文化逍遥。

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セイモア・ダンカン、アンティクイティ・ハムバッカー

2024年07月30日 | ギター
 最近、ヤフオクでSEYMOUR DUNCAN / ANTIQUITY HUMBUCKER Neck(セイモア・ダンカン、アンティクイティ・ハムバッカー・ネック)の新古品を市価の半額ほどで入手したので、使った感想を書いておく。



 装着したのは、オリジナルのセミアコ。名前の通りエイジド加工され、見た目が始めから古く見えるように作られている。音質的にも、こなれて、ふくよかな感じ。ロックのミュ-ジシャンがレスポールなどを使うようになって、ハムバッカーの音質もかなり変化し、エッジの効いたパワフルなものに変わった。それに比べ、このアンティクイティ・ハムバッカーは、オリジナルなギブソンのサウンドに近い感じ。エフェクターを使う様な人にはお勧めできないが、古いブルースやジャズのプレーヤーには向いていると言える。

 別にリア・ピックアップもサウンドハウスの特売で購入したが、わたしは、ほとんどフロントのピックアップしか使わないので今のところフロントだけにしている。この方が余計なスウィッチなどが無い分軽く、切り替えの時のトラブルもない。さらに、損失が少ないので音質的にも良いように感じる。ただ、リアピックアップにも利点はある。チョーキング時のゲイン落ちが少ないし、ハウリングを起こしにくい。そして何より、音質的に明瞭で、ハーフトーンをうまく使えば豊かな音になる。なので、いずれは、リアもつけるつもりではある。


 こういうものを買っておいて使わずに売りに出す人がいる、ということ自体なかなか理解できない。落札する時も「ホントに使ってないのか?」と、半信半疑。しかし、実際に品物を手に取ってみると、まさしく開封しただけの新品だった。まあ、安く入手できたことを素直に喜んでおこう。

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