フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月25日(金) 曇り

2012-05-26 02:12:24 | Weblog

  8時半、起床。アスパラガスとベーコンと椎茸の炒め、トースト、牛乳の朝食。

  昼から大学へ。昼休みの時間に研究室で演習「個人化の社会学」のグループ発表の事前相談。今回から事前相談を必須とすることにしたのである。発表の構成についてアドバイスする。

  昼食はコンビニで購入したおにぎり三個。

  1時から教務-事務連絡会。

  2時50分から本部で教担主任会。

  引き続いてFD推進委員会。5時半終了。

  本部から戻ってきて、「ごんべえ」で早めの夕食(忍者うどん)をとる。妻が先日早稲田の近所に用事があって来て、「ごんべえ」で昼食(たぬきうどん)を食べたそうだ。何も言わないとかやくご飯がついてくることを知らないで、ちょっと食べすぎかと思いつつ、でも美味しいかやくご飯だったと私に話した。私はだいだいかやくご飯を「抜き」で注文する。その場合は50円引きとなる。

  「白い、大きな猫がいたわ」と妻は私に言った。背中を撫でてやったそうだ。妻は猫好きなのである。  

  6限・7限はゼミ。今日は4年生のゼミ論のテーマ(現時点)について全員に話してもらった。そしてそれと連動して、6・7月に実施するライフストーリー・インタビュー調査の質問項目案を相談した。 7限を越えて、10時までかかった。


今日のスイーツはTさんが調達してきたペコちゃん焼き

  11時、帰宅。風呂を浴び、鮭茶漬けを食べ、明日の荷造りをしてから、『カエルの王女さま』第7話(録画)を観る。


5月24日(木) 晴れ

2012-05-25 02:01:49 | Weblog

  7時半、起床。豚肉生姜焼き、キャベツ、トースト、牛乳の朝食。

  授業の準備をして、11時に家を出て大学へ。途中、「みどりの窓口」で、明後日の高知行きの切符の変更をする。東京→(のぞみ21号)→岡山→(南風11号)→高知となっているのを、南風を1本後の13号に変更した。岡山で1時間のランチタイムをとるためである。東京→岡山は3時間半、岡山→高知は2時間半、最初の南風11号だと岡山での乗り換え時間が10分たらずで、ほとんで連続で6時間座り通しとなる。いかにグリーン車とはいえ、いかに長時間の会議になれているとはいえ、やはり6時間座り通しはつらいだろう。岡山で途中下車して、駅周辺のレストランで1時間のランチタイムをとれば、身体がほぐれるのだろうと考えたのである。ランチは何にしよう。岡山といえば・・・祭り寿司(ちらし寿司)か「ままかり」(瀬戸内の小魚でこれを酢漬けにしたもの。あまりに美味いので、ご飯がなくなり、隣家からご飯を借りてくるほど、というのが名前の由来)あたりだろうか。

  本屋で「高知」のガイドブックを探したが、「四国」しかなかった。「鎌倉」や「金沢」といった都市レベルのガイドブックはおろか、県レベルのガイドブックもないのである。いたしかたなく「四国」のガイドブックを購入。いずれ、高知以外の3県に行く用事ができるかもしれないし、何か人生の転機があって、四国巡礼の旅に出るかもしれないしね。高知では何を食べようか、どこらへんを散歩しようか、考える。鰹(土佐作り)は外せないだろう。鯨はどうしよう。日曜の朝市は楽しそうだ。桂浜も歩きたい。

   昼休みの時間を使って、必修基礎演習のグループ発表の事前相談。それを終えてから、丸の内の「石庫門」で購入した中華弁当(黒酢の酢豚)を食べる。なかなかいける。

  3限は大学院の演習。

  4限は博士課程の研究指導。

  5限の時間は「フェニックス」で授業の準備。   

  6限は講義「日常生活の社会学」。

  今日の仕事はこれで終り。「五郎八」で夕食。私にしては珍しいことだが、ビールを注文(ただしグラスビール)。暑い一日だったということもあるが、木曜の夜は「やれやれ感」がある。明日(金曜日)も授業や会議はあるのだが、私にとって、一週間のピークは木曜日なのである。それが終っての「やれやれ」である。ビールの肴は薩摩揚と出汁巻き玉子。〆は揚げ餅そば。

