今日21日の午後、衆院本会議で、衆議院が解散されました。
いつも思うのですが、“衆議院を解散する” の後、議員さんたちが、うれしそうに “バンザーイ” を三唱しています。
何が一体万歳なのか? 政治に空白を作り、多くの人とお金を使って、選挙が行われるのです。 国民にとって、
何が良いのかわからないのですね。 とくに、今回の解散は、その理由や、タイミングに納得が得られ難い “独断解散”
みたいな感じがしています。
トランプゲームに喩えたりして恐縮ですが、場に出ているカードを “流して” すべて取り換える、そんな感じすら
しているのです。 そうすることが有利だから・・そう判断するからなんですね。
数々の法案を、かなり無理無理な法案も押し進めながら、一方で景気動向が今一つ読み通りに行かず、
このまま突き進むことは必ずしも得策ではない、 ここは、すべてを “流して” 取り換える戦方が有利と判断されたの
でしょう。 内閣支持率は11月で、44%あり、最大野党の民主も小選挙区の候補者擁立が進んでいないようだし、
第3極と言われた、みんなは瓦解し、維新の会も既に分裂、 民主・維新の調整も難航・・ 野党がこんな状態だから
怖くない。
2年前の衆院選では、小選挙区で43%の得票率の自民が、約8割の議席を獲得しました。 自民圧勝の一因は、
非自民票が分散したからとあります。 今回もまさしく同じような図式にあるようです。
ただ、自民にしても、かなり無理筋な政策を押してきていますから、自民離れも起こるかもしれませんが、
大勢は確保できると読んでいるのでしょうね。
今日のテレビなどでは、力強い政策や政治路線をうたうのではなく ただただ生き残り戦術に明け暮れた
身の置き所を探る議員集団、付和雷同議員が映し出されていました。
センセイ方が走り回る師走となり、街は騒がしくなりますが、この結果に “勝った、負けた” ではなく、どのように
することが、景気の向上が図れるか、短期・長期の政策をみんなで真剣に考えていただきたいものです。
政治、政界に全くご縁の無いノンポリが、的はずれなことを書いて恥の上塗りをしているのかもしれませんが、
何となく国民不在の解散劇のように思いましたので・・。
今日は、午後から園芸友の会で日比谷へ出かけてきました。友の会のご報告は、別途記事アップしたいと思います。
日比谷公園のつわぶき 大手町方向を見る