文化逍遥。

良質な文化の紹介。

ヘックス・アコースティック・ピックアップ

2015年05月10日 | ギター
 思うところがあり、ヘッドウェイ・ギターにL.R.baggsの「ヘックス・アコースティック」というピックアップをつけた。



 各弦のピックアップが完全に独立しており、余分な残響音を拾わず明瞭に出力できる。逆にいえば、アコースティックなエアー感が薄らいでしまうとも言える。つまり、わたしのように単音で弾いていくタイプのプレーヤーには向いているが、ストロークで弾くようなプレーヤーにはあまり向いていない、とも言える。上のイラストを見ればわかるように6個のPUそれぞれからコードが出ているので、サドルの下ブリッジに6個の穴を適切な位置にあけなくてはならない。そのあたりが嫌われてか、今ではこの製品を置いてある楽器店は見当たらなくなってしまった。わたしは、この「ヘックス・アコースティック」を別のギター(カワセのDタイプ)に以前から付けていたが、そのうちの1個にノイズが発生。すでに保証期間が過ぎていたので、やむなく新しいのを買ったのだった。ところが、ノイズの出たピックアップに適当にハンダ付けしてみたら直ってしまった。なので、余分に持っていたという訳だ。ちなみに、6角形は英語でヘキサゴン(hexagon)というので、Hexとはラテン語語源で「6(ピックアップの数)」を表しているらしい。



 ブリッジに装着したところ。
 このヘッドウェイ・ギターのサドルは、幅が2mmだったので、1mmほど溝を広げなければならなかった。高さに関しては、足が付いていて多少の調整は出来るような構造になっているが、溝が浅くて低く出来ない場合は溝を削るしかない。2弦のPUがピンの方に少し寄っているが、これは失敗したのではなく、オクターブのピッチが合いやすいように工夫したもの。苦心の跡なのであった。

 失敗すると、最悪の場合ブリッジをダメにしてしまうので、時間をかけて慎重に作業を進めていった。微調整を重ねて、「なんとか使える」と思うまで丸2日かかった。今は、仕事をしていないので自分でやる時間があったが、やはり専門家に任せるのが無難なところだ。

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ダキスト弦よ、さようなら

2015年05月06日 | ギター
 あたたかみのある音質と弾きやすさが気にいって愛用していたダキスト弦。無くなるという噂で、以前にまとめて買っておいたストック分を確認してみたが、手もとにはほとんど無ない。インターネットで調べても、もう入手は困難なようだ。愛用していたのは、下のエクストラライト・ゲージと1弦で012のライト・ゲージの2種類だった。



 OEMでアーニー・ボールあたりが制作していたと思っていたが、ネットで調べてみると自社生産だったらしい。そのあたりの詳しい事情は、今となってはわからない。いずれにしろ、なんらかの理由で生産されなくなったらしい。残念だなあ。

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指板用オイル

2015年04月30日 | ギター
 4/26(日)、カワセ楽器にて消耗品をいくつか購入。店長さんも奥さんもお元気そうでなにより。



 左が、マスター弦のライト・ゲージ。「このところの円安で原材料費も値上がりしているが、今のところ値上げせずに頑張っている」、とのこと。値段は、税別で550円。右上に写っているのは、指板用オイル。いつも使っているGHSの「Fast-Fret」を買おうかと思っていたのだが、カワセ楽器オリジナルで充填用のオイルがあるというのでそれを買い求めた。税別600円。「Fast-Fret」は1000円ほどするし、最近のものはスティック(写真右下)の材質が変わっていて評判が悪いので助かった。スティックが無い場合、綿の切れ端などに沁みこませて使っても良いという。ラベルには「指板用」となっているが、実際には弦に塗るようにつけてプレヤビリティーを向上させるのとフィンガー・ノイズを軽減させる為に使うことが多い。
 定収が無い身になったので、消耗品費やリペアにかかる費用は極力おさえたい。が、こればかりはなあ。フレットを減らさずに弾くわけにはいかないし、弦も劣化するし、いつかは切れる。頭の痛いことだ。もっとも、ボトルネックで弾いていればフレットは減らないが、それだけという訳にもいかない。誰か、減らないフレットを発明してくれないものだろうか。

