今回の西日本を襲った記録的な大雨は、各地に大きな被害を出しています。
報道の度に、死者、安否不明者数が増えて行き、悲しみが広がり、川の氾濫、
土砂崩れの映像にも唖然とするばかりです。
立ち上がる人々にも、猛暑、断水、停電と厳しい追い打ちをかけられている
状況から、何とか一刻も早く救済されることを願ってやみません。
ことさらお見せするようなものではありませんが、この時季、いろいろな花が咲いて
きました。 夏のベランダは、気温が30℃を超えると、直射日光と照り返しなどで、それ
こそジリジリと暑いので、殆どそこには居れないのですが、花たちはじっと我慢している
のですね。
ひとたび風が吹くと、6階の庭に相当しますから、これまた、地上よりも強い感じで、
とにかく、過酷な条件の中で耐えている・・のですね。
そんな中で、花を咲かせている可憐さに、ついパチリトしてしまい、ありふれた花たち
ですが、今年もブログに載せてその形(存在)を記録しました。
先(6/28)に、カサブランカをご覧いただきましたが、こちらは、花数がグッと少なく
なりましたがまだ咲いています。 その時の記事では、ジニア(百日草)は、まだ蕾が硬い
状態でしたが、7/6には、いっせいに開花し、今の状態は下の写真のように元気いっぱい
です。
ジニア(百日草)
ジニアは、種から育てても、作り易いので、私のところではこの5~6年は毎年、5月頃
に種を蒔き、今頃花が咲いてきます。
名前・・百日草の通り、次々と100日は咲いているのです。
グラジオラス
こちらはアヤメ科の植物で、トウショウブ、オランダショウブなどの名前を持っています。
球根ですから、もう2年ほど掘り上げていなくても、今年もあちらこちらで咲いています。
草丈が6~80㎝ほどあり、葉が剣のように伸びていますから、強い風が吹くと倒れ易いで
す。花は下の方から次々と咲いてきます。このブログにも、度々登場しています。
ノウゼンカズラ
ノウゼンカズラは、中国原産で、平安時代頃に渡来したそうです。漢名の「凌霄花」は、
「霄(そら)を凌ぐ花」の意であるとあり、蔦が他の木などについてよじ登り、大きな花を
つけるということなんですね。 ベランダのは、鉢植えで単独なので、1m位の低いところで
毎年よく咲いてくれます。 夏に負けていない花ですね。
ルリフタモジ
「フタモジ」は、2文字のことで、昔、宮中でニンニクのことを「フタモジ」と呼んでいた
そうです。「ヒトモジ」は、ネギのことで、「キ」なんだそうです。 るり色のフタモジと
いうところです。 葉を折ったりすると、ニンニクの香りがします。こちらも、毎年よく咲き
ますし、増えてきます。 かって、園芸友の会の人から頂いたのが増えてきました。
ギボウシ
ギボウシ。 何とも地味な花ですが、葉に腑が入って、なかなかおしゃれな感じでもあり
ます。 日比谷公園などのギボウシは、もっと大きく、“すごい”感じで咲いていますが、
ベランダのは、5号鉢くらいの小さな鉢(2鉢)ですから、こんな感じなんですね。
こちらも、かって、当ブログで解説していました。2012.7.5、2015.7.2などに記事アップ
していました。
関東は、今日も暑くなりそうです。