八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

10年ぶりの200km!

2023年10月25日 13時01分00秒 | Jog&Walk,Health

ジョギング!

 

今月はの連休の予定が入っていたのですが、事情があって予定がなくなったため、ひたすら走りまくりました。

 

初日  20.6km

2日目 10.5km

3日目 12.8km

4日目 16.8km

5日目 9.7km

6日目 19.4km

7日目 15.6km

8日目 18.8km

 

と、124.2km走り、連休の残り2日も走って終了しようと思いましたが、走り過ぎで疲れが溜まっていたのか、ちょっと変な姿勢をとった時に、腰にピキッときました。まったく動けなくなる完全なギックリ腰ではありませんが、ギックリ腰気味になり、さすがに残り2日はジョギングを断念しました。

 

それも3、4日で回復し、今日も19.1km走り、今月累計で214.6kmとなりました。

 

元々ジョギングを始めた頃は、月の目標を200kmとしていて、ちょこちょこ達成していましたが、足を痛めたり、2016年頃は仕事が忙しくなったりということもあり、だいぶ走行距離が減ってしまいました。

 
調べてみると、正味で200kmジョギングしたのは、10年前の2013年11月の201.2kmでした。実に10年ぶりの目標達成でした。次がいつになるか分かりませんが、走れるうちは走りたいと思います。
 
 
温泉!
 
走りすぎもよくないので、疲れをとるために、近場の温泉にも結構いきました。
 
 
昭島温泉 湯楽の里
 
 
相模温泉 湯楽の里
 
 
藤野やまなみ温泉
 
 
秋川温泉 瀬音の湯


どちらかと言えば、カラスの行水で長湯が苦手な私ですが、内湯、露天、サウナ、他にも種類があるところはすべて試して、40分~1時間ほど滞在して、疲れを癒しました。ただ、サウナは5分が限界で、それ位ではとても水風呂は冷たくてダメでした。世の中ではサウナがブームですが、私はちょっと無理みたいです。
 
 
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二代目!

2023年09月09日 13時59分54秒 | Jog&Walk,Health
二代目と言っても、今いろいろと世間を騒がせている車やハチミツやアイドルの会社のことではなく、ランニングウォッチのことです。2008年12月にジョギングを始め、2009年5月にジョギング用の時計を買いました(「ランニングウォッチ!」)。
 
14年以上頑張ってくれましたが、遂に寿命が来てしまいました。スイッチの具合も良くなかったのですが、液晶がつかなくなってしまい、いよいよ時計の用を足さなくなってしまったため、買い替えることにしました。
 
初代はセイコーのスーパーランナーズでしたが、二代目も同じくセイコーのスーパーランナーズです。セイコーとして、この14年間でどれくらい代替わりしたのか分かりませんが、ボタンの位置関係や機能は基本的に同じようですから、あまり違和感なく使えそうです。
 


 
今年の夏はまだ続きそうですが、新しい時計と頑張っていきます!
 
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散歩

2023年09月02日 19時31分42秒 | 管理人のこと、雑感
8月下旬に夏休みをとり、信州のカミさんの実家に行きました。義父母は高齢で、年相応の不具合はいろいろありますが、まだ介護などの世話にはならずに、生活しています。
 
田舎のもてなしということもありますし、義父がたくさん食べる人だったということもあり、朝食の時から、「もっと食べろ」と義母から勧められてきました。毎回無理して食べていましたが、30年以上経って今更ですが、朝食前に散歩をすることを思い立ちました。
 
3~4kmたっぷり歩くと、さすがにお腹が空いて、朝食からご飯2杯、味噌汁2杯しっかり食べられました。もっと早く気づいていれば良かったと思いましたが、考えてみれば、長いこと愛犬がいたため、犬の散歩をしていたので、そんなに長くは歩けなかったのでした。
 
今年は信州も暑かったですが、さすがに早朝は八王子のような暑さではありません。今、朝ドラで「らんまん」をやっていることもあり、散歩をしながら、道端の草花などの写真を撮りました。今年の夏は、各地で記録を更新する暑さですが、栗に、コスモスと、ようやく秋も近づきつつありますね。
 
 


















 
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第105回全国高校野球選手権、慶應高校107年ぶりの優勝!にまつわる話。

2023年09月02日 14時49分58秒 | プロ野球・高校野球

今年の甲子園は、慶應高校の107年ぶりの優勝で幕を閉じました。プレーももちろん素晴らしかったのですが、神奈川県予選での横浜高校との決勝戦での「誤審騒ぎ」に始まり、「エンジョイベースボール」、「長髪」、「美白王子」など、プレー以外の話題も多かったのが印象的です。中でももっとも賛否を巻き起こしたのが、「応援」でしょう。

 

もちろん、賛成意見もありますが、どちらかと言えば、「相手への気遣いがない」との批判が大勢のようです。私自身は、この決勝戦を見てはいないのですが、報道で見聞きする限り、相当過熱した応援だったようですし、想像もつきます。

 

散田ドラゴンズのお手伝いをするようになってから、都合が合えば、八王子市民球場(現スリーボンドスタジアム八王子)で西東京大会を観戦するようになりました。強豪校と普通の高校などが対戦する時は、応援の人数、ブラスバンドやチアリーダーの態勢などで大きな差があり、普通の高校が気の毒になり、そちらを判官びいきしたくなります。しかし、だからといって、こうした状況が「相手への気遣いがない」と批判の対象になることはありません。あくまで「程度の差」だからです。

 

しかし、これが早稲田実業(あるいは早稲田学院)だと話が違ってきます。所謂高校野球風の応援ではなく、東京六大学リーグで見られる応援となってくるからです。コンバットマーチが流れ、点が入るたびに「紺碧の空」が響き渡り、普通の高校だと雰囲気に飲まれてしまうのが分かり、気の毒になります。ここには応援の「質の差」があります。しかし、気の毒にはなるものの、予選や甲子園でも普通の試合では、そこまで目くじらを立てられることはありません。

 

