八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

単身赴任準備!

2021年03月11日 21時39分17秒 | 管理人のこと、雑感

3月1日付けで北関東の事業所に異動となりました。内示を受けた時から単身赴任をするつもりでしたが、時期的に物件が見つかりづらいということで、定期を買って1ケ月は通うことにしました。最初、ルートは中央線でえ東京駅まで行って、新幹線と思っていましたが、これだと気が遠くなるほど時間がかかります。しかし、調べてみると、武蔵野線経由で大宮から新幹線というルートだと、だいぶ時短になることが分かり、そのルートの定期を買い、通勤しています。しかし、このルート、通常だと4路線乗り継ぎ(運良く大宮~八王子間を結ぶむさしの号があれば3路線)という面倒くさいルートです。時間によっては、武蔵浦和駅か南浦和駅か、乗り継ぎ駅も変わります。しかも、今までの中央線と違って、ルート本数が少ないというプレッシャーからか異常に早く目が覚めてしまうため、乗り継ぎ駅の手前で眠くなり、うっかり寝過ごしてしまいそうになります(実際、西国分寺と、武蔵浦和をそれぞれ1回寝過ごしています)。また、帰りの新幹線の時間のタイミングが悪く、就業時間からだいぶ経ってからでないと乗れないため、普通に帰宅しても10時頃になります。

 

私と同じようなルートで通勤している人もいるのですが、とても私には長く続けられそうにありません(単に、お酒を飲む時間が減るのが耐えられないだけなのかもしれませんが…)。なので、急ぎ物件探しに乗り出しました。会社の仲介会社からの物件だけでは、帯に短し襷に長しだったので、自分でネットで調べた物件を何件か問い合わせると、そのうちの1件にだいぶ空きがあるとのことでした(昨年夏竣工の新築物件ですが、駅からちょっと遠いのがネックだということでした)。最初5日(金)に内見しようとしていましたが、予定が合わず7日(日)に延期となりました。で、7日に行ってみると、6日(土)は相当数のお客さんが見えたということで、空きが多かった物件も埋まり出しているということでした。空きが多いということで油断していましたが、本気モードで内見し、その場で物件を決めました。

 

で、次は、単身赴任の準備です。30年ぶりくらいの一人暮らしですし、高校を卒業して東京に出てくる時は親が用意したものをそのまま持たされただけなので、ゼロから自分で準備するのは初めてのことです。家電関係、家具・家庭用品関係、日用品関係の3つに分類し、準備に取り掛かります。

 

まずは、家電です。生活の必需品としては、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、電子レンジ、掃除機がありますが、一人暮らしで、それほど長期ではないことを想定すると、必要最低限の機能で良しとします。嗜好品であるCDプレーヤーもたいしたこだわりがないので、程々のものをチョイスします。テレビは、一人暮らしの重要なアイテムとなりそうなので、HDD内蔵で録画ができるものにしました。これが一番高額でした。さらにテレビだけでなく、休みの日にすることなくDVDなどを見たいと思った時に必要だと思い、DVDプレーヤーを購入しました。これも録画機能がなく、再生するだけなら、5,000円以下であるということを今回始めて知りました。そして、私の上京時と違って、現在最も重要なのがインターネット環境です。今回の物件選びで最もこだわったのが、ここでした。職場から歩いて3分という好物件もありましたが、最近の物件でないため、自分でインターネットの契約が必要だったので、断念しました。そして、決めた物件は新築ですから、インターネット環境は整っていて、使用料不要となっています。そこで、PCだけでなく、スマホも使えるように無線ルーターを購入しました。ほかに必需品として、ドライヤーやシェーバーがありますが、小さいものですし、貯まったポイントも使えるので、後日購入として、家電は終了です。

 

次に、家具・家庭用品です。仕事のための仮住まいなので、ここはこだわりなく、お値段以上のN社で全て揃えるつもりで、左入町の店舗に行きました。もともとソファーベッドを買うつもりでいたので、最初に、寝具セットをピックアップしました。次に目についたのが、レースと普通のものが4枚セットになったカーテンでした。効率よく揃えたい会社員には、セット、セットはとっても便利です。一人暮らしでそれほど食器が必要なわけでもなく、置き場所もないため、どうしようかと悩んでいたのが、食器棚です。と思っていたら、可動式で、多目的に使えるラックがあったので、それをチョイスしました。続いて、お風呂の椅子、ゴミ箱と順調に決めた後に、食器や調理道具となり、ここで暫し悩みます。で、いったん、2階に行って、先にソファーベッドとテーブルを決めました。再び1階に戻って、まな板・包丁セット、スプーン・フォークセット、箸5膳セット、お玉、菜箸、湯切りザル、木ベラ、水切りカゴなど、細々したものを先に決めました。鍋窯、食器は、悩めばどれだけでも悩むところですが、最後に残したことで、もうどうでもいいやということで、かなり適当にピックアップです。時間が出来たことで、料理にはまったりしたら、買い直すことになるかもしれませんが、現状では問題なしです。

 

配送手続きをして、やれやれと帰宅しましたが、帰る道々、買い忘れたことに気づきました。衣装ケース、洗濯道具、物干ざお、などです。で、仕方がないので、帰宅後、イイアスのN社の店に行き、細々した掃除道具、水回りの小物などと一緒に買いました。

 

そして、その帰り道、ドラッグストアで、絶対なくては困るトイレットペーパー、ティッシュ、歯ブラシ・歯磨き粉、シャンプー、ボディーシャンプー、洗剤、バンドエイド、葛根湯等々、生活日用品を買いあさりました。

 

これである程度、一人暮らしになっても困らない状態になったかと思いますが、まだまだアジャストしなければならないことが多々あると思います。少し落ち着いたら、またご報告したいと思います。

 

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脱臼!