  ビールを飲んだせいで、地下鉄の中でウトウト。どうも隣の若い女性(もちろん赤の他人である)にもたれかかっていた気配がある。い、いかん。蒲田に着いてもまだ酔いが醒め切っていない感じがあったので、「シャノアール」でアイスコーヒーを飲んで、酔いを醒ます。

  駅の周辺にパトカーがたくさん出ていた。何事かと思ったが、どうやら暴力団同士の抗争があったようである。蒲田はたまにこういうことがある。ハードボイルな街なのである。


5月23日(水) 晴れ

2012-05-24 01:47:11 | Weblog

  9時、起床。マーボー茄子、トースト、冷麦茶の朝食。

  (明日の)授業の準備をすませてから、お昼に家を出る。暑い一日になると昨日の天気予報が言っていて、確かに気温は高いようだが、湿度がそれほどないので、スーツを着ていてもつらくはない。


面白そうな立て看板が出ていた

  2時から教授会。今日は5時前に終った。これは画期的である。

  引き続いて文化構想学部運営主任懇談会。これも30分ほどで終了。

  まだ5時半だ。教務関係の会議は今日はない。みなさん足早に帰っていった。しかし、誰かは7限の終わりまで残っていなければならない。どうも私が残るほかないようである。まあ、いいか、仕事はたくさんある。家でやるか、大学でやるかの違いだ。とりあえず「maruharu」に夕食をとりに行く(昼食もとっていなかった)。マンゴープリンを前菜に、メインはビーフペッパーソテー、付け合せはマッシュポテト、レタスとトマトのサラダ、バゲット、スープはコーラにしてもらう。デザートはオレンジカスタードクリームケーキとコーヒー。

  久しぶりで、こうちゃん、あおいちゃん、二人のお母さんがやってきた。あおいちゃんも言葉を話すようになった。こうちゃんとお母さんがトイレにいっている間に、あおいちゃんの目の前に行って、「やあ」と行ったら、途端に泣き出したからあわてた。はるさんが言うには、目の大きな人だと驚いちゃうのだそうだ。ほんとかな。

  10時半、帰宅。風呂を浴び、『リーガル・ハイ』第6話(録画)を観てから、明日の授業の準備にとりかかる。


5月22日(火) 雨

2012-05-23 11:02:14 | Weblog

  8時半、起床。気温が3月中旬のレベルに下がる。こんなときぼんやりしていると風邪をひく。薄手のセーターを着る。ベーコン&エッグ、トースト、オレンジジュース、紅茶の朝食。

  9時半に家を出て、大学へ。手帳(スケジュール帳)とカメラを忘れる。手帳を忘れるとかなり困る。今日の予定は把握しているが、来週の空き時間の状況が不確かで、予定を入れようとするときに困る。カメラは、忘れても困るということはないが、ブログに載せる写真は撮れない(というわけで今日の写真は朝食の写真一枚だけ)。

  3限の時間は研究室でゼミ3年生のグループ発表の事前相談。テキストや参考文献の内容の紹介に偏重気味なので、最終的に大切なことは、著者がどう考えているかではなく、著者の考えを君たちがどう考えているかであるとアドバイスする。

  昼食はコンビニで購入したおにぎり3個ですます。

  4限は必修基礎演習。グループ報告も3班目となり、発表の技法(レジュメの作り方やパワポの使い方)はめきめき上達している。あとは発表からディスカッションに移るときのもっていきかたの工夫だろう。

  5限は演習「個人化の社会学」。今日の指定文献は上野千鶴子『おひとりさまの老後』。上野の仕事は家族やジェンダーの呪縛から個人をいかに解放するかという一点にある。近代社会は家族中心主義で、家族はあたたかでやすらぎのある(あるべき)場所とされているから、、家族の呪縛からの解放という考え方には抵抗を示す人が多い。上野の文章は難解ではない。抒情的なものを極力排除した明晰な文章には誤読の余地は少ない。コースナビには発表への感想を書き込むBBSを設定してあるので、上野の投げ込んできた直球を学生たちがどう受け止めるか、どう打ち返すか、楽しみだ。

