King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ブラジルのおいしい季節に

2014年10月08日 20時05分36秒 | 珈琲
今日は月食の日ですが、曇っていて見られませんね。

台風一過の一昨日、昨日ととても明るい月が出ていて
月曜日にはこれはもったいなくて寝てはいけないのではと
思うほどでした。

そんな深まり、月を見たりするにはいい季節になった今、
珈琲もおいしい季節になりました。

珈琲もコメと同じで今収穫の時期です。

普通この初摘みの珈琲というのは来年の一月になって
売り出されるのが通常の入荷スタイルでした。

年々今年の珈琲を楽しむという風潮も出てきて、ブラジルの
初摘みが売りに出ましたので入荷してみました。

いつも入れていたロンドムノ農園が最近出てなくて、代わりに
セミウオッシュドとかブルボン種のものが売られていて、さらに
パルプドナチュラルとかどれがロンドムノ農園のあの味の代わる
ものなのか色々と悩みが募る問題でした。

そこで今回の木上完熟手摘み一番摘みにしました。

品種はムンドノーボです。

え、これは品種名です。ややこしいでしょう。

乾燥方法が風干しとなっています。

つまりナチュラルなんでしょう。

豆の感じはウオッシュドできれいな青い豆です。

さてさて、これは焼いてみないとね。
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エルサルバドルにカクエンジ農園

2014年10月07日 21時40分59秒 | 珈琲
台風が去ったのにまた週末には次の台風が
やってくるようです。

やれやれです。

店主次の日曜は都内出張でお店はお休みになります。

皆様のお宅の珈琲の在庫確認をお願いいたします。

土曜日の引き渡しになります。

あっという間に売れ切れたカクエンジ農園は残りを
飲んだみたら売るのが惜しくなるような良い味でした。

当店にある今のブラジルはサントスNO2、カクエンジ農園、
ダテーラサンライズ、それと新着のこれもセラード地区の
農園でドゥアスポンチス農園なんと今年の一番摘みの豆
がもう届いたのです。

通常だと年明けなんだけど年々こんな感じになってきて
やはり新豆を飲むというスタイルが今年の収穫を楽しむ
という他の作物並みに旬を重要視するようになったので
しょう。

セラード地区の豆でよく聞く木上完熟、手摘み、日陰干し
とか風干しとかナチュラルとかハーブウオッシュドとか
パプドナチュラルとかいつも聞く売込み言葉ですが、
小さな農園なら昔から手摘みは当たり前、それに
水洗漕を持たなければナチュラルでつくるしかない
のです。

つまりそんな小さな無名の農園の豆でもとにかく
売らなくてはならないという事の表れで作られた
のが、手摘み木上完熟豆なのでしょう。

エルサルバドルのバカマラとカクエンジ農園が
今週のお勧めでしたが、新豆も届いたので週末は
さらにお勧めしたい豆が増えるかも。
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浜松美術館

2014年10月06日 11時09分54秒 | 日々のこと
昨日のお客様で、自転車好きでよく遠出する人が
次は四万十川に行くといったので、私はつい先日
浜松に行ってきましたと話をした。

すると浜松美術館は見ましたかと言われ、収蔵品も
貧弱だし特に行く気になれなかったというとなんと
建物だけでも見る価値があるというのです。

この建物が見る価値があるという言葉に弱い私は
観そこなった美術館がなんだか旅の失敗をして
しまったかのような気になりネットで検索してみると
浜松市立美術館は何の変哲もないコンクリートに
タイル張りの建物でやはり見るべき価値を見いだせないし
収蔵品も魅力的には映りませんでした。

で、浜松美術館に建物をつけて検索するともう一つの
美術館がでてきてなにやらそれらしい感じでした。

諸橋近代美術館や館林美術館、宇都宮美術館ほどの
魅力はやはりないかなあ。

建物を見るというテーマとそこに至るアプローチなど
がアートになっている美術館はかなりあるものの、
湖の温泉から足を延ばして見る魅力はそんなに感じなくて
もしや浜松への再旅行をしなくてはいけないとまで
思い始めていたのがそこまでではないかと落ち着きました。

でもそんな気持ががさごそするのが旅のきっかけなんですね。

秋は旅行にぴったりです。
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サヨナラ林檎

2014年10月05日 14時36分22秒 | 珈琲
きのうまで暑くて今日は雨で冷たい感じの
週末になりました。

そんな雨をついて来店いただいたお客様は
皆、足早に珈琲豆を受け取ると試飲もされず
帰って行きます。

お昼休みに余った林檎を飲みました。

こんな雨のときにもこの林檎はいい味です。

軽いようでガツンと強い刺激もあり、のみあきない
ふくらみと何よりこの林檎の由来の香りが良いのです。

昨日、吉田の道の駅に行った時にはまだ在庫があり
ました。

飲み逃した方はそちらでどうぞ。

深煎りのモカマタリとイルガチェフのナチュラルのシティ
もあります。

ドリップパックはオリジナルブレンドの龍勢ブレンド
です。

香りの贈り物にお土産に良いのではないでしょうか。

秩父のあちこちにKing Diaryの豆を置きたいと画策
しておりますが、色々な岩盤に突き当たり法という
明文以外にも新参を拒むものや仕組みが存在すると
いう事を実感します。
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失われた記憶

