King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

『ブリッジ』の罠

2024年03月15日 11時35分40秒 | 珈琲
先日、アマゾンで『ブリッジ』が視聴可能になってたので喜んで見始めました。
イギリスとフランスに置き換えてリメイクされた『トンネル』はみましたが、あちらはなぜか3シーズンでこちらは4シーズンあるんですね。
始まり方とメインのキャラの設定は同じです。しかし、何か本家の方がノロノロとしたストーリー展開でなかなか本質というかメインの敵が解らない。心臓移植の夫婦とホームレスやら女性を支援しているらしいNPOだかの男性が伏線的に同時進行で進みますが、被害者と心臓移植の男性と繋がったと思った瞬間の第4話でなんと後はレンタルしてねになってしまいました。
やはり本家の方が主役のキャラが立っている感じでスウェーデン側の女刑事サーガノレーンはコミュ障害のような仕事はできるけど人との関わりとか交流に難があり何でも規則や法律優先の捜査をして行く。一方コペンハーゲンの刑事マーティンローデは人情派で二回の離婚歴で5人の子持ちで事件当時パイプカットしたばかりという設定。このでこぼこのコンビがお互いの長所短所を補い会いながら難事件を解決していくという訳ですが、やはり本家のサーガノレーンは違和感なく明晰な推理と分析力と規則に杓子定規なところが行動や捜査に現れそれに振り回されるようなマーティンローデも味がありまだまだみたいのにレンタルに切り替わりやがるとは。
それも一話350円と高く、シリーズまとめていくらという格安パックもありません。
そうなると町のビデオ屋さんが安いのかなと思い覗いてみようかと思います。
ともあれまた日曜は市民リーグの開幕で1日試合で留守になります。珈琲豆がなくなりそうな方は今日明日中のお出掛けをお願いします。


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困ったお客様

2024年03月15日 09時51分35秒 | 珈琲
スキーから帰り昨日10キロ走り風呂の前に体重計に乗ると1.2キロも増えています。
今までのスキーで二泊三日で三食しっかり食べてきても全く増えなかったのになぜ。
これはやはり新雪を滑り脳内麻薬が出まくり幸せぶとりというやつでしょう。
夜走ると毎日違う匂いが町のなかに立ち込めています。
毎日お散歩をする人もそんな町の変化は知らないでしょう。
昨日は沈丁花の花の香りもしました。
これからは色々な花やら木の芽やらが出て匂います。
昼間は花粉がものすごく外にはでないようにしますが、家にいてもくしゃみ鼻みず目のかゆみはとまりません。
毎日目をやる回りの山々。これだけ山に囲まれたならそりゃ花粉も飛ぶでしょう。
雪をかぶった山々を眺め飲む珈琲は実においしく、南にそびえる武甲山にはなにかから守ってもらっているような安心感を抱かせます。
そんな山をまだ削り続けるのはどういうことかなどと考えたりしますが、これは豊島区と秩父市が未だに交流することと同じで江戸ができたことと繋がりがあるのと同じことです。
秩父のアーチストとか自称詩人とかが神の山だとか神社の宮司を担いで自然保護やら神の山を守ると騒ぐ人もいます。
資本主義が宗教より多くの人を幸せにしてきたからまだ削られ続けるのでしょう。
秩父氏と豊島氏が江戸誕生に力を尽くした歴史は連綿と続き今でも秩父のセメントが東京のビルを作っているのです。
昨日は困ったお客様の注文がありました。
普段はどんな珈琲を飲んでいますかとかどんな珈琲を探してますかと聞いても言葉を濁す人がほとんどなのですが昨日は言葉にはしないのですがその人の求めるものが何なのか解っているので厄介な注文なのです。
と、言うのはマンデリンを注文する人は多いのですが、これを注文する人の多くは酸味が嫌いでマンデリンならガツンと苦いだけでよいというものですが、さて、世の中はスペシャルティの豆が流行りで世界中の国でパナマのゲイシャに続く豆を作れとなり、嫌気発酵なる製法まで編み出されました。
インドネシアも例外ではなく、今までのマンデリン製法から6割の豆がウオッシュド製法に変わりました。そればかりかハニー製法も取り入れられています。当店のマンデリンも今売っているのはそんな豆です。多くのお客様はこのスペシャリティの豆を喜んで買われるのですがこれはマンデリンではないと言う方もいるのです。
世の中花の香りやらフルーツの香りの珈琲が流行るなかやっぱり昔ながらの珈琲らしいガツンとくる珈琲がほしいという人たちです。
普通なら仕方ないですね今はこういうのが流行りだからとすませるところですが。そう簡単に切り捨てられないのです。と、言うのも私も実は昔のカルモ下坂とかこってり珈琲らしい豆をずっと探しているのです。
濃い珈琲でエスプレッソを飲む人もいますが、そんな何気圧もかけなくても重力だけでドリップしたこってり珈琲らしい珈琲は永遠のテーマなのです。それが時代遅れだと言われればそうなのかもしれませんが本質の味は譲れないのです。
いつも回りの山の姿を眺め飲んで美味しいと思える豆。それはいつも季節のブレンドで表現しているわけですが珈琲の本質を示す豆はまた別で私と同じでそれがほしいと言われれば出さないわけに行きません。次回はそんな豆を紹介していきましょう。


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