King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

今月の季節のブレンドは『余寒』です。

2020年02月01日 10時23分22秒 | 珈琲

今朝のニュースを見ていたら、超暖冬に意外な異変という

ものがあり、今年の異常ぶりが窺がえます。

 

毎度季節を感じる今の季節に飲みたい味を提供していますが、

なんといっても秩父の冬ではケニアの大粒豆をこの冬飲むのが

醍醐味であり、それは常々いいつづけ、来店とともにすぐケニアは

ありますかと問う人も増えています。

 

ケニアのおいしさに気が付く人がいる一方、お正月からの一連の流れの

中での味の変化を楽しむということでは、この余寒の味はまさにお正月を経て

経験する本格珈琲の味です。

 

昨年暮れより私の話によりブラジルの味を堪能される方は増えていて、ブラジルの

特徴である平衡した味という突出したものがない平均の味でコーヒー通ですらばかにして

飲まないそのブラジルにこそ、珈琲の真実があり、醍醐味と魅力があることに気が付かれる

方も増えているようです。

 

その平衡の向こう側、に感じる充実とはまさにこの正月雅とこの余寒とあじわってみると

解るのではないかと思います。

 

昨年の今頃の記録を読むと毎回出かけるスキーでは、地吹雪のような道中を経てやっと

たどり着き、新雪がたっぷりあるのにふかふかのパウダーではないという過酷な環境で

滑り、ひざなども故障を抱えてのシーズンだったことを思い出させます。

今年は打って変わって暖冬で小雪と過酷な環境はなおさらですが、突如湧いた新コロナウィルス

の脅威でマスクが品薄になるとかオリンピックが中止になるのではというネットでの噂に

また複雑な思いをするのでした。

思えば春節でにぎわう各地の観光地というのはもはや当たり前でそれは日本にとって新たな

収入の道で歓迎するものでした。ところがコロナウィルスでそれが激減してしまったという

ことからそもそも日本のゲレンデなのにスキー客のほとんどが外国人という状況を危ぶむこと

なく歓迎ムードだけで過ごしてきた日本人にこれはいい課題となったのではないでしょうか。

 

日本人はスキーを卒業してしまい、豊かになった外国人が日本の温泉とスキーを楽しむと

いうのは日本の若者がスキーを楽しめない環境にあるという危機的なものを提示していた

のにその危険サインを見逃していた政府や世の中がまた目を向けるきっかけにしないと

いけないのではないでしょうか。

 

日本人の近眼率は年々上がりいまや80%以上だといいます。

 

これは外で遊ぶ習慣がなくなった表れであると気が付いた人たちにより

対策されて政府も官庁もそれに取り組む準備を始めたそうです。

これなどは日本のスキー場なのに外国人ばかりというときに日本のゲレンデの

すばらしさを誇ったり、文化を誇ったりしていましたがそれが完全にあやまりで

彼らは安いレジャーとしてやってきているだけで、それだけ安全で平和という

ものの尊さになれた身にはその享受が受けられずスキーに行けなくなった

お年寄りや若者のことまで思い至らなかったことや格差の拡大に目をつむって

きた結果だと反省すべきです。

 

そもそも安倍政権の行ってきた政策が大企業優先や自分のお友達優先という

ものでそのためには弱者切り捨てであり、耳障りの言い政策や無関心をいいことに

防衛費拡大という米追随で根本の沖縄基地問題とか日米安保、北方領土などもともと

安倍氏が言う戦後レジームの脱却とは裏腹に動いており、なされているのは

戦前のように軍隊を持ち平和憲法のない国への改編です。

野党が森友問題や桜を見る会を追求すればするほどその裏の実態は余計強まり

どんな無関心で国際感覚など持ちえない人でも格差拡大や国際関係の緊張に寄与し

何も解決せず国民が危険になり、増える災害にも有効な手立てなどされていないことは

実感されているはずです。

 

コロナウィルスの対応でも他の国が帰国者を強制隔離したのに対して日本はろくな

検査も実施せず帰してしまい、さらに検査を拒否した人までいたのです。その人が

拒否するのなら隔離するという処置をとられたのかそのまま帰されたのかは報道には

ありませんでしたが、その後三回の特別機で帰国した人が各地で隔離されていると

いうことですが、国内で接触していない人にウィルスが発見されたり、症状がでてなくても

ウィルスが確認されていることから初期の扱いから対処が失敗していることは明らかで

今後に禍根が残るのではと心配されます。

 

このように何かとちぐはぐな行動をとる日本に事ある毎に安心安全を口にする政府、国と

いう機関にもっと責任ある行動をお願いしたいものです。

 

 

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