7時半、起床。
パン、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、紅茶、珈琲の朝食。寒くなってくると、冷たい牛乳を飲みたくなくなってくる。ホットミルクは夜に飲むことが多いので、紅茶にする。珈琲優先で飲んで、紅茶の方は食後、書斎に持っていくことになる。
昨日のブログを書いてアップして、11時半ごろ家を出る。
文キャン入口のすぐ横に「COTTI COFFEE」が開店した。私が行くことはないと思うが、文キャンから一番近いカフェである。昔、ここには「ブルボン」という年配の女性と学生のアルバイトの二人でやっているカフェがあって、よく利用させてもらった。コンビーフサンドが美味しかった。
メールボックスに本が届いていた。本多真隆さん(立教大学)の新著『「家庭』の誕生』(ちくま新書)である。アリエスの『〈子供〉の誕生』を連想させる意欲的なタイトルである。働き盛りの研究者の仕事である。ありがとうございます。
以前、現代人間論系の助手をされていたSさんが研究室に顔を出してくれた。お久しぶりです、お元気ですか。
Sさんの日常はとにかく忙しい。仕事も忙しいし、育児(6歳と1歳)も忙しい。仕事が忙しいというのはほとんどの人がそうだと思うが、学生たちとの連絡をLINEを使っているというのが問題であるように思う。彼女自身はメールでやりとりしたいのだが、LINEを使うことを周囲から求められているそうなのである。私の感覚ではLINEはプライベートな通信手段なので、それを仕事にも使うと気ぜわしいことになる(ましてグループラインに入ってしまうと)。一日4、50本のメッセージが届くそうだ(それもかなり遅い時間まで)。年度の切り替えのタイミングで「学生との連絡はメールで」と宣言するとよいと思います。
「フロハン」にランチを食べに行く。
今日の食事クレープはカプレーゼ(トマトとモッツアレラチーズ)と鶏肉のそぼろだった。ドリンクは私は紅茶、Sさんはカフェオレ。
さらに柚子はを追加オーダーして、1時間半ほど滞在した。
多忙な日常の中でいかに原稿(論文)を書く時間を確保するか、捻出するかというのが、彼女の一番の悩みである。活動と時間と空間の結びつきを習慣とするようにすることが肝心と思う。空いた時間を見つけてちょこちょこやるよりも、できるだけまとまった時間(2時間から3時間はほしい)を特定の曜日の特定の時間帯に確保して、特定の場所で「書く」という作業に没頭できるように習慣化することがベストと思います。分散された合計3時間よりも、まとまった3時間の方が「考えながら書く」には適しています。「書く」というのはすでに頭の中で出来上がっている文章をワープロで打つわけでなく、キーボードで打たれて、画面に表示されたセンテンスがさらなるセンテンスを刺激する、誘発するという行為なので、「さあ、いまから3時間ある」という気持ちのゆとりが大切です。
「フロハン」はこの場所でもう20年営業しているが、ビルが老朽化したので、来年1月から鶴巻町の方へ移転するそうである。店主さんや出される料理は同じでも、場所が変わると「違う店」になった感覚がするものである。長年の「フロハン」ファンの方は今年中に行っておかれるといいと思う。
3時から33号館7階の現代人間論系室で、「現代人間論系総合講座」の第6回(座談会2)の収録。
小村先生、清水先生、久保田先生と4人の座談会形式で収録する。
前半・後半にわけて収録したが、小村先生と久保田先生が5時から授業なので、後半が少し短いものになった。
5時半頃、大学を出る。
帰宅してレビューシートのチェック。
夕食は春巻、明太子のごま油かけ(今日の「あさイチ」でAIが発見した意外な美味しい組み合わせ特集で紹介されていたそうだ)、豆腐にもラー油と何か(未確認)がかかっている、卵とシイタケのスープ、ごはん。
食事をしながら『コタツがない家』第3話(録画)を観る。
Sさんからいただいたお菓子を食べる。
1時間ほど横になって休んでから、オンデマンド授業のコンテンツの収録作業。2本撮る。喉の調子が今一つ。のど飴をなめながら。
講義資料も作り、コンテンツ一式をアップする。公開は16日から。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時半、就寝。