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先日に引き続き、神楽坂地形ネタ。
今度は「上級編」です。
ちょっとわかりにくいですが、心して?読んで下さい。
神楽坂や軽子坂、あるいは現在当社倉庫のある御殿坂エリアは、大きく見ると神田川の南側に位置する、新宿方面に連なる台地となっています(淀橋台)。一方、神田川の北側も、茗荷谷駅や小日向などが位置する台地となっています。
実はこの両者は昔々は一つづきの台地(武蔵野台地)で、これが神田川によって南北に分断されたことがわかっているのですが、よくわかっていないこともあるのです。
それは、神田川の北側と南側で、台地への勾配が違うこと。
神田川から北側の台地(例えば小日向)に登る坂はとても急な坂。
(江戸川橋駅から茗荷谷駅付近まで)
それに比べると神田川から南側の台地(神楽坂エリアの)への坂は赤城神社の裏手の坂こそ結構急ですが、それ以外は比較的なだらかな坂になっています。
(江戸川橋駅から早稲田通りまで)
実はこれは神楽坂界隈だけではなく、早稲田の辺りも一緒(北側の学習院への坂は急で、南側の早稲田大学への坂はなだらか)。
人呼んで、
「神田川の非対称谷」
なぜそうなっているのか?
南側は柔らかい地質で北側は硬い地質だとか、地殻変動があったとか、地下水面が傾斜しているとか、色々あるようですが、比較的よく言われているのは「霜柱のせい」。
曰く、今よりも寒かった氷河時代、南側(=北向き)の斜面は日当たりも悪く寒いときには霜柱ができて、それが溶ける際にぐずぐずになってなだらかになったのに対し、北側(南向き)の斜面は日当たりが良く乾燥がちで霜柱ができることもなかったので崩れなかった。。
霜柱ができるできないで、こんなことになるとは俄かには信じがたいですが、実は北海道の地形がなだらかなのもそんな感じ、らしい。
その他にも、実は神田川の南側、江戸川橋から早稲田の辺りまでなどにはタモリの好きな河岸段丘がうすーく分布していて、それで緩やかに見える、という説もあるらしいですが、これが正しい!という確証はないようです。
「ブラタモリ」に来てもらって、定説を造って欲しい気がします。
(もちろん、氷河時代の古文書のご提供とか、取材協力は惜しみなく致しますよ!!!)
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