  今日は夜間当番の日なので、夕食を「ごんべえ」で食べ(そぼろ丼)、7限の終わりまで教務室で仕事。

  帰宅すると、居間から妻と息子がTVのバラエティ番組を観て、楽しそうに笑っている声が聞こえてきた。ああ、就活が終わったのだなと思う。


5月21日(月) 晴れ

2012-05-22 00:20:42 | Weblog

  8時半、起床。金環日蝕は終っていた。次は見よう・・・。東京はほどよく雲があって、太陽の光が緩和されて、肉眼でも金環が見えたようだ。ソーセージ、フライドポテト、マカロニサラダ、トースト、オレンジジュースの朝食。

  高知の講演の資料(パワポ)を仕上げて、担当者にメールで送る。スライドの枚数は28枚。時間は60分なので、1枚あたり平均2分のペースということになる。前の方が時間厳守でやってくれますように。

  3時頃、散歩に出る。旧ヨーカ堂前にある「カフェドコバ」で昼食(エビドリアとコーヒー)をとる。二階ということもあって、落ち着いた雰囲気のカフェ。日誌をつける。

  カフェを出て、ジムへ。クロストレーナーを1時間ほど漕いで、600キロカロリー(焼肉弁当一個分)を消費。先週の金曜日の牛丼屋二軒梯子で余剰に摂取したカロリーの始末をつける。

  『散歩の達人』の最新号は「蒲田・池上・大森」特集。蒲田駅の構内に臨時の売店が出て売っていた。さっそく購入し、「テラス・ドルチェ」でアイスコーヒーを飲みながら読む。「出没!アド街っく天国」の雑誌版である。「昭和東京のふるさと」と銘打たれているところをみると、朝ドラ『梅ちゃん先生』に便乗した企画のようである。

  「とかく荒くれ者のイメージで語られがちな蒲田。しかし、本当の蒲田はワルぶったザラつきの中にベルベットのような繊細さを抱いている。そして何者にも左右されない強くて固い芯がある。あなたの知らない蒲田を、ずいとご紹介」

  恥ずかしい文章である。定型句だけで書き流している。「ベルベットのような繊細さ」・・・文章教室ならこれだけで不合格である。

  でも、店の選択はなかなかいい。「甘味あらい」が載っていないのはしかたがない・・・。

  7時過ぎに帰宅。風呂を浴び、夕食をとりながら、『家族のうた』の第6話(録画)を観る。いい。毎回いいが、今回はとくによかった。正義(オダギリジョー)とこころ(杉咲花)の電話でのやりとりのシーン、あれはジーンときた。今期のドラマの中で一番の名場面といってよいのではなかろうか。電話が切れた後、正義がこころのいるアパートへ走る場面、アパートでこころの母親と口論する場面、そしてこころの手をとって一緒に帰る場面、いや、どれも実によかった。世の中の3%の人だけが観ることのできた素晴らしい場面である。ああ、あと2回で終るのか。願わくば5回分を2回に圧縮してドタバタとしたストーリーにするのではなく、枝葉末節の部分は削ぎ落として、根幹の部分をじっくりと観せてほしい。なんだったらスペシャルでもやったらどうだろう。途中打ち切りのドラマがスペシャルをやる。前代未聞だけど、ロックではないだろうか。ロックといえば、斉藤和義の歌うエンディングテーマ「月光」もいい。斉藤は視聴率40%ドラマ『家政婦のミタ』のテーマ曲「しあわせになりたい」も歌っていたが、あの曲よりもこっちの曲の方がロックである。

  就活中だった息子が、今日、ある会社から内定をもらった。初めての内定だが、これで就活は終わりにするそうだ。潔い。

   深夜、授業の準備をしながら、明日の演習「個人化の社会学」の発表グループからのメールを待っているが、なかなか来ない。もう寝よう。