先週末は土曜日に朝一に常滑で、とある用事があったのだけど、始発に乗らないといけないくらいの時間だったため、
いっそのこと前泊することに。
前泊するなら前日にも目一杯回ってこようと一人青春18きっぷで豊橋までやってきた。
久々使う青春18きっぷで1日乗り放題、降り放題の旅!
せっかくなので一応、豊橋、豊川、蒲郡、刈谷、一宮泊と分刻み?のスケジュールを立ててみた。
まずやって来たのは豊橋の元旅館、新宝光。
以前、宿泊してみたいと予約しようとしたことがあったのだけど、もうすでに旅館はやめられていて願い叶わず、
今回は特別に見学させて頂くお約束をしていた。
おばあちゃんがお迎えくださり、親切に館内を案内してくださった。
館内はあちらこちらに凝ったしつらえが見られ、大好きなタイル尽くしもあり、感動の見学ができた。
新聞にも載ったことがあるのでブログ掲載も大丈夫、とのことで、レポさせて頂くことに。
こんにちは~!と開けて入った玄関。
インパクトのある床の間、
そして、たたきには一面のタイル!
ふと横を見ると、モザイクタイル柱!
モザイクタイルに囲まれたアールのつけられた柱はやわらかい印象で、
しかも所々にアクセントに入れられたピンクのタイルがかわいい。
式台の下?にはこんなグリーンのタイルが貼り巡らされてる!
おばあちゃんが出て来られ、中へどうぞ、と言われたものの、
「ウェルカムタイル」の洪水に囲まれて、すっかり動けずじまい・・
タイルが大好きなもので・・すみません、、と言いながら写真を撮らせて頂く。
そしてこのものすごい存在感を放つ上がり框?はケヤキの大木が使用されてるとのこと。
正面の床の間も様々な木材の競演が見られる。
2階の天井まで突き抜ける床柱はこちらもケヤキだそうで、
その力強さは半端ない。
ひょうたん型のくり抜き
落掛はなんと藤の木が二本ねじり合わさっているのだ!
これは珍しいものだ、とおばあちゃんも言われてた。
玄関ホールの右手の壁面も自然木、石が使われたリズミカルな装飾が見られる。
館内は珍木、奇木のオンパレードで、
いい感じのひねりを効かせた木材が適材適所に使用されていて、大工さんの遊び心が伝わってくる。
手を掛けて作られたという煤竹も
玄関左手の壁面は収納庫としても使われる。
庇を支える持ち送りも一捻りも二捻りも効いた自然木。
玄関天井
玄関ホールから奥へ
1階のトイレ周りの壁。
なんと鮮やかな!
ブルーと朱の色壁に小石のラインが描かれている。
そしてトイレ個室前には、タイル!!
石風?模様の入ったタイルをパステルトーンの可愛いモザイクタイルが囲む。
ピンクのタイルがやっぱり可愛いなあ。
個室を開けると、そこには玉石タイルがびっしり。
男子用も。
2階へ上がる階段にもめちゃめちゃいいカーブ描いた自然木の手すりが使われてる。
これは2階も期待が高まる~!
続く。