それが今回大きな賛否を巻き起こしているのは何故か。それは、慶應高校が107年ぶりの優勝をかけた舞台に立ったことで、「質の差」だけでなく、そこに「程度の差」も加わったからだと思います。慶應はいわずと知れた伝統校ですから、そのOBも数多いわけですが、この「107年ぶり」という状況に、OBたちが過剰な盛り上がりを見せ完全に「程度の差」が出てしまったのだと思います。過去、公立の星・佐賀北ががばい旋風を巻き起こして、強豪広陵と決勝戦を戦った時は、完全に観客を味方につけて、後にプロ入りした好投手野村を擁する広陵を下して優勝したことがありましたが、普通なら甲子園に出るチーム同士で、「程度の差」が出ることはありません。しかし、今回は仙台育英が完全アウェー状態に置かれる「程度の差」があり、そこに通常の高校野球の応援ではない、嵩にかかって畳みかける応援の「質の差」が加わったので、強豪仙台育英と言えども影響されなかったとは言えないと思います。慶應高校出身のTBSの井上アナウンサーが、仙台育英は高いレベルで練習してきており、(応援のせいで負けたと言うのは)失礼だ、という主旨の発言をしていますが、それはこの決勝戦に関しては的外れな気がします(現に春の選抜大会では僅差ではありますが、仙台育英が勝利しているのですから)。

 

もちろん、どんな応援があったとしても、実力がなければ勝つことは出来ないわけで、試合を戦った選手に罪はありませんが、甲子園での高校野球の応援は、相手チームをリスペクトし、節度をもって行うべきだと私も思います。

 

 

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女子W杯決勝Tノルウェー戦&ラグビーテストマッチ・フィジー戦!

2023年08月05日 22時52分13秒 | スポーツ

女子サッカーW杯決勝トーナメントノルウェー戦!

 

女子サッカーは、レジェンド澤穂希選手などの活躍で優勝した2011年をピークに下降線をたどり、今大会前の前評判は高くはありませんでした。私も代表戦をTVでやっている時は見ていましたが、正直期待薄な印象を持っていました。

 

ところが、予選リーグでは破竹の3連勝、しかも11得点無失点、最終戦では強敵スペインを4対0で破り、一躍世界中で優勝候補に挙げられるまでになりました。

 

そして、今日は決勝トーナメントのノルウェー戦でした。日本はスペイン戦では、ボールポゼッションで10数%しかなかったにもかかわらず、カウンターの速攻で4得点を挙げました。一方、圧倒的にボールを保持したスペインを0点に封じました。ノルウェーは、これを十分に検討したとみえ、スペイン戦で日本がしたように、まずは守備を固める戦術に出て、日本がボールを保持し、攻める時間が長いという展開になりました。

 

しかし、今の日本はそれぞれの状況に応じて、いろいろな攻め手を持っているようで、左からの展開を軸にしつつ、時折中央の縦パスを通したり、単にボールポゼッションをするだけではない戦い方をし、前半にオウンゴールで先制したあと、ノルウェー得意の高さを生かしたセンタリングからのヘディングで同点とされたものの、後半に、清水、宮澤と得点し、3対1とリードしました。こうなると攻めるしかないノルウェーは、高さを生かしてボールをゴール前に放り込み、しゃにむに攻める戦術に出ましたが、GK山下のファインセーブもあり、ノルウェーの攻撃をしのぎ、ベスト8へと駒を進めました。

 

この後は、スウェーデンと米国の勝者との対戦となり、決勝のような厳しい戦いが続きますが、ここまでは見事な戦いぶりとしか言いようがありません。

 

この躍進は、いろいろ要因はあるのでしょうが、本当に簡単に一言で言うと、U-20を率いて優勝に導いた池田監督が若手と中堅、ベテランをうまく融合したチームづくりをし、誰が出ても同じパフォーマンスを挙げられるようにしたことのようです。チームづくりでは、単純に上手い順に選ぶのではなく、組み合わせが大切ですね。また、チームの顔ぶれはそれほど変わっていない中、試合を続ける中で、徐々に一体感が醸成され、今大会にピークをもってこれたようですね。

 

次戦は厳しい戦いになり、勝てるかどうかは分かりませんが、ここまでは十分にすごい戦いぶりです。次戦もガンバレ!

 

ラグビーテストマッチ・フィジー戦!

 

女子サッカーの直後には9月にW杯本番を迎えるラグビーの国内最後のテストマッチが行われました。スポーツファンには、何とも贅沢な展開でしたが、若干格上のフィジーに完敗という残念な結果でした。

 

先日のテストマッチでのマイケル・リーチ選手の一発退場と同じように、序盤でラブスカフニ選手がレッドカードで一人少ない展開になるという不利な状況はありましたが、それを除いても少し心配な戦いぶりでした。

 

ここまでのテストマッチでは、前回辛うじて勝利を収めただけで負け続きです。負けがいけないとは思いませんが、大切ななのは、意味がある負けと思えるかどうかですね。私も直近の2試合くらいしか見ていないので、確かなことは言えませんが、正直、前回のW杯よりは戦力ダウンのイメージです。

 

女子サッカーの躍進でも言えるように、チームというのは、単純な足し引きではなく、その融合、相乗効果、選手交代など、様々な要因があるわけですが、素人目には、前回から抜けたSH田中、SO田村、WB福岡に対し、新たに入ったSH齊藤、SO李、CB長田などが同じパフォーマンスを挙げられているように見えません(他にも足し引きはありますが)。一方、稲垣、堀江、具、坂手、姫野、流、松田、中村、松島など、名前を知られたメンバーが相変わらず主力に名を連ねていますが、こうしたベテランが本当に同じパフォーマンスを保っていられるのかも分からない面があると思います。実績は確かですから、一定のパフォーマンスは期待できますが、それが下降線をたどっているとすれば、チームとしてのパフォーマンスは落ちるということになります。

 

今日、図らずも、女子サッカーとラグビーを続けて観戦し、チームづくりについて考えされられました。女子サッカーで言えば、前回エースだった岩淵は落選しましたし、かつては初のW杯出場でキング三浦知良が落選しました。しかし、チーム・ビルディングという視点では、個々の選手の力量は上でも、チームのためになる選手とか、伸び盛りの選手を加えるということが必要な気がします。

 

女子サッカーではそれが奏功し、ラグビーは若干苦戦しているような気がします。ラグビーの方は、これから最後の選手選考ですから、ぜひとも、その辺を考慮してもらいたいと思います。

 

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暑さ今昔! と、暑さ対策!