2021年02月21日 20時06分31秒 | Jog&Walk,Health

1週間前の日曜日のことです。いつものように午前中にジョギングに出ました。少々おもしろくないことがあって、前の晩に少々飲みすぎたのが良くなかったのか、あまり調子が良くありませんでした。冬場は20km近く走っても水分補給しないこともありますが、この日は5~6kmくらい走ったところで、ペットボトルを買いました。

 

そして、ペットボトルを持って甲州街道を大和田橋に向かって走っていた時です。あっと思った時には、地面に転がっていました。今までは、つまずいても何とかこらえるのが大半で、走っていて転んだのはたった1回だけです。その時も何とか最悪の事態を避けるように、手を付いていました。しかし、この日はまったく油断していたようです。まったく無防備に転んでしまいました。

 

起き上がって手を見てみると、左の手のひらを数か所すりむいており、右手の方は、小指が???です。あらぬ方向に向いています。第二関節から上が、外側に向いているのです。あってはならない状態を見て、とっさに自分で戻していましたが、何の抵抗もなく、あっさりまっすぐになりました(あとでネットなどを見てみると、絶対に自分で戻さないでくださいとありました(^^;)。

 

いずれにしろ、ジョギングは即終了です。最初は骨折したのかと思いましたが、骨折ならひどい激痛のはずですが、そこまでの痛みはありません。これは脱臼かと推測します。救急車を呼ぶほどでもなく、八王子駅にほど近かったので、駅まで歩いて電車で西八王子駅に戻りました。南多摩病院は救急もやっているので、診てもらえるかと思い寄ってみると、多くの患者さんが待っている状態で、「だいぶ待ちますよ。休日診療に行かれてはどうですか」とのことだったので、いったん帰宅しました。

 

休日診療の外科は、南大沢のクリニックだったので、不自由な手で慎重に車を運転して南大沢に向かいました。地図をざっくりとしか見てなくて、Fから始まるビル名を記憶していたのですが、Fから始まる紛らわしい名前のビルが多く、2度間違えて3度目でようやく辿りつくと、「整形外科はやっていません」と言われました。ガーンです。しかし、即座に「近くで午前中、整形外科をやっているクリニックがあります」と別所のクリニックを紹介してくれました。昨年11月に開業したばかりで、日曜日も午前中開院しているクリニックでした。良かったです。

 

何とか午前中に受け付けをすませ、まずは先生の診察で状況を説明したあとレントゲンを撮影し、再度待ってから先生の診察です。「脱臼は綺麗に元に戻っていますね。自分で戻したんですね。でも、周りの筋肉や、筋が傷んでいるので、2~3週間は固定しないとダメですね」とのことでした。思わず「そんなにですか」と聞いてしまいましたが、「教科書的にはそうなっています。自分でテーピングなどをしてもいいですけどね」とのことでした。

 

ということで、あれから1週間経ちますが、確かに右手小指はまだまだ腫れがひきません。お医者さんの言うことは確かです。小指に副木をして包帯をぐるぐる巻いていますが、仕事や、食事など、本当に不自由です。しかし、それも、これも全部自分の責任です。走る時は、気を抜いてはいけないと自戒のため、ここに書いておきます。

 

 

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もうすぐ1年…& ようやく2年(で、転勤)!

2021年02月21日 19時20分10秒 | 管理人のこと、雑感

もうすぐ1年…

 

日本において新型コロナウイルスが本格的に脅威として認識され始めたのは、昨年の2月のことでした。横浜港に停泊した大型客船で大規模なクラスターが発生し、世界からその対応を批判され、中旬頃から国内感染者も増加し始め、下旬には政府がイベントなどの中止を要請するなど、自粛モードに入ったのが1年前のことでした。まさかこんなに長く影響が続くとは、その時は思っていませんでした。

 

4月の最初の緊急事態宣言、7月~8月の第2波、そして11月~1月にかけての第3波。検査数の違いもあるが、感染者が今より遥かに少なかった4月の方が緊迫感は強かったですね。現在も医療体制はひっ迫していますが、医療機関は、この1年間の中で治療方法についての知見がかなり蓄積されたことが大きいようですし、一般の多くは国民はニューノーマル生活が馴染むと同時に、気持ちの面でも慣れが出てしまっている面は否めないでしょうね。現在、第3波がようやく沈静化しつつあり、待望のワクチン接種もはじまりましたが、東京オリンピックはどうなのでしょうね。選手の気持ちを考えればやってあげたいですが、今この状況での開催はとても大きな負担になるように思いますね。

 

ようやく2年!

 

去年の半分は今の本社部門で、こうしたコロナ対応に追われ、その後の半年もいろいろ思うようにいかない半年でした。横浜から本社に移ったその前の1年も、前任からの引継ぎのプロジェクトなどに追われやりたいことが出来ないまま終わっていたので、この2年間は正直なところ、現場で働いていた充実感とは程遠い2年でした。

 

その2年がようやく終わると思っていたところ、今回の異動内示でまた現場の事業所に出られることになりました。北関東の遠隔地なので、当面は八王子から通いますが、初めての単身赴任になると思います。しかし、比較的小規模な事業所で、業績も比較的安定しているので、本社の余計な干渉が少ないのもラッキーです。また、私の出身地でもあり、高齢の父親がいろいろと心配な面もあるので、ちょこちょこ様子を見に行けるのも良かったです。今までは、何かあると比較的動ける姉が親の面倒を見てくれていましたが、少しでも姉の負担を減らした方が良いかと思って、親との同居も相談しましたが、「共倒れするので、絶対に同居はするな」ということなので、28年ぶりの一人暮らしになると思います。

 

コロナも、仕事もどうなるか分かりませんが、今自分に出来ることにベストを尽くすしかないですね。

 

 

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田中将大投手、楽天復帰!

