紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

あれから1年

2004-06-07 12:40:03 | 5・旅の日記
5月の初旬、黒姫・アファンの森にいった。
一緒にいったのは、友人のCさん、Sさん、Kさん。どういうつながりの人たちかというと、今24歳になる息子が保育園に通っていた時の、親仲間である。
アファンの森には、Cさんのご主人である安井誠さんが眠っている。
その森は、安井誠さんの友人であるC・W・ニコルさんが森の再生を願って買い、後に財団にしたところだ。
ちょうどよく晴れた日で、木々の緑が美しく、森はどこまでも続いていた。ものすごく広大な森だ。
静かな森の奥の斜面に、「Yasui Makoto our friend」と書かれた丸く形のいい石がおかれていた。

安井誠さんが、54歳という若さで亡くなられてから、ちょうど1年が過ぎた。
この1年、折りにふれて、安井さんのことを思い出していた。
安井さんに出会わなければ、今の私はない。というほど大きな影響を受けた人である。
私だけではなく、安井さんから影響を受けた人は多い。安井さんは出会った頃、子どもの保育園の父母の会の会長をしていた。
ひとことでいうと、熱血漢、エネルギッシュ。誰に対しても、もっと積極的に生きようよ。もっと自己主張しようよ。もっと人生楽しもうよ。というメッセージを送り続ける人だった。
安井さんとのことを、明日もうちょっと書きたい。