2023年08月01日 18時14分04秒 | 管理人のこと、雑感

暑い7月が終わり、8月に入った今日、7日間続いた猛暑日がようやく途切れました。それでも八王子の今日の最高気温も32.1℃で暑かったです。しかし、昼過ぎから猛烈な雷雨が降り、一気に気温が下がり、涼しくなりました。昔の夕立のようです。

 

昔と言えば、私たちの年代から上の年代の人たちと話していると、「昔はこんなに暑くなかったよね」という話になります。皮膚感覚でそう思うのですが、実際はどうだったのでしょうか。

 

ということで、気象庁の過去のデータを調べてみました。八王子の一番古いデータは、1978年からになります(もちろん、私はその頃八王子にはいませんでしたが)。もう子どもではなく、中学生になったくらいの頃ですね。単年度では例外もあるので、数年単位で、7月・8月の平均最高気温と猛暑日の数を比較したのが、下の数字です。

 

 

      7月       8月

1978年  31.5℃(0日)  33.1℃(5日)

1979年  28.2℃(0日)  30.5℃(2日)

1980年  26.4℃(0日)  25.8℃(0日) ※冷夏だったとみえ、30℃にならない日も多かったです

1981年  29.9℃(1日)  29.5℃(1日)

 

2020年  27.2℃(0日)  34.6℃(17日)

2021年  30.2℃(1日)  31.2℃(4日)

2022年  31.8℃(5日)  31.7℃(6日)

2023年  34.1℃(15日)

 

やはり、明らかに最近の方が「暑く」、「猛暑日も多い」のが分かります。昔は部活で「水を飲んではいけない」などと、非科学的な精神論がまかり通っていましたが、それも今よりはずっと気温が低かったからで、今のような危険な暑さの中ではもっての他です。ここ数日でも、熱中症の痛ましいニュースを耳にしましたが、報道で聞く限りはかなり頻繁に水分補給をしていたようで、適切な運営をしていたように思えます。にもかかわらず、こうした事故があると、もはや真夏は運動をしてはいけない時代になったかもしれませんね。少年野球の活動なども難しさがありますね。

 

2005年から散田ドラゴンズの活動に参加し、夏の練習を10年ほど経験し、ジョギングも2009年の夏から15年ほど夏を経験してきていますが、その経験から運動時の暑さに対するポイントは、「汗をかいて、水分補給」と「直射日光を避けること」だと思います(経験則に基づく個人的な感想です)

 

熱中症の指標となるのは、「気温」だけではなく、「湿度」と言われます。何故かと言えば、かいた汗が乾く時に発生する気化熱が体温調節のカギだからです。湿度が高すぎて汗が乾かない状況だと、どんどん体温があがってしまうので、危険です。こういう時は、適度に汗を拭いて、気化熱が発生するようにしなければなりませんが、いずれにしても、汗をかいて体温調節をすることが非常に重要だということです。そして、当然のことながら、汗をかいて身体から水分が失われたら、その水分を補給しなければなりませんから、水分補給もマストです。

 

もう一つ補給しなければならないのが、塩分などのミネラルです。ミネラルは身体の生理機能を円滑にする重要なものですから、これが汗とともに失われると、足がつったり、頭痛やふらつきなど、熱中症の症状が出ます。ミネラルが不足した状態で水だけ飲むと、さらにミネラルの濃度が薄まるので、かえって危険です。では、このミネラル不足をどうしたらいいかと言えば、これも少年野球のお手伝いをしている方などには常識ですが、塩アメなどで塩分補給をすることです。ただ、もっと根本的な対策は、元々人間に備わっているミネラル再吸収機能を活性化させることだと思います。人間の汗腺には、汗とともに流れ出るミネラルを再吸収する機能があります。しかし、汗腺の数は子どもの頃と変わらないですが、歳をとるとともに機能しなくなるものが増え、結果として汗をかきすぎると、ミネラルの吸収が追いつかず、べたついた汗となり、外へ流れ出てしまいます。私もジョギングを始めた頃は、そういう汗が出て、シャワーを浴びると、流れ出た塩分でジョリジョリとしたくらいです。それが、ジョギングを重ねるとともに機能を停止していた汗腺が復活したようで、徐々にサラサラの汗しか出なくなりました(逆に副作用として、ものすごく汗かきになったようで、ちょっと辛いものを食べるとすぐに汗だくになります)。こうなってから、暑さにも耐性が出来たように思います(もちろん、個人の感想です)。

 

そして、もう一つは「直射日光を避けること」です。これも、日傘をさすと暑さがまったく違うように、誰もが実感することですが、暑かった7月のジョギングでは特に実感しました。気温がまだあがり切らない早朝にジョギングに出ていましたが、それでも直射日光を浴びると、どうしても体温があがります。しかし、平たんな東西ルートを走ると、どうしても日向が多くなります。日陰を求めて走ろうとすると、南北ルートになりますが、そうすると、どうしてもアップダウンになります。「暑さ」と「アップダウン」の究極の二者択一ですが、今年の暑さは、さすがにアップダウンを選択させた次第で、何とか大したダメージもなく192kmを走破できました。

 

グランドでの運動の場合、直射日光を避けることはなかなか難しいので、水分補給だけではなく、練習する時間と日陰で休憩する時間のバランスをどうするか、これから研究することが必要かもしれませんね。もはや練習しないという選択肢もあるような状況だと思いますが、練習するとしたら、練習時間の倍くらい日陰で休憩することが必要な時代なのかもしれませんね。そうしたエビデンスをしっかり積み重ねて、痛ましい事故が起きないようにしたいですね。

 

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暑い7月に走りました!