2021年01月31日 21時44分55秒 | プロ野球・高校野球

7年前の今時分、田中将大投手のヤンキースとの契約が報じられましたが(「160億円。」)、昨日その田中投手の楽天復帰が決まりました。7年前は、7年160億円という巨額契約でしたが、今回はその時とはまったく逆の状況で、日本復帰が決まったということのようです。

 

以前にも書きましたが、最近のメジャーリーグは、データ重視の傾向が強まり、個々の選手の成績や個性よりも、いかに効率的に勝てるかを追求するようになりました。同じ実力だったら年俸の少ない選手を獲得するのは当然ですが、実力ははるかに勝っていても、年俸が高すぎる選手が敬遠されるようになり、いかに年俸(コスト)が低くて結果(パフォーマンス)が出せる選手を揃えるかを追求するようになってきています。そこにこのコロナ禍です。日本以上に状況が深刻なアメリカでは、試合数もはるかに少なく球団経営を直撃しています。今回FAとなった田中投手には、ヤンキースとの正式な交渉すらなく、キャッシュマンGMはこのオフの補強で「1人の値段で2人の補強ができた」とすら語っています。これではスポーツというより完全なビジネスです。

 

翻って、日本球界がどうかと言えば、球団経営は赤字であるにもかかわらず、親会社がその赤字を補填するというビジネスとしては完全に破綻していることや、収入に見合っていない、自分たちの過分な年俸を当然と思っている選手たちにいかがなものかと思う点は多々ありますが、それでも、まだ野球がスポーツとして感動を与え、ドラマが期待できる要素があると思います。田中投手自身、まさに7年前にそれを体現しています。近代野球では前代未聞の24勝0敗でレギュラーシーズンを終え、日本シリーズでは6戦目でまさかの敗戦を喫した翌日の最終戦の最後を締めて、日本一という大団円を達成しました。

 

震災直後の東北、日本に勇気を与える活躍でした。そして、今年は、あの震災から10年です。あの時のことは、このブログでも書いていますが、誰もが一生涯忘れることが出来ない衝撃的な災害でした。その10年の節目の年に、また田中投手が日本に帰ってきて、どんな活躍を見せてくれるのか、楽天ファンのみならず、誰しもワクワクしてしまいます。1年後、2年後に、またメジャーに戻ってしまうかもしれませんが、それでも少しでもマー君の勇姿を見ていたいというのがファンの思いでしょう。また、ひとつ日本球界に新たな風を吹き込んでほしいと思います。

 

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女子マラソン、日本新記録ならず!

2021年01月31日 19時35分09秒 | スポーツ

今日行われた大阪国際女子マラソンは、コロナ禍のため、国際でもありませんでしたし、街中を走らず、2.8kmの周回コースを15周する異例の大会でした。また、日本新記録を狙う、東京オリンピック代表の前田穂南選手と一山麻緒選手には、川内優輝選手ら3人の男子選手がペースメーカーに付くなど、こちらも日本では初めての試みでした。

 

前田選手は年末に若干体調を崩したということもありやや心配な面がありましたが、一山選手はスピード練習にも磨きをかけ、記録が出やすいと言われる周回コースだったこともあり、大いに期待がもたれました。

 

1km3分18秒という日本記録ペースで順調にレースは進みましたが、やはり万全でなかったのか、13km過ぎで前田選手が遅れはじめました。順調だった一山選手も、20km過ぎから3分22秒から23秒くらいにペースが落ち、終盤はさらにペースが落ち、残念ながら日本記録には届かず、2時間21分11秒の大会新(コースは異なるものの)で優勝しました。前田選手も、ペースメーカーの一人について粘り、2時間23分30秒の自己ベストで2位となりました。

 

五輪代表を決めるMGCで競争が促進され、停滞していた日本マラソン界も復活の兆しが見えはじめましたが、やはり高橋尚子選手、野口みづき選手はすごかったのだと、改めて思います。

 

日本記録の推移を見てみると、

 

1998年 名古屋国際女子 高橋尚子  2時間25分48秒

1998年 アジア大会   高橋尚子  2時間21分47秒

2001年 ベルリン    高橋尚子  2時間19分46秒

2004年 ベルリン    渋井陽子  2時間19分41秒

2005年 ベルリン    野口みづき 2時間19分12秒

 

高橋尚子選手の登場で、日本の女子マラソンの世界は大きく変わりました。もちろん、その前も有森選手のメダル獲得もありましたが、高橋選手の登場で本当に世界のトップに立ちました。2000年のシドニーオリンピックに先立つ灼熱のバンコクアジア大会で、当時の世界歴代5位の日本新記録を出した時には、日本の女子マラソンが新しい次元に入ったことを感じさせました。そして、高橋尚子に続き野口みづきがオリンピックを連覇した時が日本女子マラソンのピークでした。

 

その野口が出した日本記録は、15年破られていません。ここを破ってようやく日本女子マラソンの次のステージが開けるのだと思います。一山選手なのか、前田選手なのか、松田選手なのか、あるいは別な誰かなのか分かりませんが、何とか次の扉をこじ開けてほしいですね。

 

今月のジョグ

 

115km  5:57/km

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劇的!第97回箱根駅伝!

2021年01月03日 15時51分54秒 | スポーツ

昨日は仕事で見られませんでしたが、今日は久しぶりに箱根駅伝復路をテレビ観戦しました。

 

今年の優勝候補は、青山学院大、駒澤大、東海大、明治大の4強だったとのことです。今シーズンはコロナの影響で3大大会の一つ出雲駅伝は中止となり、伊勢路を走る全日本駅伝は、駒澤大が最終区間のデッドヒートを制しました。しかし、この2大会よりも1区間の距離も長く、区間数も多い箱根駅伝は選手層がものを言います。その点では、一昨年こそ東海大にその座を譲ったものの、昨年また箱根を制した青山学院大が一歩リードかと言われていました。

 

ところが、ふたを開けてみたらびっくりです。

 

何と出場4度目の創価大が往路優勝し、青山学院大は7分35秒差の12位に沈みました。青山学院大、駒澤大、明治大と有力校が序盤で出遅れる中、創価大は区間3位、6位、3位と安定した走りで2位となり、4区で昨年10区の区間記録を作った嶋津が区間2位でトップに立つと、差がつきやすい山登りの5区でも区間2位で往路優勝を遂げました。

 

往路結果 

 