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エンドピン、ジャック加工

2015年03月02日 | ギター
メインに使っているアコースティックギター、ギブソンのヘリテージにエルアールバックス(L.R.BAGGS) のアイビーム(Ibeam)というピックアップを付けているが、エンドピンの穴を大きくするのが嫌だったのでピンジャックで接続するようにしていた。


椅子に座って弾く分にはこれでも良いが、ストラップをつけて立って弾くには無理がある。そこで仕方なく穴を大きくしてエンドピンジャックを取り付けることにした。


まず、リーマーといわれる工具を使い少しずつ穴を広げてゆく。このままでは、径が真っ直ぐにならないので、大きい方の穴が12mm位になったらドリルを使って真っ直ぐな穴になるように加工する。


自分でやる場合、いきなりドリルを使うと曲がってしまったりするので、最初はリーマーで慎重にあけて次にドリルを使って加工するのが良いだろう。


ハンダでつけて、内側から深さを調整して、外からボルトで固定すれば完成。




作業としては、さほど難しくはないが・・・
大切な楽器のことなので、基本的には専門のリペアマンに依頼することをお奨めする
多少の出費はかかるが、傷が付いたりして後悔するよりはいいだろう。


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練習用の椅子購入

2015年02月03日 | ギター
 椎間板ヘルニアで、今年に入ってからギターの練習もままならない。
先月撮ったレントゲン写真では、背骨が曲がっているとの指摘も受けた。曲がった背骨の形を見ると、座ってギターを長時間練習するのを長年続けてきたので、それに伴い背骨が変形したようにも思える。それとヘルニアと関係があるのかどうかは定かではないが、ともかく無理のかからない姿勢でギターを弾けるように工夫して改善を試みることにした。
 まず、今まではプロフィールの写真のように右脚の腿の上にギターを置いて構えていたが、それを止めて、クラッシックギターのプレーヤーのように左足の下に「足台」を入れて左の腿の上にギターを置いて構えるようにしてみた。ブルースマンの中でも、ブッカ・ホワイトはこのような構え方をするが、どうもしっくりこない。
 結局、ストラップをつけて立って弾いていたのだが、長くなってくると辛くなってくる。そこで、仕方なく近所のホームセンターで座高の高い椅子を探して買ってきた。


座面の高さが49~65cmに変えられる、主に製図などに使われる椅子だろう。値段は税込みで6000円弱。しっかりした作りで値段分の価値はある、と感じた。これで、ストラップを使い少し腰をかけた状態で腰に無理がかからないよう弾ける。もともとは、ロバート・ロックウッド・ジュニアーの構え方を参考にしてみたのだが、ハイポジションも楽に弾けるので思いのほか具合がいい。

 さて、ヘルニアもひと月が経って少し楽になってきた。当初は、軟骨が神経に当たって刺激しているだけなので大したことはないだろう、とタカをくくっていたが、そんなに甘いものではなかった。痛みが激しいと不思議に力が入らなくなってしまう。足を上げたつもりが引きずっているような歩き方になってしまい、思いどうりに動けない。手すりに頼らなければ着替えもママならない。高齢になってヘルニアになると、そのまま寝たきりになる場合もあるらしい。また、排尿障害から感染症や尿毒症にかかれば、命の危険すらあるという。

 肝心要の腰。普段から大切にしたい。

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円安で楽器も値上がり

2014年12月28日 | ギター
このところの円安で輸入品全般が値上がりしてきているが、楽器もじわりじわりと値上がりしてきている。
近所のルイジアナ・ギターズの店長さんに弦の値段を聞いたら「次回仕入れ分から値上げするとメーカーに言われてます」とのこと。つまり、商品の回転が速い店ではすでに値上がりしているのだ。のんびりしているのが好きなのに、ボーっとしてらんないなあ・・・困ったもんだ。