2023年07月29日 11時58分54秒 | Jog&Walk,Health

今日も八王子は猛暑日で、これで7月に入ってから13日目となります。東京都心の猛暑日日数も最多更新とのニュースがありましたが、八王子もきっと最多日数を更新していると思います。

 

そんな暑い7月ですが、今日も早朝からジョギングに出て、月合計で192km走りました!コロナ禍で夏休みにすることもなかった2020年8月に186km走りましたが、それを除けば、これくらい走ったのは、2013年11月の201km以来、10年ぶりくらいになります。

 

ジョギングを始めたのは、禁煙に成功した2008年の12月のことです(「ランニングを始めました!…そして、目標!」)。最初の半年くらいは、10kmの壁を超えるのがなかなか大変でしたが、この壁を超えた後は、どんどん距離が伸びて、20kmを走れるようになるのはすぐでした(一般的に20km走れればフルマラソンが走れると言われます)。

 

その当時のジョギングパターンは、以下のような感じでした。

平日の休日 20km

午前中散ドラの活動に参加していた日曜日  10km

仕事から帰宅後 5km(×5日)= 25km

 

合計すると月220kmになりますが、雨が降ったり、都合が悪い日もありますので、月の目標を200kmと掲げて、達成したり、出来なかったりという感じで若干負け越すくらいの感じだったと思います。

 

ところが、2016年に個人ワークのスタッフから管理職になって、急に忙しくなり、ジョギングどころでなくなり、一旦ジョギングを休止しました。1年半くらい経って、少し落ち着いてきた頃から、再開したものの、仕事日の帰宅後は無理ですし、休止していた影響で休みの日も長い距離は走れず、月の合計も100kmに満たないような状態が長く続きました。2019年頃から100kmを超えるようになりましたが、高崎に単身赴任した2021年からまた距離が伸びてきました

 

高崎の時は、仕事の帰宅後に走る時間もありましたが、家事などの都合で面倒くさかったため、休みの日だけのジョギングでした。その代わり、休みの日は20kmくらいを走ることも多くなりました。群馬県は山のイメージがありますが、高崎周辺は10km四方くらいは平たんなので、それほどアップダウンを気にせず20kmを走ることができます

 

今年の3月に八王子に戻ると、八王子のアップダウンを実感しました。浅川沿いに東西に走ると、平たんですが、私は同じコースを走るのが苦手なので、そうなるとどうしてもアップダウンが避けられません。そんなこともあり、当初はやや距離が伸びませんでしたが、ここに来てアップダウンのコースも走り、7月は192kmを走破となりました(川口川の遡上、みつい台から16号バイパス、旧甲州街道、法政大から造形大、陣馬街道、創価大から新滝山街道等々)。

 

アップダウンと同じくらいきつかったのが、今年の暑さですね。夏の暑さも最初は厳しく感じますが、しばらくすると慣れてきます。それを「暑熱馴化」と言います。夏のジョギングも同じで、最初はきついですが、だんだん身体が慣れてきます。しかし、それも30℃とかの暑さの話で、今年のように35℃超の暑さは話が別です。

 

今年は8時には30℃を超えるような日が続きましたので、いつもと同じような時間(7時30分くらい)に走りに出ていては、とても身体がもちません。ということで、というか、歳のせいか早く目が覚めることが多いので、今月は6時30分くらいから走りに出ることが多く、距離が稼げました。それでも、2時間走って帰る頃には30℃を超えていますので、なかなかハードです。500㎖のペットボトルを2本は飲みますし、今日に至っては3本も飲みました。それでも、完全に日向のコースではなく、日陰があるコースを走れば、熱中症になりそうなことはありませんでした。散ドラ活動を始めた頃の方が熱中症になりそうな経験をしました(というか、今思えば熱中症だったのだろうと思うような症状がありました)。

 

本当は、休みの日ごとに20kmも走るのは良くないのでしょうが、大会が練習とばかりにマラソンに出場しまくる川内優輝選手のような例もありますから、自分の身体に無理がないなら大丈夫だと思うようにします…。

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大谷翔平!

2023年07月28日 22時42分29秒 | プロ野球・高校野球

もはや、彼を形容する言葉は見つかりません!今までの報道でも、アメージングとか、アンビリーバブルとか、いろいろな形容をされてきましたが、どんな言葉も無意味に思えます。

 

彼自身ではコントロールできない「トレード話」が喧しい中、黙々と仕事をこなしていましたが、内心穏やかではないこともあったと思います。しかし、そんな中、遂にエンゼルスが動きました。選手を売りに出すのではなく、「買い」に出て、有力投手の補強に出ました。つまり、本気でプレーオフ進出を目指すということです。それによって、大谷翔平投手のトレードはなくなりました。

 

そんな中、昨日の試合が雨で中止になったことにより、今日はタイガースとのダブルヘッダーに臨みました!

 

第一試合では、投手として先発し、被安打1でメジャーでのキャリア初の完投・完封をしてのけました!

 

そして、第一試合終了から45分後に始まった第二試合では、打者として第二打席で37号ツーランを放ち、第三打席では、38号ソロを放ちました。

 

普通、ダブルヘッダーに両方出るのも疲れるのに、第一試合では投手で完投、第二試合でホームラン2本って、マンガ、アニメ、映画でやったとしても、「嘘くさい」と笑われるのがオチの展開です。ダブルヘッダーの第一試合で投手として完封し、第二試合で2本のホームランを放ったのは、メジャーリーグ初の快挙と報じられましたが、当然のことですよね。そもそも、投手と打者の二刀流がいない中、ダブルヘッダーの両方で投げて打つなんてことあり得ませんからね。

 

しかし、さすがの大谷翔平もこれだけ獅子奮迅の活躍をすれば、身体に無理がかかると見え、38号を打った後には、左腰を押さえる動きを見せ、次打席では代打を送られました。球団発表によると、けいれんとのことで、次の試合には問題がないだろうとのことですが、本当にケガだけには注意をしてほしいですね。しかし、そんなことは当の本人が一番分かってケアしているだろうと思うので、心配しながらも、安心する自分もいます。

 

今のペースだと、ホームランは60本前後のペースです。2021年度はオールスターでホームラン競争に出た後に失速し、46本に終わりましたが、今年はその心配はなさそうです。投手としては、今年はスイーパーが狙われたり、指の不調などがありましたが、今日の完璧な9勝目で、昨年同様15勝も見えてきます。そこに、プレーオフ、ワールドシリーズ進出などが加われば、最高のシーズンとなるでしょう。

 

そして、その先は、フリーエージェントの権利を得るわけですが、どうなるのでしょうか。報道では、もっぱらその金額に話題が集中しますが、大谷選手はお金には頓着しないと思います。世間で言われているような契約金は望んでいないのだと思います。勝ちにこだわっているのは、今もよく分かりますが、勝てるチームならどこでも良いかと言えば、そうでもないような気がします。自分が望む形のプレーが出来て、勝利も目指せることが大事なのではないでしょうか。それが、エンゼルスということだって、なくはないような気がします。そのためにも、今年の残りの戦いが非常に重要になりますね。

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第105回高校野球選手権西東京大会!

