塩分の取り過ぎは体に良くない・・よく聞いてきた言葉です。
私は 2歳ころに腎臓が悪るかったそうでどこかの病院に入院していたそうです。
で、昔、「腎臓にはスイカがいい」というので、京都に住んでいた叔母が冬の寒い
季節に、わざわざどこかで取り寄せてきたスイカを私は嫌がって食べなかったそう
です。そんな話を、叔母が生きていた頃、時々話に出ていたことを想い出しました。
腎臓に疾患のある方は、食生活の減塩に大変苦しんでおられるという話をよく聞
きます。 ここではホンの入門編ですのでお許しください。
(ネット画像より)
定期購入しているサプリが届く度に同梱されている小冊子「素敵なあしたへ」は、
今回は減塩が取り上げられていました。
『減塩のコツ』(監修:土橋卓也氏、製鉄記念八幡病院理事長)には、この減塩
について改めて認識を深めるとともに、意識して生活してゆきましょう・・そんな
趣旨で、平易に書かれていましたので、記事をちょっと拝借してここに取り上げて
みました。
塩分の取り過ぎは高血圧を招く大きな要因の一つであり、これは動脈硬化や脳梗
塞、心筋梗塞の原因となるが、自覚症状として表れにくいのだそうです。
セルフチェックシートがありました。下表の当てはまる項目に〇を付け合計点数
で判定する簡単なものです。
セルフチェックシート
(小冊子より転写しました)
採点の結果は次のように評価されていました。
合計点数が
・0~8点 食塩はあまり取っていないと考えられる。引き続き減塩を。
・9~13 食塩摂取量は平均的で、減塩に向けてもう少し頑張りましょう。
・14~19 食塩摂取量は多めで、食生活の中で減塩の工夫が必要。
・20点以上 食塩摂取量はかなり多い。基本的な食生活の見直しが必要。
私は、合計点数が10点でしたので、2番目の評価となり、もう少し頑張る・・と
いうところでした。若い頃は、食生活は不規則で、減塩のことなど気にしなかった
ようです。学生時代は、運動クラブでしたから真夏などは、むしろ食塩を補給して
いたこともありました。
それが、年齢と共に、最近ではどちらかといえばうす味を好むようになってきて
います。
で、小冊子に戻りますと、1日の食塩摂取量の目標値は、成人男性:7.5g、成人
女性:6.5gで、2020年度版の食塩摂取平均量はそれぞれ 11g、9.3gとあり、男性で
3.5g、女性で 2.8gオーバーしているというのです。目安は、男女とも1日2g程度の
減塩を心がけましょう。と呼びかけています。
外食に含まれる食塩量の目安がありました。 かけそば:4.0g。きつねうどん:
5.6g。塩ラーメン:7.3g、おにぎり紅鮭:1.4g、サンドイッチ卵:1.3g、エビチリ定食
:7.4g ですから、塩ラーメンだけで、1日分の食塩摂取量となるのですね。
確か、子供のころの食卓では、たくあんにまで醤油をかけたり、カレーライスに
ウスターソースをかけたりしていたようですが、まるで信じられないようなことが
常だったようですね。今では、野菜サラダでも、オリーブか亜麻仁油にレモン汁で
食べていますね。漬物に醤油をかけるということはありませんね。 冊子にも、
習慣的に使っている調味料を、意識して使わずに 生の味を楽しんでみては? と
呼びかけています。
また、余分な塩分を体内から排出する生活習慣も大事だとあり、汗ばむくらいの
有酸素運動やカリウムなどを含む食品の接種などに気を配るのも良い・・とあります。
こちらの食品として、例えばカリウムを多く含む食品として、ブロッコリー、ホウ
レンソウ、トマト、バナナ、オレンジ、キウイ、イモ類、豆類、キノコ類などが挙げ
られていました。ただしカリウムは腎機能に悪影響があるそうで要注意とあります。
あらゆる生活習慣病の予防につながるとして、今から始めても遅いということは
なく食生活の改善で10年後20年後の健康を目指しましょう‥みたいなくくりがあり
ましたが、私にとっての10年後20年後はもはや望むべくもありません・・。
渚のデイト(英語)/コニー・フランシス