた。涼しいというのを通り越して、ウィンドブレーカーを着ないと肌寒い。ついこの間までTシャツと半パンだったのに。

風呂から出て、『村上RADIO』をタイムフリーで聴きながら、今日の日記を付ける。

村上春樹は上京してもう50年になるが、いまだに「ちくわぶ」(関東おでんの具)というものが好きになれないという。どこか美味しいのだろうという。あれはね、鍋の底に沈ませておいて、ドロドロに近くなるまで煮込んで食べると、美味いんですよ。太い、穴の空いた、煮込みうどんのようなものだと思えばよい。

1時半、就寝。