King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

プレーオフ、スパーズ対サンズ

2008年04月21日 23時54分22秒 | バスケ
2008/APR/19
Team    1    2    3    4    OT    OT2   T
Suns    24   24    23   22    11    11   115
Spurs   20    20    25   28    11    13  117
Arena: AT&T Center, San Antonio, TX
Officials: #25 Tony Brothers , #24 Mike Callahan , #15 Bennett Salvatore
Attendance:18,797
Duration: 3:20

よいよ始まりました。
さすがに、プレーオフは見ごたえ十分です。
前半はサンズのオフェンスが決まっていて
点差も徐々に広がりロースコアで無気味な
展開となります。しかし、この後の展開は
よく解りません。

放送の内容がぶつぶつに切れていて、流れが
解らないのです。ただ、スコアの様子で第3Q
にスパーズがサンズより上回りますが、まだ
トータルではサンズリードです。ただ、後半
のこのクウォーターを取ったチームが勝つのが
NBAでの常となっています。

第4Qに入り、スパーズの猛追が始まり、ついに
追いつかれてしまいます。シャックのルーズ
ボールに飛びつく姿勢やスパーズで得点して
いるのが、ダンカンだけで後はこぼれたボール
での得点のみと、いいところなしなのでまさか
サンズの負けはないだろうと思っていました。

ただ、後半の流れやどんな経緯かまったく解らず
シャックがやっと出てきたのが残り2分少々で
そのときにすでにファウル5回と後がない状態
です。オーバータイムでは、最初にサンズが決めて
リードも一時は5点とこれで勝てるかと思いきや、
スタッダマイヤーがファウルアウトしてしまい、
残りのリードは3点で、残り13秒ほどでスパーズ
の攻撃となります。

しかし、これで守れば勝ちだと思いましたが、
スパーズが取った作戦はなんとダンカンの
3ポイントでした。ダンカンは今シーズン初めての
3ポイントで、ノーマークのシュートを顔色ひとつ
変えずに決めました。そして次のオーバータイムは
スタッダマイヤーなしで戦わなくてはなりません。
それに、最初の攻撃をスパーズがとったことで
サンズの勝ちはないなと思いました。

これは選手と言うよりやはりコーチの差だなと思います。
ダンカンに3を打たせる選択が取れることやそれに
たじろがずに決めてしまうダンカンもすごいのですが、
サンズの取った作戦は、疑問だらけのものです。

先ず後半に使ったセットが、シャックのハイポストと
スタッダマイヤーのスクリーンにナッシュがペネト
レートしていって、ロールしたスタッダマイヤーに
パスか自分が打つかというものです。それを何度も
何度も繰り返します。ディアウやバルボウサの使い方が
シャック加入後どうも悪いのが、この試合にも出ています。
ディフェンスでもシャックにゾーン気味につかせる
ばかりというの、これから全ての試合でそうだと
通用しないし、ファウルトラブルになるばかりで
本人の精神衛生上よくないのではと思います。

今回ジノビリやパーカーを封じたのが明るい兆しと
思います。ダンカンがシャック以外のディフェンスには
楽々決められてしまうので、ファウル要員なり工夫が
必要でしょう。まあこのまますんなり、スパーズに
連覇があるとも思われませんが、改めてポポビッチ
恐るべしと思いました。このラウンドを勝ち抜けたら
スパーズとセルティックスのファイナルと言う線が
濃いかも。
コメント
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