最近図書館から借りて読んだ本の中から、印象に残った1冊。
吉村昭著『間宮林蔵』、講談社 1982年9月 刊。
間宮林蔵といえば、幕末に蝦夷(北海道)から樺太を探検し間宮海峡を発見した人、くらいな知識しかなかった。しかし、落ち着いて考えてみると、当時の装備で前人未到の地を測量しながら探検するのは、文字通り「命がけ」だったろう。この小説には、そのあたりの描写が生々しく、思わず引き込まれた。著者は2006年に79歳で亡くなり、この本も書かれたのは40年以上前になる。が、今読んでも、新鮮さを失っていない。
ネットから拝借した、現在の文庫の表紙の画像。
こちらは、私が読んだ大活字本。
吉村昭著『間宮林蔵』、講談社 1982年9月 刊。
間宮林蔵といえば、幕末に蝦夷(北海道)から樺太を探検し間宮海峡を発見した人、くらいな知識しかなかった。しかし、落ち着いて考えてみると、当時の装備で前人未到の地を測量しながら探検するのは、文字通り「命がけ」だったろう。この小説には、そのあたりの描写が生々しく、思わず引き込まれた。著者は2006年に79歳で亡くなり、この本も書かれたのは40年以上前になる。が、今読んでも、新鮮さを失っていない。
ネットから拝借した、現在の文庫の表紙の画像。
こちらは、私が読んだ大活字本。