個人的には真新しい弦の音は好きではないので一度張った弦は長く使う方だが、それでも適当なところで張り変えなくてはならない。
消耗品は成田のサウンドハウスで1年に1度くらい通販でまとめ買いしているが、弦はあまりまとめて買うと錆びたりする。なので、いくら値上がりが目に見えていても多量に買うわけにはいかない。
調べてみたら、いつも録音用に使っているフィンガーノイズの少ないダダーリオのEFT16はすでに値上がりしていて、昨年買った時には1セット1100円だったが今は1300円近くしている。1100円でも高くて買う時に躊躇してたのに手が出なくなってきた。仕方ないので、アーニーボールのフォスファーブロンズを4セットほど注文して送ってもらった。ギターリストは、品質の安定した弦が無ければ話にならない。
輸入弦があまり高くなったらカワセ楽器の「マスター弦」にする手もあるが、すこし硬質な感じの音になる。このところお茶の水にも行ってないが、最近は真空パックになっているので今度行ったらまとめて買っておこう。


今年ももう終る。
これが今年最後の書き込み。

来年は世界情勢も少しは安定するとよいのだが・・・

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ステレオ配線

2014年08月30日 | ギター
先週までは厳しい残暑が続いていたが、今週に入り気温が下がり始め、今朝は家の室内の寒暖計で22度まで下がっている。
来週は又太平洋高気圧が張り出してくるという予想だが、体調管理に気を使う。

さて、夏場は窓を開けてギターを弾くと音が漏れるので、エレキギターをアンプを通さずにおとなしく練習している。ましてや、窓を閉め切って冷房をかけて弾くのが嫌なので、アンプも出番がない。この夏もいよいよ終わり、秋になったらエレキをアンプリファイドして弾こう。というわけで、またまた配線をいたずらしている。今まで、マグネットとピエゾをミックスして出力していたのをステレオでだせるようにしてみた。

Stereo

専用のケーブルとミキサーあるいはミキサー機能がついたプリアンプが必要になるが、ピエゾ独特のえぐ味が少なくなり、音質もコントロールしやすい。使用しているプリアンプはグヤトーンのGPX-5。


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Blue Horizon フロントPUその後

2014年04月05日 | ギター
前回の続き。ピックアップの話。

Single_pu

ESPのギターのフロントに再度マウントしなおしたのは、リンディー・フレイリンのBlues SpecialというシングルPU。本来はハム・バッカーをマウントしてあるところにエスカッションでシングルPUをマウントした。前後にできる空間は、黒いピックガードを貼って埋めてある。
このギターのボディ構造はレスポールなどと同じくマホガニー・バックにメイプル・トップなのだが、ネックはメイプル3ピース材のボルトオンなのでシングルPUでも音質的に違和感は感じない。リアのジョー・バーデンとの相性も音質的にも出力的にも良く、ハーフトーンでも使える。

当分は、これでいこう。

しかし、ピックアップの選定は迷いだすと切りがない。
音質を決める大切なユニットなのだが、ある程度のところで妥協しないと、お金と時間が際限なくかかる。
どうかすると、練習している時間も無くなってしまう。
本末転倒にならないよう、総合的に判断することが肝要だ。


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Blue Horizon (ジョー・バーデンその後)

2014年03月30日 | ギター
ジョー・バーデンのピックアップをマウントしていたESPのギター。
ノイズが少なく、きれいな音の出る良いPUなのだが、どうも線が細い。
リアはまだ良いにしてもフロントは物足りなくなってきた。

そこで、フロントだけ交換してみた。

Img_1155
ストロボ撮影をしたら、トップのメイプルのトラ目が見た目以上に浮き上がった。

マウントしたのは、トム・ホームズ(Tom Holmes)のH-453 limited。
うーん、音の変化が極端だ。フロントとリアで音質が違いすぎて使いこなせない気がする。
453の音質の特徴としては、450やリア向きの455よりも若干トレブリ―で明るい感じがする。構造的には使っているマグネットが違うようだ。

トム・ホームズのPUは手巻きで生産量が少なく、今では安いギターなら一本買えるほどの高値で売られている。しかし、わたしが買った頃はギブソンなどより少し高い程度だった。温かみのある音質が気に入って余分に買って持っていたが、現行の価格では買えないし買わない。ダンカンなどの同タイプなら5個は買える。まあ、数倍の価値は認めるが5倍までは肯んじ得ない。ギブソンの57Classicでも音質的にはかなりの線まで行っているので、必要になったらそちらにしたい。