2023年07月14日 18時23分23秒 | プロ野球・高校野球
2年ぶりに八王子に戻ってきたので、久しぶりに東京都高校野球連盟のホームページを覗いてみると、たまたま休みの本日14日、スリーボンドスタジアム八王子(八王子市民球場)はなかなかの好カードとなっていました。
 
第一試合 シード校 日大三高 対 国士館
第二試合 シード校 八王子  対 日大鶴ケ丘
 
甲子園出場経験がある高校が4校も登場するのは、準々決勝以降の神宮球場でもなければ、滅多に起こることではありません。こんな絶好の機会は滅多にないので、観戦に行くことにしました。
 
 
第一試合 日大三高 対 国士館
 
名物監督だった小倉前監督が今シーズン前に勇退した日大三高ですが、初回から2点を先制し、今年も盤石の体制のようです。小倉前監督もバックネット裏で観戦していましたが、まったく動じる様子もなく、余裕で試合を見守っていました。  
 
 
 
 
まさか、こんな絶好のカードがあるとは思いもせず、11時30分に大腸内視鏡検査の結果を聞く予約を入れてしまっていたので、仕方なく11時過ぎにスタジアムを後にしますが、4回表を終えて、11対2と日大三高が大量リードをする展開でした。理由は知りませんが、入場口がバックスクリーン裏になっていたので、遠回りして出入口に向かいました。

 
病院に着いて、試合経過を見ると、5回コールドで日大三高が16対2で大勝していました。毎年思うことですが、日大三高の選手たちのユニフォームのパンパンさ具合は半端ないです。今日の他の3チームも強豪校ですが、圧倒的な体格差があります。元々のポテンシャルに加え、鍛錬の賜物なのでしょうね。見事です。
 
 
第二試合 日大鶴ケ丘 対 八王子
 
検査結果を聞くだけなので、昼飯を食べて戻れると思ったのですが、11時30分の予約で30分以上も待たされたので、昼飯抜きでスタジアムに戻りました。
 
第二試合に八王子が出るのは知っていたのですが、対戦相手は山が二つあったので、きちんと見ていなかったのですが、何と強豪日大鶴ケ丘がノーシードでこの山に入っていて、2試合連続コールド勝ちで勝ち上がり、この日が既に3試合目となります。対する八王子は、今日が初戦です。これがどう出るかですね。

 
強豪同士とあって、両チームとも、エースナンバーの投手が先発する展開です。しかし、両投手とも剛腕という感じではなく、三振はほとんどなく、打って捕らせるタイプでした。それでも、立ち上がりはお互いに不安定なところがあり、3回までは一進一退の攻防で、2対2の競り合いでした。
 
4回、5回と中盤は試合が落ち着きましたが、6回に日大鶴ケ丘が追加点を入れ、勝ち越すと、その後何度か迎えたピンチを堅守でしのいだ日大鶴ケ丘が八王子を破りました。スタンドのチームカラーのピンク色も大盛り上がりでした。
 
 
日大鶴ケ丘は今日で既に3試合目ですが、甲子園に行くにはあと5回の勝利が必要です。ノーシードで、しかも3試合しかない1回戦に入ってしまうと何とも大変です。順当に行けば、このあと国学院久我山や早稲田実業などとの対戦がありそうです。



先日、八王子が今年全国最高気温の30.1℃を記録しましたが、それに比べれば全然ましでしたが、14時頃からは晴れ間が出て、やはり暑かったです。数日前からジージーと鳴く油蝉は鳴き始めましたが、今日は球場近くでミンミンゼミも鳴いていました。まだまだ暑い夏は続きますね。
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健康診断!

2023年07月11日 17時33分24秒 | Jog&Walk,Health

健康診断の結果が返ってきました。人事部で、中高年向けのライフプランセミナーの事務局をやっていた時に、健康診断結果は「一時の結果」に過ぎないため、継続的に見ていくことが必要と聞いて、33歳の時からずっと結果を記録してきました。

 

健康診断については、これまで何度か書いていますが(「健康診断結果再び!」)、コレステロールがいつも引っかかり、これについては自分なりに勉強もし、気にしないようにしています。

 

健康診断結果が返ってくると、同年輩の人たちは、これが引っかかった、あれが再検査だと大騒ぎになります。私は50歳を過ぎて、2度ほど手術をしましたが、幸い大病というほどのものではなく、今も元気にジョギングを出来ているので、自分としては、年齢の割には健康だと思っていました。

 

毎日の晩酌を欠かさない私に、カミさんは事あるごとに控えるように言っていましたが、これまでの健康診断結果で、肝機能が引っかかったことがまったくないので、まったく意に介せずにいました。が、しかし、です。今回初めて「γ-GTP」が引っかかり、C判定となってしまいました。肝機能は、これまでまったく問題なかったので、それぞれの項目を大して気にしていませんでした。

 

「γ-GTP」は、飲酒習慣に反映する項目で、普段からよくお酒を飲む人では値が高くなります。ただ、健康な人であれば一定期間禁酒をすることでγ-GTPの値は低下するそうです。

 

一方、「AST(GOT)」や、「ALT(GPT)」は、肝臓の細胞で作られる酵素です。肝臓に障害が起こって細胞が壊れると血液に流れ出るため、血液中の濃度が上昇するそうです。こちらの数値が高い場合は、急性肝炎や慢性肝炎、アルコール性肝炎、脂肪肝、肝臓がんなどの病気が疑われるそうです。

 

そういう意味では、今回「γ-GTP」が高かっただけなので、それほど心配はなさそうですが、これまでどんなに飲酒しても引っかかったことがなかったのに、今回引っかかったのは、やはり「歳」ということでしょうね。ちょっと控えめにしなければと思った今日この頃です。

 

 

 

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大谷翔平は聖人君子か?

