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暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが、昨日はまさかの都心の雪。
お花見どころではなかったですが、倉庫には春の便りも。
お花見の時期の季節商品です。
とにかくファンを増やそう!という日本酒業界。
季節折々のお酒の展開をしています。
夏の冷酒、冬の燗酒、という、わかりやすいものや、「冬~新春の新酒」「秋口のひやおろし(秋上がり)」などの製造工程に拠るもの。
名門酒会さんの発明!(というより、その先の「育成」でしょうか)の立春朝搾りも定着してきましたね。
そして、この時期は、季節限定の「花見酒」というジャンルのものが増えてきました。
これ、ちょっとビールメーカーさんっぽい展開ですが、お花見のお供に!というもので、ラベル柄が春を想起させるものなどが中心。
(例えば福島・三春の蔵元さんは、日本三大桜に数えられるとも言える地元の「三春の滝桜」がモチーフの「光るラベル」です)
もちろん、ラベルだけはなく、酒質も各蔵元さん、屋外のお花見を意識し、爽やかで軽快なものが多いようです。
加えて、蔵元さんによっては、樽香の効いた「樽酒」であったり、澱の残った「うす濁り」であったり、微発泡のものもあるようですね。
我々流通もこれらを酒販店さんにアピールし、ファンを増やそうとしている訳で、実際、一定の成果も上がっています。
ただ、難しいのはこういう季節ものって単発で終わりがちで、「米沢の東光か。花見酒がおいしかった(or売れた)ので、次は東光の定番酒を飲んでみよう(orお店に置いてみよう」という流れにはすぐにはならないこと。
焦らず、慌てず、というのは分かっていますが、、、、ちょっと焦るかな。
とは言え、倉庫の花見酒たちには、この春も活躍して欲しいものです。
と、ここで思い出しましたよ。落語の「花見酒」。
そうならないように、注意しなければ!。
(ご存知ない方のために、、、、明日か明後日、ご説明しましょう!)
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