紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

里山ってどういう意味?

2004-06-01 15:50:03 | 20・日々のできごと
きのう山の報告に「里山」という言葉を使って書いたところ、「里山」ってそういう意味かなあ、というメールを頂きました。

調べましたら、ちがってました。すみません。このように、50歳を過ぎても、正しい言葉の意味を覚えられるチャンスはあるものですね。

私はどちらかというと、人里近くの低い山という風に思っていたのだけど、
「初めは、「里山林」という、薪や炭・落ち葉など暮らしに活用した林のことを里山と呼んでいましたが、今では伝統的農業が営まれ、雑木林、田畑、小川、草地、ため池、屋敷などが混在する場所のことを指し示すようになりました。」
[よこはま里山研究所~NORA]のHPより

それで、きのう書いたのを、ちょっとなおします。
「里山」は新しい言葉のようで、1989年版大辞林にはのっていませんでした。

あの時のリンゴの木は・・・

2004-06-01 06:13:15 | 2・仕事の周辺
列車の中で「静かにしてください」といわれたのは、実は二回目なのである。一回目は、10年前の1994年5月14日。

この本だいすきの会の京都支部の人たちに招かれて、舞鶴に向かっていた。京都まで新幹線で行く、その列車の中でのできごと。
一緒にいたのは、作家の岩崎京子さん、絵描きさんの長谷川知子さん、長野ヒデ子さん、あと編集の人たち。
6人で向かい合わせで席にすわり、幽霊話しで盛り上がった。そして、「静かにしてください。」といわれてしまった。

その旅で思い出すことがもう一つある。一緒にいったみんなで、舞鶴にリンゴの木を植えたのだ。私は自分の苗木に「ジュンコ バースディー」という名をつけた。その日は、中学一年生だった娘の誕生日だった。それなのに、私は泊まりで家にいなかったので、せめて娘の名前の木を残してあげようと思った。

あれから10年。苗木だったリンゴの木は、どうしてるだろう。元気にしてるなら、10年でどのくらい大きくなるものなんだろう。