King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

雪質でこうも変わるリゾート二日目のタングラム

2020年02月13日 23時47分45秒 | スキー

朝目覚めると窓の外はバシャバシャと水が流れています。

これはまた二日目は雨かと暗澹とした気持ちになりましたが、徐々に明るくなると雲が晴れ

青空がのぞいています。どうやら雨に濡れながら滑るのは避けられたと朝食会場に向かうと

昨日よりさらに人が少なく、草津のように定刻にどっと人が詰めかけることもなく、のんびりと

リゾートの朝の朝食が楽しめました。やはり昨日から朝の道にしろスキー場にしろガラガラなの

です。高速道路など未だに台風の災害工事があちこちで行われており対面通行のところさえありました。

そして、長野のスキー場なども台風で崩れてコース閉鎖があるスキー場などの報告をネットで

読んでいましたが、道路や鉄道にまで未だ多くの爪痕があるとは今後の日本は心配です。

そんなことを思いつつ、時間をかけ食事をしてゆったりとゲレンデに出て徐にホテルを振り返ると

大きな虹がかかっていました。八方で滑っている方も朝雨で虹を見たという報告があり、

スキー場からこの光景を見た方は多かったようです。春スキーではよくこんな虹をみたもの

です。

しかし、この雨上がりのスキー場というのはなかなかなところがあるのです。

クィーンで足慣らしをしてやはり野尻湖テラスからの光景が気になり朝のコーヒーを飲みに

寄ろうかと考えたところいやいやもっと上から見ればいいことよと斑尾に行きます。

私がよく訪れる三月には第二リフトが止まっていることが多く、スカイラインやレイクビューを

行くにはクリスタルからアドベンチャーアイルを行くしかないのです。とはいえ第二リフトが

止まっているということはスカイラインやレイクビューやキングスラロームも閉鎖されていること

が多く、滑るのはパウダーシアターというスカイラインの脇の斑尾側となります。三月には既に

パウダーなどという雪質ではないことがほとんどでこのアドベンチャーアイルもずっと通っていませんでした。

クリスタルのシングルリフトとこのクリスタルを繰り返すことがほとんどでした。

しかし、久しぶりに訪れたアドベンチャーアイルは半分まで圧雪されており、かつてのように

細く登りばかりという感じではなくなっていました。できたばかりのころはこのように登り坂を

登りボーダーは歩いて行くので穴ぼこだらけで板を通すスペースも限られ狭く困難な道でした。

ですが、ご褒美のように途中に開けたところに出てこのように野尻湖の全景が望めるのです。

私が昨年福島で感じた斑尾に行き野尻湖を見たいと感じたのはまさにこのアドベンチャーアイルから

の光景だったのです。これですべて昨年からの課題を果たした様な気分になり、朝の虹から

素晴らしい光景を見せてくれた山の景色ですが、スキーの方は春の全く走らない雪に変わっており、

一日苦労させられました。

これをいかに克服すべきかあちこちに出かけていろいろと試してみますが、自分の技術が突然

昔の初心者のように後退したように感じてこんなにへたくそだったかと余計じたばたとツリーランやら

スカイラブラインとかとにかくいろいろと挑んであがいてみるのでした。かといって滑らなくなった雪は

そう簡単ではなく、圧雪したところで低速で繰り返し基礎訓練を最後はすることにしました。

リフトは4時半で終わりというアナウンスを聞き、部屋に戻りますが、風呂から帰り窓から見るとナイター照明が

点いていて幻想的な光景の中圧雪車が繰り出して整備されています。

夕飯は昨日より人が減りまたまたゆったりと食事でき前のように人がいなくて申し訳ないということは思わず

逆にこの人の少なくて快適な空間を堪能したのでした。

コメント
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