King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ジョウビタキの姿に

2020年02月08日 11時44分13秒 | 珈琲

当家の庭にはかつての熊木のような植生もなく、冬枯れした草や冬でも枯れない雑草くらい

しかなく、もう毎日訪れる野鳥の姿を楽しむこともないかと思われていました。

ところが昨日訪れたのは渡り鳥のジョウビタキが姿を見せてくれました。

人懐こいとはいきませんが、鳴くときに挨拶しているかのようなしぐさが愛らしい鳥です。

まだ熊木の植木鉢やら植木やらを運べていないので庭を整えるのいつになるのかわかりませんが、

徐々にやっていくしかありません。

 

そんなことをこの鳥の姿を見ながら思うのでした。

 

必要なのに必要とするところに物が整わないとは往々に起きることですが、

今起きている新コロナウィルスの流行に巷ではマスクが不足していると騒いで

います。どの機関もウィルスの感染防止効果はないと言っているのになぜ皆

マスクを今求めているのでしょうか。そのおかげで工場などで使う防塵マスクまで

品薄となり、塵肺対策のため必須の道具なのに手当できないと憤る人がいます。

 

報道機関もマスクがないと報道して争奪戦をあおるようなことはやめ、マスクで

ウィルス感染は防げませんと報道すればいくらか買いあさる人も減るのではないで

しょうか。

 

先日のNHKの番組で化学調味料というものはないという内容のものをみましたが、

これなどはマスコミが作り出した悪影響の最たるもので、その歴史をまざまざと

体験したものとしてはテレビで秘境探検やらUFO番組が特番でバンバン流れたころ

幼少期を送った世代としては無駄な情報にかなり振り回された過去を思わないわけ

にはいきません。

 

オーパーツと謎のムー大陸とかトンデモ本とかデマを信じて生きてきてそれを

実はそれはあやまりだったというあまりにひどいウソの数々を平気で信じさせて

きたマスコミへの不信は大新聞やテレビ局などというのは実に信用できないと

いう強い印象を与えたものです。

 

ラーメン界でよく言われる無化調というのも結局自然食品信仰や食品添加物に対する

過度の恐れをあおりいわれのない不信からかつてはどの家庭でもテーブルにあった

味の素の容器が消えたのもそんな偽情報のせいでしょう。

 

無農薬や有機栽培のものがよいとして珈琲などもそれをうたったものを買う人がいますが、

そういう人がもしスーパーに虫食いだらけの穴の開いた葉物野菜を買うでしょうか。

日本では野菜でもなんでもきれいに洗われて不必要なトレイやパックに包まれている

ものが野菜だと思われています。それもみんな同じ大きさにキレイそろったものでないと

商品価値がないとされ、見てくれが悪いだけで商品とならないで捨てられているものも

多いのです。

 

秩父はここ数日ものすごく寒くなり、やっと冬らしくなってきました。

今までも毎夜氷点下にはなっていたものの、冷たい風が吹き日中も気温が上がらなく

なり温かい飲み物て癒されたい人は増えているようです。

 

余寒という立春後も寒いのを見越したような名前で申し開けない感じのこの頃に

だからこその味だと感じられれば幸いです。

 

 

 

コメント
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