文化逍遥。

良質な文化の紹介。

公園の風景 ー 冬の樹

2011年02月12日 | まち歩き
昨日は千葉でも雪の一日。今朝は屋根がうっすらと白くなっている。
写真は今週の日曜に撮影したもの。

 
落葉樹は冬になる前に全ての葉を落としてしまう。そしてその葉は土に帰る。
あたりまえのようだが、不思議なことでもある。葉を落とした冬の木々は静かで、それでいて内に秘めた生命力を感じる。
『老子』に、「根に帰るを静といい、これを命にかえるという」(帰根十六)とあるが、いい言葉だと思う。
生きとし生けるものはみな葉、いつか静かに葉は落ち、大地という根に帰ってゆく。

Gingkgo
イチョウ。英語のGingkgoは、漢字の銀杏(ぎんきょう)の転だとは知らなかった。



Sinzyu
何のへんてつもない枝の姿だが、なぜか神々しい。その名も神樹。
樹の枝が伸びる姿は不規則なようで不思議とまとまりがあるようにも見える。
生命の不思議なエネルギーが表現されているようで魅力に富んでいる。


最近、卑猥なコメントがやたらに入ってくるようになり、やむなくコメントを受け付けない設定にした。
インターネットの光と影。便利なものには必ず危険性が潜んでいる。気をつけたいものである。

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