いっそのこと、フロントはシングルPUにしてみるかなあ。
エスカッションをうまく使えばマウント出来ないことはない。
というわけで、次回もこの続きの予定。


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K・ヤイリ

2014年03月15日 | ギター
訃報が続く。ギターメーカーK・ヤイリの矢入一男氏が3月5日亡くなった。81歳だった。

 以前、わたしもK・ヤイリのRAG2という小型のギターを使っていたことがある。
作りが良く安定していて、安心して使えるコストパフォーマンスの高いギターだった。これからギターを始めようとする人にお薦めできるギターだ。部屋が手狭になり手放してしまったが、置き場所に余裕があれば今でも手元に置いておきたかったと思っている。

日本のギター制作技術の高さを世界に知らしめたK・ヤイリ。

合掌


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9V充電池_その後

2014年02月08日 | ギター
うー、雪。
午前9時半現在、ここ千葉市の積雪は数センチといったところだが、これから関東でも20センチの雪が予想されている。
首都圏は雪に弱いからなあ、受験生がかわいそうだ。すでに、試験の開始時間を遅らせている学校も出ている。


さて、昨年12月に買ってブログにもアップした9V充電池のその後の話。

放電してきたので、充電しようとしたら充電器のLED赤ランプが点灯しない。
充電器かあるいは電池そのものが故障したのかと思い、購入したヨドバシカメラ千葉店に行き見てもらった。結果、充電器に問題はないので、電池そのものがダメでしょうとの事。9V充電池には保証はなく、購入後2ヵ月経っているので交換もできないという。
仕方ないので、東芝の相談センターに電話して状態を説明したが「すみません」の一点張りで埒が明かない。
「パッケージには500回繰り返し使える、とうたわれているのに1回の充電もできないのか」、と粘ると技術に詳しい者から再度電話させる、という。
ところが、である。そのまま充電器に付けておいていたら5時間ほど経ったときに充電ランプが点灯し始めその後フル充電出来たのだった。
翌日、東芝の担当者から電話があった時に、そのことを話すと以下のような説明があった。

「充電池は、放電が激しく電圧が下がりすぎると充電ランプは点灯しない。さらに放電が進み、電圧0になると充電ができなくなる。」

「そんな大切なことは、ちゃんと説明書に書いておいてくれないと困る」と、ここでも抗議。
またまた、すみませんの繰り返し。
まあ。人間のやることだから完璧は無いにしろ、どうもシステムがおかしいなあ。
売ることばかり考えて、その後のことはお座なりになっている。


そんなことを考えていたら、耳の悪い作曲家がゴーストライターを使っていた、という話題で報道が沸騰してきた。
わたしも、NHKで放映された「交響曲第1番、Hiroshima」とやらを聴いたが、涙を流して感動するほどの作品とは思えなかった。聴衆は、先入したイメージに感化されやすい。
でもまあ、アイドルなどが出す本はほとんどがゴーストライターを使っていることは出版界では公然の秘密で、それに比べれば問題になるだけまだまし、とも言える。

大衆心理は、いつの時代も利用され、時に暴走してしまう。
情報を取捨選択し、堅くなることが肝要だ。



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カントリーブルースとオープンチューニング

2014年01月18日 | ギター
朝9時、雪がはらはらと舞っている。
今年は、例年に比べ寒い冬になった。

さて、本題。少しカタい話。
昨年末よりビデオテープをデジタル化しているが、古い映像の中で田舎のブルースマンの演奏を見ていてあることに気がついた。それは、彼等の多くが踊るための音楽を演奏する必要があったためにギターをオープンチューニングにしていたのではないか、ということ。
今までは、音楽的な表現の手段としてしかオープンチューニングの役割を考えていなかった。むろんそれもあるだろうが、ソングスターと言われる週末ミュージシャンは踊りのため、つまりダンスミュージックを演奏する必要があり、リズムを強調し音量を上げられるオープンチューニングを多用したのではないか、と思うようになってきた。
アメリカ南部のブルースマンが使っていたのは、主にオープンD系オープンG系さらにオープンDm系などだが、それらに共通して言えることは低音側4~6弦を押さえずに一気に弾くことによってリズムを打ち続け残った高音側3本の弦で装飾音を入れられること。これにより、音量を確保しながら強いリフを弾き続けることが出来る。