2023年06月19日 17時27分15秒 | プロ野球・高校野球

得意の6月に入り、大谷翔平選手の躍進が止まりません。今日も逆転の24号ツーランを放ち、勝利に貢献しました。これで6月だけで9本目、直近10試合では8本という驚異的な活躍です。これで負傷者リストに入り休んでいるライバルのジャッジ選手に5本差を付けました。ピッチングでは、甘く入ったスイーパーを痛打されることが続き、1ケ月勝ち星から遠ざかっていましたが、先日、自分自身の本塁打で援護し、6勝目をあげました。

 

打率  .2996  8位

本塁打 24本  1位

打点  58   1位

OPS  1.015  1位

 

防御率  3.29   14位

勝利数   6   11位

奪三振率 11.52   2位

被打率  .178   1位

 

大谷翔平選手のことを「マンガ超え」と書いたのは、日本ハム時代の7年前のことですが(「もはやマンガ超えです!」)、それからアメリカの優勝争いを「ワールド・シリーズ」と呼ぶ本場メジャーリーグに渡り、日本時代以上の活躍です。もはや開いた口がふさがりません。

 

そんな大谷選手は、WBC優勝後のインタビューで、韓国、台湾、中国にも言及し、アジアのライバルとしてどちらかと言えば、日本を敵視する傾向のあった韓国でも大人気のようです。その韓国自身は、WBCでは予選敗退、メジャーや国内リーグの有力選手も低迷し、追い打ちをかけるように、WBC中の選手のクラブ通いが発覚し、韓国内で物議を醸しているそうです。それについてのネット記事の中で、大谷翔平選手が韓国選手との比較の対象とされているとして、大谷選手を評して「ストイックな生活」とか、「スポーツ選手の中でもっとも禁欲的な生活を送っている」と書いてありました。しかし、私としては、この「ストイック」とか、「禁欲的」という言葉に非常に違和感を覚えます。

 

「ストイック」とか、「禁欲的」というと、本当は酒を飲んだり、夜遊びをしたいけれども、それを我慢して、野球に打ち込むという、聖人君子的な姿を想像しますが、大谷翔平選手の姿は程遠いものだと思います。グランドでプレーする姿、ベンチやグランドで他の選手と笑う姿は、本当に自然で楽しそうな姿です。つまり、彼は、チームメイトとグランドで野球をプレーし、喜んだり、悔しがったりすることが一番楽しいことであり、そのために必要なトレーニングや、食事、睡眠に時間を割いているだけで、何も我慢などしていないと思うのです。よく「努力できる才能」といったりしますが、大谷翔平選手はそれ以上の「努力せずに、好きなことにごく自然に打ち込める才能」という、稀有な才能に恵まれた選手だと思います。

 

今後もまだまだ目が離せません。

 

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ラグビーリーグワン プレーオフ決勝!東京ベイ初優勝!

2023年05月20日 18時17分27秒 | 日記

クボタスピアーズ東京ベイ 17 対 15 埼玉ワイルドナイツ

 

あるネット記事では、「埼玉2連覇逃す」との見出しとなっていて、クボタスピアーズに失礼ではないかと思いますが、誰もがそう思ったのが実感ではないでしょうか。私もそうでした。

 

昨年の決勝も逆転で勝ち切りましたが(「ジャパンラグビー リーグワン 神戸対埼玉戦!」)、今シーズンも数試合逆転勝ちしたように、前半は相手に攻めさせて、後半に勝負をかけ逆転する横綱相撲をとるのが、埼玉ワイルドナイツだからです。選手層の厚さは随一で、堀江、稲垣、ヴァルアサエリ愛、坂手、山沢、松田、ディランライリーなどの日本代表に加え、コロインベテ、デアレンデなどの世界的プレイヤーを揃えており、福岡堅樹が抜けた穴を感じさせません。一方、クボタもフッカーのマークス、スタンドオフのバーナード・フォーリーなど世界的選手を揃えていますが、過去には下部リーグに降格したり、埼玉ワイルドナイツ(かつての三洋電機)に19年間も勝っていないなど、正直勝機はなさそうに思えました。

 

試合は、両チームとも決め手を欠く中、クボタがフォーリーのペナルティキックで得点を重ねるのに対し、埼玉は松田の調子が今一つで波に乗り切れず、9対3でクボタがリードして折り返しました。

 

しかし、後半埼玉は定石通りラスボス堀江を投入すると、その堀江がモールを押し込んでこの試合初めてのトライを奪い追い上げると、続けてルーキーのウイング長田がトライを決めて逆転しました。こうなると、やはりいつもの埼玉ワイルドナイツのペースだと思われました。

 

がしかし、です。諦めないクボタスピアーズは、相手陣内でボールを奪うと、主将立川がウイングの木田に絶妙なキックパスを送ると、木田はそのままトライを決めて逆転しました。

 

しかし、試合はまだ10分ほどあり、予断を許さない状況でしたが、最後残り3分を切ったところで、クボタがペナルティでスクラムを得て、ここからはW杯で日本が見せたようなフォワードがボールを保持し、時間を使う作戦に出ます。4度、5度のラックを経て、遂にホーンが鳴り、ボールを外に蹴り出して、試合終了となりました。

 

判官びいき的にクボタを応援してみていたので、しびれました!41,000人超の大観衆も大盛り上がりでした。

 

また、ラグビーもワールドカップの時期が近づいてきました。サッカー、野球WBCに続く、日本の躍進を期待したいですね!

 

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WBC完全優勝!

