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以前触れたかもしれませんが、資本関係はないけれど、深いご縁の関連団体に「公益財団法人 升本学術育英会」というのがあります。
こちら、いわゆる奨学金育英会で、法律を学ぶ年間40人（くらい）の学生さんに対し、給付型の奨学金をお出ししています。
ウチはこの財団の事務局運営を受託しているのですが、昨日、その関係の会議で「今年の司法試験の合格者の中で、4名の奨学生OBがいることが判明」という話を聞きました。
司法試験って難しい試験のはずですから、4名というのはナカナカの割合ではないでしょうか。奨学生さん、頑張っていますね！！！
と、喜んでいて、これまた財団の関連で、とある（比較的規模の大きな）弁護士事務所の代表さんとやり取りをしていて「今年は40名の新人弁護士を採用します」とお聞きしました。
司法試験の合格者って1,000人とか1,500人とかですから、これまた結構な比率ですね。
そこで思ったのは、
その弁護士事務所に升本学術育英会のＯＢっているのかな？
ということ。
具体的に可能性を確率で考えてみました。
これって、「クラスに同じ誕生日の人がいる確率（確か90%とか、かなり高い）」と似たような考えですね。
仮に毎年の合格者が合格した瞬間に進路が決まるとして、その事務所に入所したAさんが升本学術育英会のOBで「ない」確率を、その年の合格者1500人のうちの4名ではない確率とすると、（1496人／1500人）＝99.7%となります。
（毎年）40名入所しているとすると、その年の40人が全員ウチのOBではない確率は（1496人／1500人）の40乗（≒89.9%くらい）。
で、仮に5年間、これが続いているとすると、その5乗で58.6%くらい。
つまり、一人はウチのOBがいる可能性は1から58.6%を引いた、41.4%となります。
ちなみにプロ野球の歴代最高打率はバースの0.389（イチローは2位で0.387）ですので、それより高い率になります。
あんがいあるじゃん。
思い付きなので計算が間違っている不安もありますが、居そうな気がしてきましたヨ。
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