紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

今また読みたい本といえば・・

2004-06-12 07:00:00 | 9・昔の風景
私がもう一度、すごく読みたいものは何だろうと考えてみたら、実はマンガです。もちろん、すごく好きだった本は、たいていは大人になってから手に入れてしまったから。

何が読みたいかというと、
水野英子 「ブロードウェイの星」
西谷祥子 「白樺日記」「ジルとミスターライオン」(こんな題だったっけか?)

小学生の頃に、多分少女フレンドかマーガレットに連載されていたマンガだけど、毎週発売日が待ち遠しくて、その日は学校から駆けて帰って、買いに行きましたね。続きが読みたくて読みたくて、たまらなくて。

でも、思えば、あんなに何かを楽しみにするって、最近ではもうめったになくなってしまった。よく考えるとさみしいことです。あれは、子ども時代の特権でしょうか。
もっとも、今は1週間過ぎるのが早くて、待ち遠しいほど、時間はゆっくりと流れないのだけど。