2023年03月24日 18時24分16秒 | プロ野球・高校野球

日本の3度目の優勝で幕を閉じたWBCですが、まだマスコミではその余韻に浸っていますね。私は仕事でリアルタイムでは見られませんでしたが、ニュースなどでは何度も何度もそのすごさを目の当たりにしました。

 

まず、3/21のメキシコとの準決勝ですが、日本の若手の2枚看板である佐々木朗希と山本由伸を投入しながら、メキシコにリードを許す苦しい展開でしたが、7回には吉田正尚が左手一本でライトポール際まで運ぶ3ランで追いつき、再度2点のリードを許した後、山川の犠飛で1点差に迫り、運命の最終回を迎えました。

 

まず先頭の大谷翔平が初球を右中間にかっ飛ばすと、一塁手前でヘルメットを脱ぎ捨て、二塁に激走すると、二塁ベース上で魂の雄たけびでベンチを鼓舞しました。続く、4番吉田正尚は四球を選び、「お前が決めろ」とばかりに、次打者村上宗隆を指さしました。前試合で復調したかに思われた村上選手ですが、この日は4打数ノーヒット3三振とまったくいいところなしでした。しかし、チーム全員が信じていたように、日本国民の誰もが「村上打ってくれ~」と祈っていたと思います。ファウル、見逃しのあと、皆さんご承知の通り、センターフェンス直撃の当たりを放ち、大谷翔平に続き、吉田の代走周東が大谷に迫る勢いでホーム上をスライディングで生還し、劇的なサヨナラ勝ちでした。本当にすごい試合でした。

 

翌3/22が、続くアメリカとの決勝戦です。前日の劇的勝利から日本に勢いありかと思われましたが、日ごとに調子をあげてきたアメリカもスーパースター軍団で、手ごわかく重苦しい展開でした。今大会好調の今永が、2回ターナーに1発を浴びましたが、その裏、村上が右翼2階席に特大ソロで同点とすると、その後も満塁からヌートバーの内野ゴロの間に追加点をあげ逆転、4回には岡本和真のソロで3対1とリード。しかし、相手のアメリカは、投手は一線級はいないものの、打線は超強力打線です。これに対し、日本は今永に続き、戸郷、高橋宏斗、伊藤広海、大勢と日本自慢の投手陣を惜しげもなく投入し、終盤8回にはダルビッシュを投入。1発を浴びて1点差に迫られますが、こうなれば誰もが思ったように、大谷翔平が最終回のマウンドに上りました。先頭打者を四球で出すも、次打者ベッツをきれいな4ゴロ併殺に取り二死とし、エンゼルスでのチームメイトであるマイク・トラウトを迎えました本当にマンガのような展開でした!いや、マンガを越えています。力んで大きく外れたストレートもあり、3ボール2ストライクのフルカウントから、最後は大きく外角に曲がるスイーパーと呼ばれるスライダーで三振に打ち取り、ゲームセットとなりました。大谷翔平投手は、グラブに続き、帽子も投げ捨て、またまた雄たけびをあげました。

 

MVPには、大谷翔平選手が選ばれましたが、当然の結果だと思います。投打にわたる成績もそうですが、ここまでチームを鼓舞して本当に素晴らしいチームワークを作り出したこと、相手チームをリスペクトし、野球の素晴らしさを世界に強烈にアピールしたことなど、成績プラスアルファで大谷翔平選手に勝る選手は考えられません。それもこれも成績や報酬ではなく、世界一の野球選手になりたいという思いと、世界最高の舞台で勝ちたいという思いが、大谷選手の原点だからでしょうね。所属チームのエンゼルスで大活躍をしながらもチームは低迷し、「ヒリヒリするような9月を過ごしたい」という願いがなかなか叶わないなか、メジャーリーガーが多く参加するようになったWBCは、まさにヒリヒリするような夢の舞台だったのでしょう。本当に素晴らしい野球選手であり、野球小僧だと思います。また、あれだけのスーパースターのあのような姿勢に触れた他の日本選手もまた多くのことを感じたのではないかと思います。

 

ラグビー、サッカーに続き、野球も世界を驚かせました!多くの競技が切磋琢磨し、多くのファンの心をつかみ、競技人口を増やしてほしいですね。

 

 

 

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WBC準決勝を前に!

2023年03月19日 16時15分33秒 | プロ野球・高校野球

WBCがものすごい盛り上がりを見せていますね!

 

不振の福留の代打ホームランで優勝した2006年の第1回大会(このブログ始めてませんでした)、やはり大不調のチームの支柱イチローの決勝打で優勝した2009年の第2回大会(「WBC連覇!」)も盛り上がりましたが、MLBの一昨年のMVPである正真正銘のスーパースター大谷翔平、大会前に異例の長期契約を結んだ36歳ダルビッシュ、日本球界の大エース山本由伸、160kmの完全男佐々木朗希、三冠王村上宗隆、レッドソックス入りした吉田正尚など錚々たるメンバーを集めた今大会は注目度が違います。

 

そして、その戦いぶりも極めて安定してます。打線も好調ですが、やはり日本の投手力の高さがものを言っています。上記の4投手以外にも、戸郷、今永、宮城、高橋奎二などが第2先発として安定した力を発揮し、伊藤広海、大勢、宇田川、湯浅、高橋宏斗、松井なども皆安定していました。

 

打線も、献身的な守備や走塁も光るペッパーミルパフォーマンスのヌートバー、近藤健介、大谷翔平、吉田正尚の上位打線の出塁率が極めて高く、一次リーグで不振だった岡本、村上にも当たりが戻ってきて、下位でも山田or牧、源田or中野、中村などもしぶとい打撃を見せて貢献しています。

 

辛口野球評論家の広岡達朗氏などは、「大谷、ダルビッシュなどもまだ本調子ではない」などと言っていますが、それは他の国も同様で、その中では極めてバランスが良い状態にあるのが日本チームであるのは間違いないと思います。

 

この後、舞台をアメリカに移し、21日の準決勝で日本はメキシコと対戦し、そこで勝利すると、22日の決勝では、キューバとアメリカの勝者と戦うことになります。試合時間が8時からとなり、仕事の日でもなんとか途中から観戦できたこれまでと違い、試合を観ることが出来ませんが、日本チームを応援したいと思います。

 

国際競技連盟が主催するサッカーやラグビーのワールドカップ(W杯)と違い、ワールドベースボールクラッシック(WBC)は、アメリカのメジャーリーグ(MLB)と選手会が主催をする特殊な大会で、今回も急遽準決勝の日程が変更になるなど、不可解なことがあります。しかし、大会がこれだけの盛り上がりを見せ、大いに大会を盛り上げた新興国チェコなど、野球の普及拡大を考えると、今後の大会運営は、他のスポーツと同じようなものにしてほしいですね。

 

1次リーグ

初戦  日本  8 - 1 中国  大谷翔平の安定感あるピッチングと2点タイムリーが効きました!