今更ながら、先人たちの知恵に頭が下がる思いだ。

それはそうと、ビデオテープは当然古いものが多く再生不能なものや巻き戻し時に切れてしまったものがある。それはそれで仕方ないが、デッキも壊れてしまった。仕方なく、再生専用デッキを購入。14800円。またまた痛い予定外の出費。テープの中にはコピープロテクトがかかっていてダビングできないものもあり、デッキを確保しておく必要もあることはあった。なので、これもまた仕方ないか・・・。




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9V充電池

2013年12月08日 | ギター
ギターを使って演奏活動をする際に、今ではほとんどのギターリストがマイクではなくギター本体にピックアップを装着してPAにつないでいる。その際、どうしてもプリアンプに入れる9ボルトの6P形電池が必需品になる。
電池は当然のことながら使っていると消耗していくので、いつ無くなるのか常に気にかけていなければならない。これは、けっこうストレスになる。
そこで、ためしに充電式のニッケル水素電池を買ってみた。以前のニッケル水素電池は、耐用回数も少なくて電圧も下がりやすい印象があるが、今のものは電圧も9Vをしっかり確保しているし安定している。充電器も過充電を防ぐ構造になっている。
値段は充電器と合わせて2500円ほどで値は張るが、大事な演奏をする前に気軽に充電できる安心感はある。

Img_1030

パラアコの電池ボックスに入れたニッケル水素電池と充電器。


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J-45退院

2013年12月01日 | ギター
修理に出していたギブソンのJ-45が工房から帰ってきた。
10日という短期間で修理を終えた。ほかにもギターは色々持っているので、困ることはない。が、あるべきものが手元にあるというのは安心できるものだ。
ブレーシングはがれなので修復後は多少鳴りが落ちるかとも思ったが、変化は感じられなかった。
考えてみると贅沢なことだよなあ。何人かのギターリストが世代を超えて使い継ぎ、様々なリペアマンの手により使用に耐えるコンディションに保たれてきているギターを使えるのだからなあ。ただただ感謝。

今日から12月。
インフルエンザも流行の兆し。
休養と栄養だ何よりだ。


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J-45修理

2013年11月23日 | ギター
以前から音がビッていたギブソンのJ-45。
ブリッジのピンを換えたりして自分で色々やってみたのだが、ボディの表面中央を指で軽く叩いてみるとコンコンという乾いた音ではなくゴンゴンと濁った音がするようになってきた。これは、明らかにブレーシングのはがれだ。自分では手に負えない。
結局、11/17(日)に購入したお茶の水のカワセ楽器に持って行った。
店長に見てもらったところ、他にバックなどにもはがれている個所が見てとれる、という。
入院。かわいそうなボクのJ-45。修理代の見積もりは18000円。うー、予定外の出費・・・痛い。
このギターは戦前の制作で、おそらく70年以上たっている。その分音は枯れて、弾いていても良い音だなあと感じさせてくれる。プレーヤーとしては、実用に耐えるコンデションにしておかなくては話にならないし、まあ、仕方ないか。修理代くらいは楽に稼げるプレーヤーになりたいなあ。

しかし、お茶の水も行くたびに表情を変える。
ニコライ堂の坂の少し下には、新たに地下鉄新お茶の水駅に通じる入口が出来てきれいになっていた。

JRお茶の水駅は、バリヤーフリーの為とかで下の写真のような大規模な工事が行われている。
Kc3n0082
神田川に鉄骨の杭を打ち込んで重機をその上に上げて工事をしようとは、すごいことをやるもんだ。
写真の右奥に見えるアーチ橋は聖橋。その奥は秋葉原のビル街。


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