King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

妙高の峰にヒントを得て

2020年02月14日 23時15分48秒 | スキー

今日は曇りで西から崩れてくるという予報です。

走らない雪は相変わらずですが、さらに雪解けも進んでいるので

不整地コースはクローズになってしまいました。

キングやビレッジラインが閉まりこうなると斑尾で昨日は敗退した感じの

ワールドカップとかジャイアントのどこまでも続く不整地急斜面に挑むかと

昨日からの走らない雪に滑りがダメダメとなった後、そのリカバリのための

整地トレーニングがどれだけの成果かと試しに行きました。

確かに昨日よりはましですが、それでも例年だと楽しさのあまり一番下

まだ滑りきり、あとはひたすら登りの坂を戻ってくるという苦行のような

横移動で元の斜面に戻るということをしないでフード付きのクワッド乗り場へ

滑りこむ短絡コースで済ませてしまいました。

途中感じたのはこの日はさらに駐車場の車もめっきりと減り、ガラガラの駐車場

が雪もなくその空きスペースが目立ちます。いつも混んでいるジャイアントの

クワッドもさほどの混雑もなく昼に戻るために途中駅で降りてクリスタルボウルの

ツリーに入りますが、雪がなくなり木や草が出ていて板も走らずでこれはもう全然

楽しいなんて次元でなく何のためという感じになってしまいタングラムにもどると

滑れるコースは限られてプライマリーで昼に戻ると結局三日いてこの脇のももやあんずは

滑っていないなあと思いました。ネットのニュースでは寒波で新雪が積もった9日には

タングラムで新雪に埋もれたボーダーが意識不明の重体とのことで、不整地の閉鎖が

早いのはこの事故の影響なのかとも思ってしまいます。毎年死亡事故があるのがスキー場で

今年のように小雪で暖冬でも死亡者は出ています。山から帰らないと捜索もされています。

それだけ楽しさと危険も背中合わせということですが、林間も全く板が走らないこのような

状況ではやることは限られてきてこの三日間初心者のような滑りになったのも昨年はいつも

降りしきる雪の中新しいスキー場巡りのようなことばかりの後、春のぐさぐさ雪でのトレーニングを

怠りその悪雪でいかに滑るかというトレーニングをしてないことによるのではと結論して今後の

計画も考えてみるという行動になりました。三日ともよく見えた妙高の山容にその思いは重なり、

田中陽希が登ったコースの説明通り、外輪山に一度登りさらに再登頂というそのままの山姿に

このようなかつての火口の中にまた新しい山の隆起が起きて山があるという姿は珍しいものでなく

日本中に山という漢字のような山容はいたるところにみえるのです。それはでも田中陽希の行動に

改めて気づかされたように他人の行動により明らかにされたり注意が行くことは実は多く、当たり前に

みていたものが実はこういうことだったのかという気付きというのは何かしらの作用があって知るのです。

そんな三日間だったなあと思います。そして概ね快適に過ごせたのはとにかく空いているということで、

コロナウィルスか景気のせいなのか道路も帰りもいつもならトラックの競争のような追い抜きのために

しばし減速されるようなこともなく、スムーズに流れストレスなく帰れました。

自分には全く関係のないこととそれでも前ならこの景気で車も少なく、感染を恐れ人が外出しなくなって

いるのかとか人出の少なさにさらなる景気後退を気にしたり、前後のリフトに誰も乗っていないような

時など自分一人のために申し訳ないような気分を味わったりしましたが、今回はそういうのはもう当たり前で

あり自分の遊びのために多くの人が働いてくれているという申し訳ない気分とか乗り降りの際に仕事で言われさて

いるのだろう挨拶の掛け声など何度も繰り返して乗るのでやめてほしいと思ったりということも今回はまったく

どうぜすこれは仕方のないことと受け流す余裕もあり、逆に外人さんだとこのマニュアルでいやいやといわされている

挨拶に普通にフレンドリーに挨拶を返しているのを見るといわされていることにもちゃんと返せば挨拶になると

感心するのでした。

コメント
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