先日は洋裁学校のカフェへ行く前に一軒近くの建築を見に寄ってもらった。
交野市立教育文化会館は昭和4年に交野無盡金融株式会社の新社屋として建てられたものだそう。
国登録有形文化財。
建築銀行では珍しいというゴシック風の外観。
建てられた当初はやはり北河内一円でもとてもモダンな建築だったそう。
一階は尖塔アーチ型の窓が連なり、塔屋や屋上パラペットには中世城郭風のギザギザ?(狭間という)
が巡らされていて、ちょっとした風格がある。
玄関入り口。
館内は歴史民俗資料室となっていて自由に入ることができるので私たちももちろん中へ入った。
階段手摺の壁には階段の断面をそのまま貼り付けたような装飾がおもしろい。
二階には当初からある部屋を修復し、展示室として使用されている部屋が一つあった。
昔なつかしい民具の数々・・
天井には美しい漆喰のレリーフが残されていた。
天井の隅まできれいに施された装飾。
民具の中にはこんなしゃれた精米機もあった。
交野市を含む河内地方は河内木綿の産地ということで明治10年代後半には、
交野地方でも木綿の商品取引が盛んに行われていたそう。
これは綿繰機といわれるもの。
綿の実をこの綿繰機にかけて、くるくると手動で回すと綿と実に分けることができる。
実際やってみたけど・・なかなかうまく綿がローラーに挟まらない・・;
こちらの施設でもいくつか綿の木を栽培されているそう。
ふわふわの綿の実。
河内木綿復元をめざし、機織り教室も行われているとか。
のどかな雰囲気の交野市立教育文化会館の周辺をしばし散歩してみることに。
立派な塀に囲まれたお屋敷があちこちにある。
茅葺き屋根のお宅も。
交野市のマンホールは市の木のサクラ、市の花ツツジ、市の鳥キジとそれほどインパクトのない?デザインだった;
旦那が散歩前から目を付けていた地元民御用達のようなクレープ屋さんでおやつタイム。
250円という安さなのにちょっと生クリーム詰め過ぎじゃ?というくらいボリュームたっぷりのクレープが食べれた・・
はあ、お腹いっぱい。。