8時45分、起床。
今日は午後から人間ドックがあるので、朝食は抜き(7時半までに食べ終わるならOKなのだが、私の日課からは無理)。「お腹空かないの?」と妻が聞く。人間ドックを受けるというのはそれなりに緊張するわけで空腹は感じない。
「サンデーソングブック」を聴きながら昨日のブログを書く。
昼過ぎに家を出て、大学の近くのホテルの中にあるクリニックへ。
最初に血圧の測定。上は120弱、下は80弱。順調な出だしである。
採血。少し痛かったが、許容範囲である。私の血管は見えにくく(細いわけではないのだが)、下手な方にあたると一度で針が血管に入らず、痛い思いをすることがたまにある。
体重も去年とほぼ同じ。本当は1キロくらい増えていたと思うのだが、正月に風邪で寝込んで減った体重が元に戻る途中なのだと思われる。実際の体重が増えていることの証拠に、BMIと腹囲は増えていた。
身長は1センチほど縮んでいたが、スタッフの方がいうには、測定器具を新しいものにしたところ、みなさん前回より低い値が出ているとのこと。
聴力検査。今回はたまたま耳鳴りの「休戦」期間中だったので、聴力検査は受けやすいと思っていたが、やはり聴力は年々少しずつ落ちている。普通の会話には支障がないのだが、「ひそひそ話」(あるいは騒がしい環境の中での会話)はやりにくい。
視力は去年よりアップしていたが、これは実際に視力が回復したとは考えにくい。「E」の字を見て「どちらを向いて(開いて)いるか」を答えるのだが、間違えると、「違いますね」と言われてもう一度チャンスが与えられるのだ(!)。つまり当てずっぽうで答えても当たる確率が4択から3択にアップするのである。
以下、さまざまな検査が続き、全部が終了してクリニックを出たのは2時間後だった。
ホテル内で使える1500円の食事券をもらったが、人間ドックの後の食事は麺類(以前は「早稲田軒」で。いまは「メルシー」で)と決めてるので、売店でにしん蕎麦を二つ買った(追加で400円支出)。
「メルシー」へ行く。人間ドックに向かう途中に前を通ったときは行列が出来ていた。何かの番組で紹介されてからオムライスが人気のようで、私が店に入ったときは「ライスなくなりました」の紙がメニューに貼られていた。
チャーシューメンを注文する。人間ドックの後に麺類を注文するのは、胃の検査でバリウムを飲んだので、それを体外に排出するために水分をたくさん取る必要があるからであるが、単純に、いつもこの寒い時期に人間ドックを受けているからでもある。
地下鉄の駅前の横断歩道で信号を待ちながら、向こう側にみえる4店舗の中で一番昔からあるのはサンドウィッチの「サブウェイ」だなと思った。
馬場下の交差点の鯛焼き屋は列が出来ていたので、「ミルクホール」であんドーナツを買うことにした。
研究室で紅茶を入れて一服。大学院の演習の課題文献に目を通す。
5時半頃、大学を出る。今日も寒い。
夕食はポトフ、数の子の松前漬け、ごはん。
食事をしながら『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート』初回(録画)を観る。世界的に有名な指揮者(いまは活動停止中)が廃止が決まった市民オーケストラの指導にあたるというのは、『リバーサルオーケストラ』と同じ設定である。違うのはそこに父親と娘の物語が挿入されていること。「アパッシオナート」とは音楽用語で「情熱的に」。
少し横になるつもりが2時間ほど眠ってしまった。
レビューシートのチェックや授業の準備。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時半、就寝。