2014年10月05日 11時15分54秒 | 日々のこと
今日は地元の鎮守の森のお稲荷さんのお祭りです。

地域の守り本尊として大事にされています。

とはいえ役員の皆さん以外この雨では集まり
祭りを祝うという感じではありません。

もともと晴れたとて、役員以外はゆかりの人と
元地主の人とかかかわり上仕方なく来る人や
こういう集まりには顔を必ず出す議員になりたい
人とか決まった顔しか見られないのです。

遠く昔私はこのお祭りに友達と参加しにた記憶があり、
その後地域の役員をしたときに懐かしく思い出した
のでした。

以来、気にはしていたものの地域役員の職を退くと
今日がお祭りという事以外とくに役員の人のご苦労は
体験しただけに解るものの、お祭りに逆に何の意味が
あるのかという感じがするばかりです。

しかし、このお祭りには人手と金がこうして毎年費やされ
人々の思い入れも積み重なります。

祭りというとよいこととか伝統とか人が集うブラスの
効果ばかりが言われますが、元々は政治に庶民が口を出す
唯一の行動から端を発していて、これを今や税金で支えて
いるという本末転倒の現象がみられるのです。

増々そんなのならやめてもいいのではとおもいますが、
地域活性化、町興し、人口減の唯一の方策と目され
小さな町の祭りにまで税金は支出されているのです。

人の思いとは厄介なものです。
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人口減と変わる町並み

2014年10月04日 23時45分08秒 | 日々のこと
秩父を代表する目抜き通りも今や更地が多く、建物の
取り壊しが相次ぎます。

かつて宮前やイズミ屋や宝屋、キンカ堂といった
大規模商業店舗は今はなく、挙句更地となったその
土地はいやに狭く見えます。

虫食いのような街並みはみすぼらしくもはや年寄り
しか住まない活気のない町の象徴のようです。

政治家は選挙のたびに耳触りのいい言葉を並べ
支持を訴えましたが、その言葉は誰もみんな同じで
地域に職場を作り安心して住める街づくりをすると
いうものでした。

言葉では簡単に言い表せても現実に現れている目の前の
景色は彼らにはどう映っているのでしょうか。

選挙時に言ったことと市役所の建設延期や水道料金の
値上げは予定通りの市民のためことでしょうか。

どれもこれも策が足りず、ただ中央の補助金事業に
沿ったことをなぞっただけの事業があるだけのお粗末な
行政にしか見えません。

これは政治家が地方創生だとか基地負担軽減とか耳障りい
のいいことを言うものの実際には原発再稼働や新幹線の
開業など中央に金と人が集まる仕組みを役人がかねて
からずっと取り組んだ中央集権的な社会の実現でできて
いるといえます。

となるといくら政治体制とか新党などとさわいでも
役人機構を変えない限り今後もこの流れは変わりません。

かつて、田中角栄が列島改造論をぶち上げ、地方を活性化
して豊かな社会を築くとしたのもリゾート法や首都移転法
など作っても実際には東京につながる高速道路と新幹線は
出来ても役所は地域に移転しませんでした。

いまこそ中央の役人を地方に移し、地方に権力を移譲して
首都機能移転を図ることが必要でしょう。
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失われていくもの

2014年10月03日 23時29分03秒 | 日々のこと
多くの夏祭りが終わったと思ったら今度は各地で収穫を祝う
秋祭りがさかんに行われています。

田んぼでは米の収穫が本格化し、干し草が積み重なったり
しています。

この風景に色々思うことがありますが、今一番気になるのは
秩父の存亡です。

もう何年も前から人口減や地域の過疎化が言われますが、
それが目に見えて身近な問題と化しているのが秩父の今の
姿でしょう。

私が地域の役員をしていた時には毎週のように葬式があり、
一人住まいの老人が亡くなり、空き家が増えるようになって
今年はその空家が取り壊されて更地になるケースが目立ちます。

これは、住宅地に限ったことでなくて一番のメイン通りも今や
町を代表する目抜き通りもその姿を大きく変えようとしています。

昔私が子供の頃、一番目抜き通りの大きな商店や銀行は揺るぎの
ないもの繁栄の象徴であり、それはずっと続くものと思われて
いました。

しかし、世の中終わりのないものはないと知るのが人生をより
深く知り何でも知っている大人となった時でした。

バブルの崩壊、ブラックマンデー、リーマンショックと大震災と
津波、かつてない大雪、ゲリラ豪雨に土石流に噴火と今までの
繁栄とわが世の春を謳歌してきた日本国民にも色々な問題が
次々と突きつけられています。

こんな厳しい時代に日本人は未だに戦後という言葉を使い
独特の歴史観と国際感覚を吐き散らします。

世界は未だ戦争の中にあるというのに日本国民だけが戦争は
過去のことで、平和のただなかにいると思っています。

戦争をしているのは一部の過激な思想を持ったカルトと
テロで世の中を変えようとしている人たちの世界という
勝手な思い込みと国民を無知のただ中に置く戦後という呼び名を
いい加減マスコミはやめなくてはならないと思います。
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今月の季節のブレンドは

2014年10月01日 23時33分09秒 | 珈琲
今月は予告通り深煎り豆のブレンド
『錦秋』です。

深まる秋にふさわしく、深く滋味に富んだ
味わいを目指しました。

飲むほどに豆の自然の恩恵を凝縮したカカオ感
などの野生の本来の木のみ由来のうまみがぐっと
集めたようなとろっと沁みる感覚です。

過ぎた夏を思い、来る冬のことを考えるそんな
人にしみじみと飲んでほしいと思っています。
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