文化逍遥。

良質な文化の紹介。

葉桜

2015年04月11日 | 日記・エッセイ・コラム
 4月8日、花まつりの日は午前中千葉でも雪が降った。
桜も花びらを散らし、すでに葉桜。もう、花見の人影も無い。なぜか、こういう時の桜が凛として美しく見える。


撮影は、携帯で4月9日午前。少しブレ気味。

 樹木の枝というのは、不規則に伸びているようでいて、奥深くで規則に沿っているようにも見える。
「あいまいな中の正確さ」と言ってはおかしいが、不思議と木々の中にいると心が落ち着いてくるのは、その「あいまい」な中にいるからなのかもしれない、などと勝手に思っている。その点、都市部の直線的なビル群の中にいると落ち着かない。特に、東京はいつの間にか息の詰まる都市になってしまった。東京の主な街を歩いていると、ずっしりと体が重くなるような疲れを感じるようになってきたのは歳を取ったためだけでは無いように感じる。 

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