1位  創価大

2位  東洋大 +2分14秒

3位  駒澤大 +2分21秒

4位  帝京大 +2分31秒

5位  東海大 +3分27秒

(中略)

12位 青山学院大 +7分35秒

14位 明治大   +7分55秒

 

そして迎えた復路です。

 

山下りの6区では、創価大・濱野が区間6位とまずまずの走りを見せましたが、駒澤大・花澤は区間記録に19秒差に迫る圧巻の走りでチームを2位に押し上げ、1分8秒差まで迫ります。

 

しかし、7区では駒澤大・花尾が区間4位の走りを見せるも、創価大・原富が区間2位の走りを見せ、1分51秒まで差を広げます。

 

すると、8区で駒澤大・佃の区間4位の走りに対し、創価大・永井は区間8位で、差は1分29秒まで差を詰めました。

 

そして、終盤復路のエース区間9区です。駒澤大・山野の1万mの持ちタイムは、創価大・石津より1分くらい良いタイムです。23.1kmを走る9区で単純計算すれば、駒澤大が1分29秒の差を追いつき、さらに差を付けられる計算です。しかし、駅伝はそんなに単純なものではありません。創価大・石津の持ちタイムは、区間出場選手の中でもかなり下の方でしたが、石津は昨年も9区で区間6位で走っています。持ちタイムだけでは測れないということです。結果は、まさにその通りとなり、石津は平成20年に出た区間記録に13秒差に迫る圧巻の区間賞で、区間6位の駒澤大に3分19秒の差を付けました。3分と言えば、1km以上の差です。解説者を含め、ここで勝負あったの感がありました(実際、創価大の優勝は間違いないでしょう、と言っていました)。

 

しかし、ドラマはここからでした。創価大の10区小野寺は、石津からタスキを受け取る時こそ笑顔でしたが、走り出すと、その表情は少し苦しそうで、スピードもあがりません。解説者は、それを優勝を見据えて序盤は慎重に入ったと捉えていましたが、実際はそうではなかったようです。しかし、誰もが創価大の勝利を疑っていなかったため、あまり後続の駒澤大との差は伝えられていませんでしたが、日比谷あたりで残り4kmくらいになったところで、タイム差は1分を切り、駒澤大・石川の姿がどんどん大きくなってきます。対する小野寺は明らかに失速していて、もはや立て直すことは出来ないような様子です。残り3kmを切って、日比谷から京橋に向けて右折すると、駒澤大・石川は一気に創価大・小野寺に追いつき、一瞬、相手の出方をうかがいます。テレビで表情を見ている私たちには、どう見ても付いていけないだろうと分かりますが、石川選手にはそれが分からなかったからでしょう。しかし、それも一瞬で、意を決して飛び出すと、一気にスパートし、差をみるみるうちに広げていきました。

 

そのまま駒澤大・石川が区間1位でゴールに飛び込み、第84回大会以来13年ぶりの優勝を飾りました。そして、4度目出場での優勝に手がかかっていた創価大は、52秒差の2位に終わりました。それまでまったくブレーキがなかった創価大が、最後の10区でまさかまさかの区間20位の大ブレーキとなってしまいました。これももっと強くなるための試練かもしれませんね。そして、古豪・駒澤大の復活も見事でした。大八木監督は熱血監督として有名で、過去は4連覇など常勝軍団を作り上げた名将です。しかし、近年は東洋大・酒井監督や青山学院大・原監督、東海大・両角監督など、大八木監督より若く、従来とは違う指導者たちが率いる大学が躍進している中、大八木監督自身も自らの指導方法を変えたこともあったのでしょうね。あれだけの実績があり、あれだけの年齢で、なかなか出来ることではありません。本当に陸上が好きなのでしょうね。

 

     創価大        駒澤大

 

6区  濱野  6位      花澤 1位    +1分8秒

7区  原富  2位      花尾 4位    +1分51秒

8区  永井  8位      佃  4位    +1分29秒

9区  石津  1位      山野 6位    +3分19秒

10区 小野寺20位      石川 1位    -52秒

 

その他では、12位でスタートした青山学院大が、意地を見せ4位まで押し上げました。その青学に10区で一時抜かれた東洋大は最後にまた抜き返し、昨年10年ぶりに逃した3位に入りました。東洋大も7区でエース西山が12位と振るわなかったですが、皆が1秒を削り出しました。また、来年のシード権争いでは、8位でタスキを受けた国学院大の9区高嶌が、早稲田大、帝京大にかわされ10位となり後がなくなりましたが、終盤、後から追い上げる明治大に抜かれ、万事休すと思われましたが、何とここから踏ん張り、再び明治をかわし、東京国際大までかわし、9位に押し上げました。そして、国学院大はそのまま9位でゴールし、無事シード権を確保しました。国学院大が初めてシード権を獲得した時は、8~11位がゴール前でデッドヒートをする中、現在社会人で活躍する寺田夏生選手が、中継車についていってしまいコースを外れるというまさかのハプニングを起こした後、見事に挽回して10位に滑り込んだことを思い出しました。

 

本当に箱根駅伝には、ドラマがありますね。

 

箱根駅伝には、遠く及びませんが、私の昨年度のジョギング記録です(前回書いてからの)。

 7月   86.0km  6分3秒/km

 8月  186.3km  6分19秒/km

 9月  141.1km  6分16秒/km

10月   91.8km  6分2秒/km

11月  138.6km  5分55秒/km

12月  127.6km  6分2秒/km

年間  1,442km  6分10秒/km

 

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健康診断結果再び!

