King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

例年この時期に思うこと

2014年10月13日 23時38分11秒 | 日々のこと
ニュースでどこどこに雪が降ったという
知らせが届きます。

そして、スキースクールの新しいパンフが
届き、今年のスキーシーンのことをあれこれと
思う時にいつもひとつの選択肢として雪山の
近くに職を求め雪山で一シーズン過ごすという
夢です。

当店の豆を定期的に買っていただいている現状では
実現性が薄い夢です。

当店を温泉街に冬の間移すという事も考えました。

今時は開いている物件はどこでもあるし、市場の
開拓にもなるしこれはいいのではないかと思います。

そして、例年年末まで急に忙しくなり、物件を探す
こともできず、仕事に呼ばれることもなく、乾燥した
寒い空っ風に吹かれて師走を迎えるのです。

しかし、その例年を飛び越えるのもそんな難しくない
ことなのかもしれません。

ただ、快適な我が家の環境からつらく孤独なスキーと
雪山と珈琲だけの生活に移るのがやはりつらく現実に
したくないというのが本当の所なのでしょう。

でもいつもこの時期必ず考える雪山での生活というのが
なんとも甘く夢の生活のように映るのも事実で、なぜ
現実に移さないのか、それはなくすことと得ることの
天秤に何か足りないものを感じるからなのかもしれません。

その足りないものを考えて、雪山を思い、珈琲を焼きます。
コメント
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