2戦目 日本 13 - 4 韓国  ダルビッシュが打たれるも、ヌートバー・近藤・吉田で逆転!完勝!

3戦目 日本 10 - 2 チェコ 序盤軟投派投手に苦しめられるも、自力の差で逆転勝ち!佐々木も圧巻!

4戦目 豪州  1 - 7 日本  大谷140m弾と山本由で完勝!

 

準々決勝

    日本  9 ー 3 イタリア 大谷気迫の投球とセーフティバント。岡本5打点、村上も復調! 

 

今大会の日本ラウンドについては、熱心な日本のファンも世界から大きな称賛を集めています。それを裏づけるように、今大会のテレビ中継についても、大変な視聴率を叩き出しています。価値観が多様化し、一つのコンテンツに人気が集中することなく、媒体も多様化する中、中国戦41.9%、韓国戦44.4%、チェコ戦43.1%、オーストラリア戦43.2%、イタリア戦にいたっては、何と48.0%です。この人気が野球人気の復活につながるといいですね!

 

 

 

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走り初め!

2023年01月01日 16時15分59秒 | Jog&Walk,Health

2023年の走り初めは、昨年同様元日です。

 
 


 
もちろん、ニューイヤー駅伝に出場するわけではありません(笑)。ニューイヤー駅伝が始まる前に、2区の中継所である高崎市役所まで行き、2区の途中までジョギングをしました。2区は外国人選手の出場が認められている唯一の区間で、ほとんどのチームが外国人選手が走る、最も短い超高速区間です。12月29日にこの道を車で走っていたら、外国人がジョギングをしていましたが、恐らくどこかのチームの選手が試走をしていたのでしょうね。何日前から乗り込んでくるのでしょうね。
 
走り出したのは、開始1時間以上前でしたが、警備員の方やCITIZENのサインと計測機器のセッティング待ちのスタッフの方が、ところどころにいましたし、各チームの応援団と思われる同じカラージャンパーを着た人などもちらほら見かけました。そんなところを見ていると、自分も触発されてしまったのか、途中事情があって歩いてしまったのに、いつもよりだいぶ速いペースで走りました。
 
 戻る頃には、既に群馬県庁から高崎市役所に向けてスタートしており、2区の沿道にも応援の人が集まり始めていましたが、私は帰宅して恒例のTVをしました。
 
ゴール直前までデッドヒートを繰り広げることもあるニューイヤー駅伝ですが、今年は、エース伊藤達也選手を欠き、マラソンの元日本記録保持者である設楽悠太選手を控えに回しながらも、各選手が安定的な力を発揮したホンダが昨年に続く連覇を達成し、あまりハラハラドキドキする駅伝ならではの見どころはなかったですね。
 
 
そんな中での見どころは、東京オリンピックのマラソンを最後に引退したものの、その後復帰した大迫傑選手がGMOの3区で出場したことですね。区間賞は早稲田大学の後輩太田智樹に譲りましたが、NYマラソン後2カ月後という調整の難しい中、好記録で区間2位となり、その後TV中継にまで参加するというスーパーマンぶりでした。プロ選手として、日本で初めてとなる様々な取り組みしてきた大迫選手ならではですね。
 
あとは、その大迫選手をマラソン日本代表の選考会MGCで破ったトヨタの服部勇馬選手が最終7区のラストで魅せました。服部選手は、トップから2分以上の差をつけられた6位で襷を受けましたが、1分近い差があった3位グループに途中で追いつき並走を始めると、最後の競り合いでも、三菱重工のスパートやGMOの必死の粘りも冷静に見ながら、最後圧巻のスパートを見せました。
 
その後、やはりずっと競り合っていた7位グループのスバル口町選手もずっと先行していたものの、ゴール目前で中電工に先行を許しましたが、やはり最後の最後で怒涛のスパートを見せて、7位でゴールし昨年2位の実力を見せました。
 
あと、見どころではないのですが、感慨深いのは、優勝経験がある強豪チームが下位に沈んだことですね。ケガで選手が揃わなかったそうですが、2020年まで4連覇した旭化成が16位、中国電力が17位、2000年代に圧倒的な力を示した八王子のコニカミノルタが18位となりました。
 
一方で、インターネットのGMOが4位、運送業のSGホールディングスが6位、黒崎播磨が14位、スーパーのサンベルクスが15位と新興チームが健闘しました。
 
企業スポーツは、業績により撤退、廃部などもままありますが、日本のスポーツの下支えをしていることは間違いないので、企業の入れ替わりはあっても、しっかり日本のスポーツを支えていってほしいものです。
 
昨年末に盛り上がったサッカーW杯で、日本が奇跡的な試合を見せてくれましたが、ネット記事でアジアのライバル韓国のスポーツ事情を目にしました。韓国の高校では日本のような部活動は少なく、サッカーをするのはスポーツを専門にする高校だけなのだそうです。中国や、旧ソ連など共産圏でも、スポーツはエリート選抜主義ですよね。
 
その点、日本はスポーツの裾野が広いのが特徴だと思います。私が子どもの頃は、誰もが王選手に憧れ、プロ野球選手を夢見ていました。いつしかそれが夢に過ぎなかったことに気づきますが、エリート選抜主義の国ではそんな夢を見ることも出来ないのかもしれません。こうした日本の社会が、スポーツ自体の力を高めたり、ファン層の厚さを作っているのではないかと思います。日本人としては当たり前すぎて気づいていないかもしれませんが、こういう文化も大事にしたいですね。
 
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