2020年12月17日 22時00分37秒 | Jog&Walk,Health

今日、東京都のコロナウイルス新規感染者が822人で過去最多を大幅に更新しました。この先どうなるのだろうと、本当に不安になりますね。

 

それはさておき、コロナの影響はいろいろありましたが、健康診断もその一つです。私の会社では、通常春先に実施をしていますが、今年は蜜を避けるために延期をしていました。しかし、健康診断は労働安全衛生法で企業に実施が義務付けられているので、中止することは出来ません。ということで、今年は密にならないよう、1日の受診者数を減らし、10月から11月にかけて期間を長くして実施をしました。そのため、なかなか結果が返ってきませんでしたが、今日ようやく返ってきました。

 

健康診断については、これまでも何度か書いています(「健康診断結果!」)。なぜかと言うと、コレステロールがいつも引っかかっていたからです。もう10年以上になります。自分なりにいろいろ考えてみましたが、どうにも理由が分かりません。タバコをやめ、ジョギングを始めたあたりからコレステロールがひっかかるようになり(総コレステロールと所謂悪玉と言われるLDL-C)、「運動と食事に注意してください」とコメントを書かれるようになりましたが、もともと食事は小食ですし、これ以上の運動ってどうしたらいいの?と途方に暮れたものです。

 

それがなぜか今回の結果では、見事に総コレステロールもLDL-Cも正常値に収まっていました。10年以上ずっと正常値範囲外だったのが嘘のようです。しかし、これまた理由が分かりません。特段何かをしたわけではないからです。

 

一つだけ変化があるとすると、5月末で糖質制限をやめたことです。糖質制限をしていたのは、ダイエットのためではなく、お腹の調子が良くなるということと、人によってはコレステロール値が改善すると、ある本に書いてあったからです。しかし、結果的にそういう効果はなく、やめることにしたわけですが、糖質制限をやめたと言っても、それ以前に戻るだけなので、改善する理由にはなりそうもありません。それとも、糖質制限をしたことで、何か体質に変化でもあったのでしょうか。

 

まったくもって不可思議ですが、何はともあれ、目標は達成です。このまま持続するのか、今後も注視していきたいと思います。

 

また、余談ですが、昭和37年度~昭和53年度に生まれた男性は風しんの予防接種を受けていないため、自治体から抗体検査と予防接種のクーポン券が配布されています。妊婦が風しんにかかると胎児に障害が出る恐れがあるので、風しんを流行させないための措置です。正直、この歳になると、昔風しんをやったかどうかも定かではなくなっていました(水疱瘡だけは体に跡が残っているので覚えています)。今回の健康診断では、その抗体検査もしたのですが、風しんも麻しん(はしか)とも、抗体があり、予防接種は不要とのことでした。人に迷惑をかけなくて良かったです。この風しんの件については、以前総務関係の仕事をしていたため、私は知っていましたが、政府・行政の広報にもかかわらず、知らない人がまだまだたくさんいます。役所から風しんのクーポンが届いたら、しっかり抗体検査をし、抗体がなければ、予防接種を受けましょう。

 

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GoToトラベルは悪者か?

2020年12月13日 18時55分37秒 | 管理人のこと、雑感

GoToキャンペーンについては、先月中旬から書いていますが、全国各地で新型コロナウイルスの新規感染者数過去最多を更新する中、菅首相、政府は、GoToトラベルキャンペーンの対象除外を広げようとしません(東京も対象除外にするとか、高齢者以外にも自粛要請するなどの検討がされているとの報道はありましたが、まだ決定はしていません)。

 

菅首相は、「GoToトラベルが悪者にされている」とあたかも被害者であるかのような物言いをし、すぐに停止するつもりはないと、自らの看板政策にこだわる姿勢を示しました。首相や政府の言い分の拠り所は、GoToトラベルが新型コロナウイルスの感染を拡大させているエビデンスがない、という一点に尽きます。

 

確かにGoToトラベル自体が感染を大幅拡大させているわけではないでしょう。しかし、問題の本質はそんなところにはありません。今の日本は、ブレーキとアクセルを両方踏んでいるような状態だということです。感染拡大を受け、不要不急の外出や、会食を控えるように呼び掛けていますが、GoToトラベルでどんどん積極的に旅行に行ってくださいというメッセージを出せば、そんな要請はまったく効果をあげません。現に、最近でも街の人出はまったく減っていません。特に、日本はロックダウンや違反者を逮捕するような強いブレーキはなく、自粛要請という極めて緩いブレーキです。そんなところで、GoToトラベルのように強くアクセルを踏んだら、車は暴走しかねません。

 

そんなことに気づかない首相、政府関係者は、感度が鈍すぎると思います。自分たちは国会という閉じた場所にいて、今国全体で何が起きているかまったく感じることができていないと思います。街角には「国民のために働く」というキャッチフレーズのポスターが貼ってありますが、その言葉が虚しく響きます。

 

私も4月の緊急事態宣言の時のように経済を止めることは望みません。しかし、そのためにも、ブレーキとアクセルを上手に使い分けて、車を運転することが欠かせないと思うのです。それが、無免許の無謀運転か、あおり運転か分かりませんが、現在は完全な迷走です。どうか、まともな運転手に国の運転をしてもらいたいと思います。

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福岡国際マラソン、新星誕生!

2020年12月06日 18時37分22秒 | スポーツ

今日の福岡国際マラソンで、社会人1年目の吉田祐也選手が、2時間7分5秒の好記録で優勝しました。マラソン2回目での快挙です。そして、初マラソンだった2月の別府大分毎日マラソンでも、日本人トップの3位に入り、2時間8分30秒は初マラソン記録、学生記録いずれも日本2位の快挙でした。これだけ見ると、超エリートランナーのキャリアに見えますが、必ずしもそうではありません(もちろん、青山学院出身なので、才能あるランナーであることは間違いありませんが)。

 

別大毎日マラソンもテレビ中継を見ていましたが、中継の中で、箱根駅伝でも区間記録を作った吉田祐也選手が、このマラソンで競技生活を終える予定と紹介されているのを聞いて驚くと同時に、何ともったいないと思って見ていました。すると、結果は前述の通りの好記録です。この先どうするんだろうと思っていると、インタビューで瀬古利彦が親心から「マラソンをなめてはいけないよ」と声をかけると、即座に「なめていません」と答えた姿に意思の強さを感じましたし、この先競技を続けるのではないかと思ったものです。

 

