牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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蔵元さんの代わりに、プロの酒販店相手に説明できるでしょうか? これぞプロ。 

2019-04-18 20:50:48 | ご縁の会社・団体
                          

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あれやこれやの用件を縫って、問屋仲間の「きき酒会」の見学に行ってきました。
(「大々的に表に出しているわけではないので」とお聞きしたのでお名前は伏せましょう。仮にフォンターナのF社さんとでもしておきましょう)


場所は地下鉄の駅から医大のキャンパスを通り抜けてすぐのところにある、とあるホテルの一室。
そこにF社さんお取り扱いの蔵元さん(15社くらいでしょうか)がブースを出されていて、酒販店さんなどのお客様が味見をしたりお話したり。大変な賑わいです。

その意味では(賑わっている系の)「普通の」展示会なのですが、ちょっと違ったのはその空気感

まず、お客様の酒販店さん側ですが、質問などを聞くに、かなり突っ込んだオタクというかプロの質問なのに加え、相手の蔵元さんのお酒を普段から良く知っている感じで、とても距離が近い

加えて、蔵元さんも、そんなプロで距離の近いお客さんのために今回の会のために、という感じでとっておきのお酒を出して「どうだ!」と問うている印象を受けました。





そんな濃密なやり取りがそこかしこで行われているのですから、大変な重力場ですよ。
(何十社も扱っている問屋さんだと、その辺りは希薄な印象です)

その上で驚いた(感心した)のは、伝統の印半纏に身を包んだF社のスタッフさん達が、蔵元さんと酒販店さんの間に入って話を盛り上げたり、時には蔵元さんに代わって、酒販店さんに細かいところまで説明したりしていたこと。
(これも大手の問屋さんだと、説明がほとんどできない場合も少なくない)

自分も三世紀に亘るお付き合いの「白鷹」さんのお酒であれば蔵元さんの代わりも務まりますが、その他全てのお取引の蔵元さんに代わって、と言われたら、(オタク・プロ的な)酒販店さん相手だと自信がない、というか無理ですよ。
(その辺りにF社さんの数多くの蔵元さん・酒販店さんとのご縁の深さを感じました)

ウチもこれを真似てみたいけれど、ローマは一日にして成らず、これもF社の2代に亘る社長さんが育んだご縁と力なのでしょう。

ウチにはウチなりのやり方があるはずです。
探してみよう、道はある。



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