m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

日本アニマルトラスト・ハッピーハウス

2011-04-03 | 工場見学・社内見学&子連れイベント


昨日は日本アニマルトラストというNPO法人がされている能勢の山中にある動物たちの孤児院「ハッピーハウス」へ子どもたちと見学へ訪れた。
飼い主に捨てられたり、保健所で預けられたりと行き場のなくなった動物のケアや治療などを行い、
新しい飼い主の募集に呼び掛けているという団体だそう。
毎日14時からスタッフによる施設の案内があり、私たちも参加した。
敷地内に入るとかわいくて人懐っこい犬たちがしっぽを振りながらじゃれついてきた。

最初に説明があったのだが、こちらの施設は他の施設と違って、
攻撃的だったり手に負えない状態で貰い手は見つかることがないだろうというような動物たちでも
決して殺処分するようなことはしないとのこと。
病気であっても安楽死させることはせず、最後まで面倒を看て天寿を全うさせるという。





こちらは捨てられた親から生まれた子犬のコーナー。
通常こちらへやってきた犬たちは、子孫を増やさないためにも不妊手術がされる。





広い広場を囲むようにずらりと犬舎が並ぶ。
それぞれの檻には犬が数匹ずつ入れられている。
私たちが前を通ると何かを訴えかけるように鳴き、吠える犬たち。
犬たちにはそれぞれに悲しい過去があるという。
飼い主に捨てられた犬たちがこんなにもいるとは・・
現在600頭ほどがこの施設で飼われているのだとか。





こちらの施設はこれほどの動物たちを抱えてどうやって運営されているのだろう?
お聞きすると、全て個人の方からの寄付によりまかなわれているという。
寄付は動物たちのエサであったり、ワクチンや手術に必要なお金であったり。
こちらの煉瓦塀には犬舎を作るに当たって募金をされた方々の名前が刻まれたブロックが積まれていた。





こちらは室内の犬小屋。
小さな檻に入っている犬たちもいるが、ちゃんと順番に外へは出してもらえるそう。





室外の猫小屋も。





アライグマなどの外来種の部屋。
他にも縁日で買ったひよこが大きくなって飼えなくなったというにわとりなども飼われていた。





こちらは老犬の部屋。
この中にはもう手の施しようのない病気の犬もいるのだそうだが、決して安楽死させることなく最後まで大切にケアされる。
その中で思いもよらない動物たちの生命力を感じることもあるのだそう。
又あえて先の短い犬の飼い主になってくださる方もいるという。
一度は捨てられた犬たちもそうやって最後は飼い主に大切にされて天寿を全うできるのは幸せなことだろう。





最後には私たちも一緒に遊べる猫部屋へやってきた。
あっちもこっちも猫だらけ!
猫カフェも真っ青?な猫パラダイスだ~





ここで好きなだけ猫ちゃんたちと交流。
あっちの猫もこっちの猫もみんななでなでしたくなる~
猫好きにはたまらん部屋だ・・





あちこち上るのが好きな猫のためにこんな台も壁に取り付けられていて、





一人?孤独を楽しみたい猫ちゃんにはこんな個室も用意されている。





個室でくつろぐ猫。





猫ちゃんたちを激写!

















三毛~~





このブサかわゆさがたまらん~





西洋絵画の中でこんな顔の猫を見たことあるなあ。。









なんだか猫離れした顔立ちの猫。
この猫が私のお気に入り。









凛々し過ぎるお顔・・





子どもたちも猫に夢中~





特に息子はまったりと猫とたわむれてた。。









帰り際には息子は鼻水と目の充血、かゆみが止まらなくなり・・実は猫アレルギーだったということが判明;





お気に入りの動物がいれば飼い主になることはできるのだが、
誰でもがすぐ飼い主になれることはない。
スタッフとの面談があってちゃんと責任をもって飼えると判断されてからなのだ。
中には三味線の皮目的で猫を貰いに来るという人もいるというのだから・・

ここへ来ると決して安易な気持ちで動物を飼うことはできないと思わされる。
ペットを飼おうと思ったら一度ここへ来てみてよく考えてからにした方がいいかも。

又日本アニマルトラストでは東日本大震災での被災地域のペットたちの一時保護受け入れなどもされているそう
迷い犬、迷い猫の掲示板も。


コメント
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