すると、周囲の勧めもあり、内定していたブルボンへの入社を断り、GMOに所属し、この日を迎えたということです。そして、この日は記録よりも順位にこだわっていたということですが、福岡国際の日本人記録であり、当時の日本記録となった藤田敦史の2時間6分51秒は意識していたそうです。残念ながら、この記録は乗り換えられませんでしたが、マラソン2回目でこの記録に迫ったのは本当にすごかったです。30km過ぎからは一人旅で競ったり、風除けにする人もいない中、途中落ちたペースを戻すなど、勝つという意思が見えたレースでした。

 

藤田が日本記録を作った、2000年の福岡国際も見ていました。この頃までは、ペースメーカーの存在は公にされておらず、レース終盤にそれまで快調に走って外国人選手が急に失速し、中継のアナウンサーが「あ~、〇〇止まりました~」と叫ぶのを不思議に思って見ていましたが、確かこの時も30kmくらいで藤田選手の一人旅になりながら、勢いを落とすことなく走り切り、当時としては圧倒的な日本記録を打ち立てたのでした。その後、藤田選手は故障で記録を伸ばすことが出来ず、2002年に高岡寿成選手に日本記録を塗り替えられました。そして、そこから長らく日本男子の低迷が続きました。

 

その扉を設楽悠太がようやくこじ開けてから、また時間が動きだした感じですね。先日の1万mでも、男子相澤、女子新谷が日本記録を出し、他にも好記録が連発したように、ナイキの圧底シューズの力も確かにあると思いますが、競争により力が付いてきたのも事実だと思います。

 

また新たな選手がどんどん出てくるのを期待したいですね!

 

 

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新型コロナ対応、相変わらずの準備不足露呈…

2020年11月25日 09時43分42秒 | 管理人のこと、雑感

先日、新型コロナウイルス感染拡大の第3波を受け、GoToキャンペーンに一定の制限をかけた方が良いのでは、と書きましたが、専門家会議からの強い要請を受け、ようやく政府も制限を決定し、札幌市と大阪市を対象から除外する方向となりました。東京都は、まだその段階ではないとして、制限には踏み切っていませんし、飲食店への時短要請も出していません。

 

やらないよりはやった方が当然良いわけですが、遅きに失したのはいつもの通りです。政府がGoToをやめないのは経済を回したいから、東京都が時短要請ができないのは財源が枯渇してきているから、などの事情があるのは分かります。しかし、だからと言って、こういう事態になったら、こうするというリスクシナリオを準備しないのは、思考停止状態もいいところです。国レベルの危機管理に対応する政治家、官僚機構の劣化が著しいと言えます。

 

本来、感染拡大がこのレベルになったら、GoToキャンペーンを制限するという基準がなければいけなかったと思いますが、経済を回したいという思惑が希望的観測と思考停止に導いた結果、いざ制限するとなった時の対応も決まっていなかったため、急場しのぎの対応策となり、各所に多大な混乱を招いています。本当に困ったことです。何のために政治家や国家公務員にいるのか、今一度原点に立ち返ってほしいと思います。

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衝撃!日本シリーズ第3戦!

2020年11月25日 09時03分24秒 | プロ野球・高校野球

日本シリーズ第3戦でソフトバンクが3連勝し、王手をかけました。既にいろいろ報道されている通り、昨年ソフトバンクが巨人相手に4連勝したのに続いての3連勝ということで、相当の衝撃をもって受け止められています。しかも、巨人の内容が悪すぎます。1戦、2戦の完敗、大敗に続き、第3戦ではまさかのノーヒットノーラン寸前でした。

 

巨人の選手、スタッフ自身も衝撃でしょうが、プロ野球関係者、野球ファンのすべてが衝撃を受けていると思います。4連敗や、3連敗は、時の運でこれまで何度もあったことですが、この7連敗は到底時の運とは言えない、構造的な問題としか思えないことです。これも既に言われている通り、パシフィックリーグとセントラルリーグの実力差の問題です。

 

一つの原因として、「DH」の問題が言われていましたが、これだけの実力差を見せつけられると、問題はそれだけなのかと考えざるを得ませんね。巨人もだいぶ育成に力を入れ始め、現に成果も出つつありますが、長らく巨人人気に依存して改革に消極的だったセントラルの他球団も含めて、セントラルリーグの改革が遅れている結果と言えるかもしれません。

 

巨人、阪神、中日は、日本のプロ野球創成期からの球団ですし、広島も比較的古い歴史があります。中では、広島が財政事情からユニークは球団運営をしており、あとは新興企業DeNAが割と改革に取り組んでいるのが目立つくらいです。それに対するソフトバンクは、親会社も日本ではかなり異色な会社ですし、球団運営でも現場の第一人者である王貞治さんを会長に据え、育成に力を注ぐなど、精力的に改革に取り組んでいます。同じくIT新興企業楽天も仙台を本拠地に、当初の弱小球団からしっかりチーム作りに取り組んできました。そのほか、日本ハムは北海道、ロッテが千葉、西武が所沢、オリックスが大阪・神戸を本拠地とするなど、地域的な多様性もあります。

 

今日、第4戦の結果がどうなるか分かりませんが、かつて巨人が近鉄相手に3連敗から4連勝をしたようなことは起きそうもありません(もしそうなったら土下座して詫びたいと思います😊)。そして、こうした構造的な問題だとすると、ちょっとやそっとでは、この差は埋まらないと思います。セントラルリーグの各球団は、本腰を入れた改革に取り組んでほしいと思います。でないと、日本プロ野球が衰退してしまいかねません。

 

 

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新型コロナウイルス第3波!

2020年11月18日 16時04分08秒 | 管理人のこと、雑感

今日は20℃以上の暖かい一日となりました。西日本では夏日になったところも多いそうです。そんな過ごし易い一日でしたが、東京都の新型コロナウイスル感染者が493人と過去最多を更新しました。11月に入り、北海道、大阪をはじめ、各地で感染が拡大し始めており、第3波に入ったと言って間違いない状況です。ヨーロッパやアメリカでは、もう少し前から感染拡大が始まっており、その規模も日本の比ではありませんが、日本も予断を許さない状況になっています。

 

第2波の時は、「夜の街」、「若い世代」での感染拡大という特徴がありましたが、今回は幅広い世代に広がり、家庭内感染も広がっており、懸念が広がっています。

 

GoToトラベルキャンペーン利用者の感染者は、11月9日までで131人と政府は発表しました。つまり、キャンペーンはコロナ感染を拡大していない、という主張です。しかし、ヨーロッパでの感染再拡大が、バカンスによる人の移動によるものではないかと言われているように、人の移動が増えるということは無症状者の接触機会も増えることですから、一つの原因になっているのではないかと思います。

 

また、それにもまして懸念されるのは、GoToイートキャンペーンです。先日、ある飲食店に行ったところ、いつもなら空いている午前中なのに、予約の人で一杯になっていました。キャンペーン効果でしょう。会社で夜の会食は控えるように言われているので、私は夜の飲食店には行っていないのでわかりませんが、恐らく夜の宴会なども増えているのでしょう。しかし、コロナ感染の9割は飛沫感染と言われており、マスクを外す大人数での会食、中でも、飲酒により大声を出しがちになる酒席は極めて危険な状況です。大阪府がGoToイートキャンペーンの対象を4人以下に制限しようとしているのも、そうしたことを踏まえたことだと思います。

 

GoToキャンペーンは一定の経済効果があり、コロナ禍にあっても経済を回すことは極めて重要だと思います。一方で、コロナ感染拡大で、営業中止にせざるを得ない状況になると元も子もありません。そのためには、行政サイドで一定の制限をかけるとともに、国民の側も、今一度、コロナ感染拡大防止の原点に立ち返ることが必要でしょうね。コロナ疲れはありますが、やはり緩んではいけないでしょうし、ワクチン開発の報道も入ってきていますので、もう暫くは前向きに頑張るしかないですね。

 

クリスマス、忘年会、新年会のシーズンに入りますが、今年は我慢です。

 

 

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不倫騒動についての感想

2020年11月18日 13時28分26秒 | 管理人のこと、雑感

最近、芸能人の不倫騒動がよく話題になっています。不倫は今に始まったことではないですが、文春砲と言われるように、マスコミの追及が以前より激しくなっているのかもしれませんし、より大きな反響を呼びそうな(ビジネスになりそうな)ターゲットを狙っているからかもしれません。

 

不倫自体は特段不思議なことではありません。生物学的には、一人でも多く自分の遺伝子を残そうとするのが自然であり、人間が夫婦関係を築くようになったのは、進化の過程でその方が生存に有利だったからに過ぎないと言われています。脳が大きくなり、十分に育つ前に生まざるを得ないため、人間の子どもは生まれてから1年以上立つことが出来ません。その間、母親が一人で子どもを育てるのは容易なことではありません。そこで夫婦関係を築くことで、父親と一緒に子どもを育てるようになったということです。同じ霊長類の中でも人間にもっとも近いチンパンジーは、乱婚(言い方が悪いですが)であり、ゴリラは一頭のオスが複数のメスと群れを作ることが一般的で、人間とはまったく違う形態です。鳥でも、繁殖期だけつがいになる種もいれば、生涯にわたりつがい関係を維持する種もいるなど、いずれにしても、それぞれ進化の過程で形成されたものであり、生物学的に見れば、一夫一妻制の種が配偶者以外の個体と関係を持つこと(いわゆる不倫)は、善でも、悪でもありません。

 

人間においても、一夫多妻が認められている国もありますが、一般的には一夫一妻制であり、日本においても同様です。しかし、不倫をしたからと言って刑事罰に問われるわけではなく、民法の「不貞行為」を問われ、離婚原因になるとともに、不倫相手ともども損害賠償責任が生じるだけです。つまり、この責任を果たせば、週刊誌やワイドショーが騒ごうが、他人からとやかく言われる筋合いはないことです。私も、芸能人の不倫騒動自体に大して興味はありません。

 

しかし、イメージが重要な芸能人の場合は、それだけでは済みません。イメージの悪化に伴い失うものが多すぎます。私が不思議に思うのは、なぜそれほどのリスクを冒して同じことを繰り返すのか、ということです。俳優の東出昌大さん、アンジャッシュの渡部建さん、ジャニーズの近藤真彦さん、不倫ではありませんが交通事故現場から逃げた伊藤健太郎さん。彼らは、多くのテレビコマーシャルや番組、映画、舞台などに出演していた人気芸能人です。その人気の源泉は、彼らの芸にもあるでしょうが、もっとも重要なのは、言うまでもなくイメージです。そのイメージの失墜により、彼らはその仕事のほとんどを失っただけでなく、損害賠償責任を負います。そして、今後もこれまでのような仕事を出来ることは非常に難しいと言われています。彼らとて、そういうことは想定出来たと思うのですが、それなのに何故?というのは素朴な疑問です。

 

単純な理由としては、いわゆる「勘違い」ということが考えられます。自分の人気を実力と勘違いして、何があっても大丈夫と思ってしまったのかもしれません。若くして人気者となり、周囲からもちやほやされ、それを諭す人も少なくなったように見える東出昌大さんや伊藤健太郎さんは、そうした面もあるかもしれません。

 

しかし、この二人とて、そうした要素はあったかもしれませんが、それだけとは思えませんし、渡部建さんや近藤真彦さんは、十分に大人で経験もあり、単なる「勘違い」とはとても思えません。では何故なのかと言うと、人間には、様々な「認知バイアス」があるからだと思います。バイアスとは、偏りとがゆがみということで、人間の思考、判断には、自分に都合良く物事を見たり、直近の出来事に左右されたり、さまざまな偏り、ゆがみがあるということです。何度も同じことが繰り返されているにもかかわらず、自分に都合が悪いことは見ずに、自分はこれまでも大丈夫だったので、大丈夫だろうという「認知バイアス」にはまってしまったのではないかと思います。

 

私は芸能人ではありませんし、不倫をするつもりもありませんが、認知バイアスは様々な場面で起こり得ることですので、こうした事例も単なるゴシップとして見るのではなく、他山の石としたいですね。

 

 

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コロナ禍の日本シリーズを前に…

2020年11月18日 13時22分36秒 | プロ野球・高校野球

今年はいつの間にかシーズンが終了してしまったという印象です。プロ野球に限らず、あらゆることがコロナの影響を受けた1年でした。

 

当然スタジアムでの観戦もありませんし、TV中継も見ませんでした。ニュースや、新聞記事も、去年までのチェックの仕方とは違って、どこか他人事、上の空といった感じでした。

 

そんな中でも、気になったこととしては、坂本勇人選手が2000安打を達成したことでしょうか。榎本喜八に次ぐ2番目の若さで、右打者では1番とのことです。しかし、榎本喜八は私も名前しか知らない選手であり、3番目はあの張本勲さんですから、どれだけすごいことかが分かります。坂本選手は体形もシュッとしたイケメンですから、アイドル的なもてはやされ方をしていたような気がしますが、考えてみれば、大きなケガもせず、激務のショートストップを務めていての達成ですから、本当にすごいですね。この先、どこまで行くかも楽しみです。

 

同じジャイアンツでは、エース菅野投手の連勝記録も心に残っています。この2人に岡本和真選手を加えた3人がジャイアンツの大黒柱ですが、名前もよく知らない若手も出てきて、ジャイアンツも育成の成果が出ているようです。ひと頃は、他球団の4番打者ばかりをかき集めるようなくだらない補強をやっていましたが、最近ではそうしたこともせず、ドラフトでクジを外してばかりですが、地道な育成が功を奏しているのかもしれません。

 

そのほかに気になったことといえば、若手選手の台頭ですかね。ジャイアンツの岡本と本塁打王を争った阪神・大山、ヤクルト・村上などホームランバッターが出てきたのはうれしいですね。最近メジャーリーグなどは、統計で野球をやっているようなところがありますが、やはり見ていて楽しいのは、誰も触れない打球を打つホームランバッターだったり、誰もかすらない速球を投げるピッチャーです。球技などのスポーツの醍醐味は、勝ち負けだけではなく、プレーの魅力にあります。かつて、ジャイアンツのファンだった頃、チームが負けても、王選手や松井選手がホームランを打ってくれれば、留飲を下げたものです。ほかにも、将来を担うロッテ・安田、藤原なども、伸びてきて、これからが楽しみです。一方、鳴り物入りで入団した清宮幸太郎は完全に伸び悩みですね。しかし、あの王さんも3年間は伸び悩み、4年目に一本足打法で飛躍を遂げました。清宮選手も何か変化が必要なのかもしれませんね。

 

あと、レギュラーではないのに足で抜擢され、ワールドプレミアで注目されたソフトバンク・周東選手が打撃も進歩を見せ、レギュラーに定着すると、次々に盗塁を決め、あの福本豊を抜く連続試合盗塁記録を作りました。この足も、魅せる野球の一つですね。まだ若いので、これからどれだけ走りで魅せるのか楽しみです。

 

来年は、彼ら若手が多くの観客の前で、のびのびとプレーが出来るようになっていてほしいですね。心からそう思います。

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糖質制限終了!

2020年09月20日 18時30分27秒 | Jog&Walk,Health

2018年7月頃から始めた糖質制限ですが、今年の5月末頃で終了しました。2年弱続けたことになります。

 

本で読んだすべての効果があったわけではありませんが、去年の夏の段階では、比較的良いことの方が多いと判断し継続の意思を持っていました(「健康診断結果!」)。

 

しかし、当初は調子が良かったお腹の具合がだんだん前と同じようになってきました。原因は分かりませんが、体が慣れてきてしまったのかもしれません。糖質制限でもっとも効果を感じていたことが、お腹の調子が良くなったことで、次が寝覚めが良くなったことですが、最大の効果が失われたことで、どっとモチベーションが落ちたことは否めません。

 

また、当初朝食は、ゆで卵とか、スクランブルエッグとか、目玉焼きなど、変化を付けるようにしていたのですが、面倒くさくなり、最終的には、低糖質の豆系中心のグラノーラにヨーグルトをかけて食べるようにしていました。しかし、これが味気ないんですよね。同じものばかり食べていると飽きてしまう動物は人間だけですが、なおかつ味がイマイチだと、明確な目的がないと長続きしません。そんなところで、モチベーションが落ちたら、一気にやる気がなくなります。

 

ということで、私は一旦決めたことはやり続けるタイプではあるものの、合理性も大事にする性格であり、当初の効果が失われたという合理性をとり、5月末であっさり終了となりました。

 

もう一つの効果だった寝覚めですが、糖質制限をしている時は、実は寝覚め以前に、寝付きの方がすごくて、かなりの確率でソファーで寝落ちをしていました。それが糖質制限をやめてからは、普通にベッドで寝るようになり、朝はそれまでと同じように良い寝覚めのままです。ということで、思うところあって始めた糖質制限をやめましたが、糖質制限を経て、結果的には、寝覚めが良くなったという成果が残っています(これもまた体が慣れて元に戻るのかもしれませんが)。

 

例年健康診断は5月頃に行われるのですが、今年は3密回避ということで、10月に延期されています。そこでの結果は昨年同様たぶん大きな変化はないと思います。コレステロールや中性脂肪関連の数値を変える変数として考えられるのは、「お酒」です。次なる仮説は、お酒をやめてみてどういう結果が出るかですが、これについては、なかなか踏み切る勇気がありません。

 

12年前に禁煙に成功しましたが、その時も禁酒しようとは露ほども思いませんでした。しかし、これが最後に残されたチャレンジかもしれません。今は出来る気がしませんが、いつかやろうと考えていれば、いつか実行する時が来るかもしれませんね。乞うご期待ください(何年後になるか分かりませんが)。

 

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